さ し の べ て あ な た の そ の 手 い ち は や く

広報ひた
連絡は匿名で行うことも可能です。
連絡者や連絡内容に関する秘密は守られます。
下記でも相談を受け付けています
■こども未来室家庭支援係☎ 8292(市役所1階)
■大分県西部保健所☎ 3133
■大分県日田警察署☎ 2131
■大分地方法務局日田支局☎ 2719
■大分県中津児童相談所☎0979-22-2025
※通話料がかかります。
8292(市役所1階)
こども未来室家庭支援係☎
市 長 コ ラ ム
坂の上の雲を探して
・
先月開催された、﹁リノベーションのまちづくり
講演会﹂では、全国でリノベーションによるまちの
再開発に取り組み、北九州市で設計事務所を営んで
いる嶋田洋平氏をお招きしました。祖母は日田市の
出身だそうです。
﹁地域の雇用創出と仕組みのデザイン﹂をテーマ
にまちづくりに取り組み、北九州市ではシャッター
街だった商店街の空きスペースに若い人たちが拠点
をつくり、都市型のビジネスやサービスを提供する
ことによって、新たな雇用や商店の開業が進んでい
ます。さらに、空店舗に悩む不動産オーナーに事業
提案する﹁リノベーションスクール﹂では、不動産
の再生を通じて街での新しいビジネスを生み出し、
エリアを再生することで300人ほどの雇用も生ま
れていると言います。
この講演会を聴講された多くの方は、身近な課題
の解決や具体的な事例と成果に、希望や可能性を感
じたことだと思います。嶋田氏が、講演会の中で強
く問うていたのが、補助金などに頼らず、自分たち
の力と知恵で﹁自分たちの街は自分たちでつくる﹂
﹁欲しい暮らしは自分でつくる﹂という﹁覚悟﹂が
あるのかということでした。
日田市においても、市街地の空洞化・衰退が懸念
されていますが、それらのことやモノを負の遺産で
はなく﹁資源﹂だと考えれば、﹁自分たちの街は自
分たちでつくる﹂フィールドとしては魅力的なこと
ではないでしょうか。
人口減少・少子高齢化社会など、これからは今ま
でに経験したことのない時代になると思います。
どんな時代が来るのかを待つのではなく、自分た
ちで創り上げることに挑戦できるチャンスだと捉
え、街をリノベーションしてみませんか。
あなたにとって、坂の上の雲はどんな雲ですか?
※リノベーションとは⋮古い建物の機能を今の時代に適
した在り方に変えて、新しい機能を付与すること。
編集/政策企画課シティセールス係 ☎(0973)23−3111 印刷/尾花印刷有限会社
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さしのべて
あなたのその手
いちはやく
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オレンジリボンには
子どもの虐待を防止するという
メッセージが込められています。