情報提供資料 7-9月期の米国内総生産(GDP)について 2016年10月31日 今年7-9月期の米実質GDP成長率は2年ぶりの高い伸び 米国経済は今後も緩やかに拡大の見通し 図表1 7-9月期は前期比年率+2.9%成長 米商務省は10月28日に今年7-9月期の国内総生産 (GDP)速報値を公表しました。それによりますと、 7-9月期の実質GDP成長率は前期比年率+2.9%と、 1-3月期の同+0.8%、4-6月期の同+1.4%を上回り、 2014年7-9月期以来の高い伸びになりました(図表 1)。直近のエコノミスト予想(ブルームバーグ調 べ)では同+2.6%でした。 米実質GDP成長率と寄与度 2012年1-3月期~2016年7-9月期:四半期 (前期比年率、%) 6 5 4 3 2 1 0 個人消費支出、民間設備投資の底堅さに加え、輸出、 民間在庫投資の改善が成長を牽引 -1 内訳を見ますと、今年7-9月期には、①雇用所得環境 -3 -2 -4 の良好な推移などを受け、個人消費支出が同+2.1%と 12 堅調な伸びを示したほか、②民間設備投資が同+1.2% 13 14 政府支出 民間在庫投資 民間設備投資 実質GDP成長率 と2四半期連続のプラスとなり、③輸出も、今年1-3月 期の同▲0.7%、4-6月期の同+1.8%から同+10.0% へ大幅に拡大しました。また、④昨年4-6月期以降、5 15 16 (年) 純輸出 民間住宅投資 個人消費支出 出所:米商務省、データストリームのデータを基にアセットマネジメン トOneが作成 四半期連続でマイナスとなっていた民間在庫投資の寄 与度も同+0.6%ポイントのプラスに転じ、全体を押し 図表2 上げました。 米輸出の主要項目推移 (十億ドル) 2016年1月~2016年9月:月次 個人消費支出では自動車などの耐久財消費や医療な どのサービス消費が、民間設備投資では知財投資や構 140 造物投資の伸びが寄与しました。また、月次の貿易統 120 計を見ますと、輸出では7月に食料品輸出が急拡大しま 100 したが、8-9月には工業用原材料や消費財輸出、9月に 80 は資本財輸出など多くの項目が改善し、全体を押し上 60 げました(図表2)。 40 米国経済は、今後も緩やかに拡大の見通し 20 当社では、米国景気は、今後、①良好な雇用所得環 0 16/01 境、②財政支出増、③製造業の在庫調整一巡、さらに は、④エネルギー価格底打ちにより投資や輸出環境に 消費財 資本財 食料品、飼料、飲料 改善の兆しが見え始めていることなどから、緩やかに 拡大していくものと見ています。今年は前年比+1.5% 成長、来年は同+2.2%成長を予想しており、7-9月期 のGDP速報値は、こうした当社の見方に沿った数字で あったと考えています。 (2016年10月31日 16/03 16/05 16/07 16/09 (年/月) 自動車・同部品等 工業用原材料 その他財 出所:米商務省、データストリームのデータを基にアセットマネジメント Oneが作成 (注)米輸出は季節調整済み ※上記グラフは、将来の経済、市況、その他の投資環境にかかる 10時執筆) 動向などを示唆、保証するものではありません。 ※巻末の投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項を必ずお読みください。 商 号 等 / アセットマネジメントOne株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号 加入協会/ 一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 1 投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項 【投資信託に係るリスクと費用】 ● 投資信託に係るリスクについて 投資信託は、株式、債券および不動産投資信託証券(リート)などの値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替リ スクもあります。)に投資をしますので、市場環境、組入有価証券の発行者に係る信用状況等の変化により基準価額は 変動します。このため、購入金額について元本保証および利回り保証のいずれもありません。 ● 投資信託に係る費用について [ご投資いただくお客さまには以下の費用をご負担いただきます。] ■お客さまが直接的に負担する費用 購入時手数料 :上限4.104%(税込) 信託財産留保額:上限0.5% 公社債投信およびグリーン公社債投信の換金時手数料:取得年月日により、1万口につき上限108円(税込) その他の投資信託の換金時手数料:ありません ■お客さまが信託財産で間接的に負担する費用 運用管理費用(信託報酬):上限 年率2.6824%(税込) ※上記は基本的な料率の状況を示したものであり、成功報酬制を採用するファンドについては、成功報酬額の加算に よってご負担いただく費用が上記の上限を超過する場合があります。成功報酬額は基準価額の水準等により変動する ため、あらかじめ上限の額等を示すことができません。 ■その他費用・手数料 上記以外に保有期間等に応じてご負担いただく費用があります。投資信託説明書(交付目論見書)等でご確認ください。 ※上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。 費用の料率につきましては、アセットマネジメントOne株式会社が運用するすべての投資信託のうち、徴収するそれぞれ の費用における最高の料率を記載しております。 ※税法が改正された場合等には、税込手数料等が変更となることがあります。 【ご注意事項】 ●当資料は、アセットマネジメントOne株式会社が作成したものです。 ●当資料は、情報提供を目的とするものであり、投資家に対する投資勧誘を目的とするものではありません。 ●当資料は、アセットマネジメントOne株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その内容の完 全性、正確性について、同社が保証するものではありません。また掲載データは過去の実績であり、将来の運用成果を保 証するものではありません。 ●当資料における内容は作成時点のものであり、今後予告なく変更される場合があります。 ●投資信託は、 1.預金等や保険契約ではありません。また、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。加 えて、証券会社を通して購入していない場合には投資者保護基金の対象ではありません。 2.購入金額について元本保証および利回り保証のいずれもありません。 3.投資した資産の価値が減少して購入金額を下回る場合がありますが、これによる損失は購入者が負担することとなり ます。 2
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