研究大学強化促進事業 B. 研究環境改革の取組 ①研究情報の積極的な国際発信 若手教員等ホームページ作成支援事業 概要: 若手研究者・女性研究者・外国人研究者を対象に、個人の情報発信プラットフォーム(ホームページ)の作成を 支援することにより、研究成果の国際的発信力を一層高め、大阪大学の研究力の強化を促進する。 本プログラムの特徴 長期にわたる(最短3年間)全 般的なサポートの実施: • 個々の研究者の目標を踏まえ、 情報発信手段としてのウェブ サイトの活用計画づくりを支 援する。 • 更新の負担が軽いなど、維持 する上での条件に応じたサイ トの設計を支援する。 • 目的に応じた内容の取捨選択 を支援する。 • 他の同世代の研究者のベスト プラクティスなどのノウハウ を提供する。 H25年 度 9 分野 9 名 若手 5 名 女性 4 名 H27年度 H26年度 H28年度 (平成28年度予定) 8 分野 8 名 若手 4 名 女性 4 名 6 分野 8 名 若手 5 名 女性 3 名 9 分野 13 名 若手 7 名 女性 6 名 文学,人間科学,医学,工学,理学,基礎工学などの 各研究科等から活用されています H25年度12月に当プログラムを開始して以来、研究者の声を反映させ、 支援を更に充実してきた。応募資格を「助教以上」から「特任も含む常 勤の教員」まで拡大した。 採択者の声 専門性の高い支援 文学系研究科若手研究者より HPを作成いただいたおかげで、私の研究や教育関連イベントをフェイス ブック、ツイッターなどで告知し、そのままホームページに引き込んで私 を知って貰う流れを作ることができています。とても役に立っています。授業 受講学生に対して休講などの速報をツイッターで流すことで、登録(フォ ロー)してもらって、イベント周知に利用するというかたちもできました。 本当にありがとうございます。 • 大学広報のウェブディレク ターとしての職業経歴をもち、 サイエンス・コミュニケー ションを理解し、研究アウト リーチ活動の学内OJTを担当す るURAが助言する。 工学系若手研究者より 研究者としての実績については(大阪大学)研究者総覧や Research Map などのサービスを利用して遅延無く正確に情報を発信すること、またホー ムページでは外部のサービスにストックできない情報を載せていくという ような使い分けのアイディアが新鮮だった。無理なく続けられて、効率のよ い情報発信ができるようになった。ありがとうございます。 外国人研究者へのサポート: • 英語での情報発信に関する相 談に対応する。 今後の展望 (平成28年10月更新) • 過去に採択された研究 者の希望に応じ「研究 者のためのホームペー ジ活用セミナー」を開催 する。 • 初期に採択された研究 者に対し、3年間の運 用を踏まえ、今後の展 開に関する相談に応じ る。 • 自分自身のウェブサイ トを設置することを検 討している若手研究者 に事 例集 と し て 活用 し てもらうことを目的に、 本事業で設置された ウェブサイトのポータ ルサイトを作成する。 • 本事業にかかる費用の うち、ウェブサイトの 制作コストに着目し、 費用対効果の高いサイ トを設置する方法を探 索する。事業そのもの の費用対効果をさらに 高める。
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