2016 年 11 月 4 日 受益者の皆さまへ アセットマネジメント One 株式会社 当社ファンドの基準価額下落について 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 当社が設定するファンドのうち下記ファンドの基準価額が本日大きく下落いたしましたので、お知ら せいたします。 【基準価額 5%超下落ファンド】 ファンド名 基準価額(円) 前日比(円) 中東・北アフリカ株式ファンド(愛称:アラビアン・ブルー) ニュー・ハイインカム・ポートフォリオ・ファンド (毎月決算/目標払出し型)メキシコペソ・6 ヵ月更新コース みずほジャパン・アクティブ・ストラテジー(通貨選択型) メキシコペソコース みずほジャパン・アクティブ・ストラテジー(通貨選択型) ブラジルレアルコース 下落率 4,944 ▲ 397 ▲ 7.43% 4,163 ▲ 223 ▲ 5.08% 7,131 ▲ 478 ▲ 6.28% 7,407 ▲ 405 ▲ 5.18% 次ページ以降に基準価額の変動要因となった主な市況の動向および今後の見通しについて記載してお りますのでご参照ください。 なお、上記ファンドにつきましては、今後の状況を注視しつつ運用を行ってまいりますので、引き続 き弊社投資信託をご愛顧頂きますようお願い申し上げます。 当資料は 4 枚ものです。P. 4 の「投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項」をご確認ください。 商 号 等/ アセットマネジメント One 株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 324 号 加入協会/ 一般社団法人投資信託協会、 一般社団法人日本投資顧問業協会 1 1. 市況の動向 (1) 日本株式 2日の国内株式市場は大幅に下落しました。11月8日に実施される米大統領選挙戦で、これまで優勢 とみられていたヒラリー・クリントン候補の私用メール問題が再燃したことを受け、世論調査によっ てはドナルド・トランプ候補支持が上回るなど、選挙の行方が一気に予断を許さない情勢となったこ とから、市場では先行き不透明感が急速に台頭しました。国内株式市場では、大統領選挙を翌週に控 えて投資家がポジションを解消してリスクを落とす動きが広がったことに加え、為替市場ではドルが 売られ円が買われる展開となったこともあり、ほぼ全面安の展開となりました。リスク回避の動きは 特に新興市場で強くみられ、東証マザーズ指数の終値は前日比▲3.37%と大幅安となりました。 (基準価額への反映を考慮して市場の動向を記載しています。) 【対象資産の主要指数の騰落率】 (単位:円) 終値 主要指数 前日比 騰落率 17,134.68 ▲ 307.72 ▲ 1.76% 1,368.44 ▲ 24.75 ▲ 1.78% 892.65 ▲ 31.10 ▲ 3.37% (11 月 2 日) 日経平均株価 東証株価指数(TOPIX) 東証マザーズ ※1 基準価額への反映を考慮して 11 月 2 日の値および 1 日比の騰落率を表示しております。 ※2 ブルームバーグのデータを基にアセットマネジメント One 作成。 (2) 為替 FBI(米国連邦捜査局)が民主党のヒラリー・クリントン候補への私用メール問題に関する捜査再開 を発表した事を受け、米国の大統領選に対する不透明感が高まったため、安全資産としての円が買わ れ、2 日に 1 米ドル 104 円台前半で推移していた米ドル円は 4 日時点では 103 円近傍での推移となりま した。 メキシコペソは 3 日、対円で急落しました。8 日投開票の米大統領選で、メキシコに対して批判的な ドナルド・トランプ候補が勝利する可能性が意識され、投資家が運用リスクを避ける姿勢を強めたこ となどから、メキシコペソは円に対して大幅に下落しました。 エジプト・ポンドは 3 日、対円で急落しました。これは、米ドルが対円で大きく下落したことに加 え、エジプト中央銀行がこれまで 1 米ドル 8.8 エジプト・ポンドに事実上固定していたエジプト・ポ ンドの対米ドル為替レートを暫定的に 1 米ドル 13 エジプト・ポンドに切り下げ、変動為替相場制に移 行する事を発表したためです。政治情勢の混乱やテロ事件の発生による観光客数の減少などを受けて 深刻な外貨不足に陥っている同国は、IMF(国際通貨基金)から 120 億米ドルの融資を受けること で 8 月に IMF と基本合意しましたが、融資の条件として通貨の切り下げを求められていました。今回 当資料は 4 枚ものです。P. 4 の「投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項」をご確認ください。 2 の切り下げはその条件を達成する為に実施したものとみられ、その結果 1 日に 1 米ドル 8.8 ポンド台 で推移していたエジプト・ポンドは 3 日時点では 13.7 ポンド台での推移となりました。 2. 今後の見通し (1)日本株式 少なくとも 11 月 8 日の米大統領選挙の結果が出るまでは、市場ではリスクを積極的にとる動きは限 定的になるものと考えられ、不安定な相場展開が続くと予想されます。加えて、仮にドナルド・トラ ンプ候補が選出される結果となった場合には、短期的にさらに市場が大きく混乱する可能性も想定さ れます。しかしながら、選挙が終わることで、徐々に市場では選挙前までの政治的不透明感の解消が 意識され、新大統領の打ち出す財政政策や米国経済の先行きに関心が移っていくのではないかと予想 します。10 月以降、米国の年内利上げを織り込む動きから為替が円安基調で推移し、外国人投資家の 日本株購入の動きも見られるなど市場環境好転の兆しも見られていることから、市場の不安定要因と なっている米大統領選挙、あるいは米国の利上げ動向などの不透明要素が今後消化されていく中で、 市場では徐々に安心感が醸成され、日本株は緩やかな上昇基調に転じるものと予想しています。 (2) 為替 エジプト・ポンドの変動為替相場制への移行や IMF による融資によってエジプトの外貨不足が和ら ぐとの期待から、3 日のエジプト株式市場は大きく上昇しました。同国は今後も持続的な経済成長に向 けた経済改革の進展が期待できるものの、同国政府や中央銀行の動向には注視していきます。 メキシコ・ペソについては、今後、米国大統領選の行方、FRB(米連邦準備制度理事会)の動向、 原油価格など不透明な要因が多く、しばらくは荒い値動きとなる可能性があります。 以上 ※ 前記の市場の動向は、過去の実績であり将来の運用成果等を保証するものではありません。また、今後の見通しは、 作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等により変更される場合があります。 ※ 日経平均株価(日経平均)は、株式会社日本経済新聞社によって独自に開発された手法によって算出される著作物 であり、株式会社日本経済新聞社は、日経平均自体及び日経平均を算定する手法に対して、著作権その他一切の知 的財産権を有します。本商品は、アセットマネジメント One 株式会社の責任のもとで組成・運用されるものであり、 株式会社日本経済新聞社は、本商品を保証するものではなく、本商品に関して一切の責任を負いません。 ※ 東証株価指数(TOPIX)及び東証マザーズ指数は、株式会社東京証券取引所(㈱東京証券取引所)の知的財産であ り、指数の算出、指数値の公表、利用など同指数に関するすべての権利は、㈱東京証券取引所が有しています。な お、本商品は、㈱東京証券取引所により提供、保証又は販売されるものではなく、㈱東京証券取引所は、ファンド の発行又は売買に起因するいかなる損害に対しても、責任を有しません。 当資料は 4 枚ものです。P. 4 の「投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項」をご確認ください。 3 投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項 【投資信託に係るリスクと費用】 ● 投資信託に係るリスクについて 投資信託は、株式、債券および不動産投資信託証券(リート)などの値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替リスクもあり ます。)に投資をしますので、市場環境、組入有価証券の発行者に係る信用状況等の変化により基準価額は変動します。このた め、購入金額について元本保証および利回り保証のいずれもありません。 ●投資信託に係る費用について [ご投資いただくお客さまには以下の費用をご負担いただきます。] ■お客さまが直接的に負担する費用 購入時手数料 :上限 4.104%(税込) 信託財産留保額:上限 0.5% 公社債投信およびグリーン公社債投信の換金時手数料:取得年月日により、1 万口につき上限 108 円(税込) その他の投資信託の換金時手数料:ありません ■お客さまが信託財産で間接的に負担する費用 運用管理費用(信託報酬):上限 年率 2.6824%(税込) ※上記は基本的な料率の状況を示したものであり、成功報酬制を採用するファンドについては、成功報酬額の加算 によってご負担いただく費用が上記の上限を超過する場合があります。成功報酬額は基準価額の水準等により変動する ため、あらかじめ上限の額等を示すことができません。 ■その他費用・手数料 上記以外に保有期間等に応じてご負担いただく費用があります。投資信託説明書(交付目論見書)等でご確認ください。 ※上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。 費用の料率につきましては、 アセットマネジメント One 株式会社が運用するすべての投資信託のうち、徴収するそれぞれの費用における最高の料率を記 載しております。 ※税法が改正された場合等には、税込手数料等が変更となることがあります。 【ご注意事項】 ●投資信託は、個別の投資信託ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リスクの 内容や性質が異なり、費用もそれぞれの投資信託により異なりますので、ご投資に当たっては投資信託説明書(交付目論見 書)をよくご覧ください。 ●当資料は、アセットマネジメント One 株式会社が作成したものです。 ●当資料は、情報提供を目的とするものであり、投資家に対する投資勧誘を目的とするものではありません。 ●当資料は、アセットマネジメント One 株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その内容の完全性、 正確性について、同社が保証するものではありません。また掲載データは過去の実績であり、将来の運用成果を保証するも のではありません。 ●当資料における内容は作成時点(2016 年 11 月 4 日)のものであり、今後予告なく変更される場合があります。 ●投資信託は、 1.預金等や保険契約ではありません。また、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。加え て、証券会社を通して購入していない場合には投資者保護基金の対象ではありません。 2.購入金額について元本保証および利回り保証のいずれもありません。 3.投資した資産の価値が減少して購入金額を下回る場合がありますが、これによる損失は購入者が負担することとなります。 当資料は 4 枚ものです。P. 4 の「投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項」をご確認ください。 4
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