今週の倫理９８９号２０１６.８.６～８.１２のことばを掲載します。え・たむらかずみ身がそうではないか。いわゆる倫理これらは他人事ではない。自分自どれが本当なのかと戸惑わせる。な変化をみせたりして、いったい、面についても、長い間にはさまざままでいっても不変である。しかし、いても同様なのである。真理はどこ大にしては宇宙大自然そのものにつものについても言えることであり、実はこうした多面性は、人生その（『あなたは生命の元を見つけたか』より）である。高く大きく、味わい深くて面白いのマだ。多面的なのだ。だから人生はくあるまい。人生はまさにそのドラ善悪の面についても、健康不健康のたんに性格上の面だけではなく、丸山竹秋（一九二一 ― 一九九九）倫理」では、倫理研究所会長・かけることもある。案外頑固で、融通がきかず、迷惑を案外正直であったり、正直な人が、裏には欠点もひそむ。ずるい人が、短所の裏には長所があり、美点の丸山竹秋毎月第一週に配信する「今週の面だ多白か面いら的困らせた。りを発揮してテコでも動かず、皆をあるときには、とんでもない強情ぶもスナオだ」と思われている人が、何でもハイハイと受けるので「、とて意外にもたいへんな温情家だった。が現われ、いい気になったり、つけらため、改善に意を注げば、よい面うなということであり、生き方をあらわれて、他の面のあることを見失ということは、人の一面だけにと人生は変化する。失敗や、いろいろな面をもちながら、健康不健康などについても、成功や思想や行動や、そして暮らしむきや、考えは老いてから変わることもある。いのではなかろうか。り、嘆き悲しんだり、迷うことが多を見失って、争ったり、喜びすぎた面にとらわれることが多く、他の面かしながら、現実は今現われているらはあたりまえのことばかりだ。しつでも転落するということだ。これ上がったり、油断したりすると、いいことずくめ、喜劇ばかりでは面白いのだ。ドラマを見て、すべてがい反省し、緊張を新たにするから面白まった」「これではいけない」などとたついに失敗したという時点で「、し失敗するかもしれないと用心し、まりしていたのでは面白くはあるまい。広く人生全般にわたって成功ばか八月のテーマどう見るか「ケが」と言われている人が、その実、を続けている。「あんな口悪婆さんをした。そして自分は清貧の暮らしきた大金を、ポンと福祉施設に寄付てから、それまでケチケチとためてと言われていたある人が、年をとっ外れてすくないんだ。へんなやつ」なく、祝儀や香典なんかも並チだなァ。人に奢ったこともも事実であり、本当なのだ。いった具合ではないか。どれもこれ多いが、倫理的なところもある … とやかになったり … 。非倫理的な面も思うと憎んだり、また反省をして穏て、まじめに働きだす。愛したかと気をぬいたりする。しかし反省をしんで働こうとしても、つい怠けたり、的でない面も多々あるであろう。喜さてこの先はどうなることか。今や人間どもが勢力を誇っているが、恐竜どもが覇をきそっていた地球に、も、宇宙の変化の一つにすぎない。十億年先（？）の太陽系の消滅など十五億年前（？）の地球の誕生、五すべて長い間には変わっている。四この世に現われた面（現象面）は、人生もその通りである。若い時の