入 札 公 告 - jamstec

入
札
公
告
一般競争入札について、次のとおり公告する。
平成28年11月4日
国立研究開発法人海洋研究開発機構
分任契約担当役
経理部長 池川 和彦
(公印省略)
1.競争に付する事項
(1)件
名 調査観測情報共有システム機能改修(TEAMS)
(2)納入期限 平成29年2月28日(火)
2.契約方式
総合評価落札方式
3.競争参加資格
平成28・29・30年度
全省庁統一競争入札参加資格 :
「役務の提供等」
4.必要書類等の提出場所等
(1)必要書類等の提出場所、契約条項を示す場所及び問合せ先
〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2番地15
国立研究開発法人海洋研究開発機構 経理部契約第1課 才善 主門
電話 046-867-9124 FAX 046-867-9125
(2)入札説明書の交付方法及び交付期間
機構ホームページに掲載の「入札説明書交付申請方法」により電子メールにて交付する。
平成28年11月4日(金)10:00~平成28年11月14日(月)17:00まで
(3)仕様説明会
無し
(4)必要書類の提出期限
平成28年12月5日(月)17:00
(5)入札及び開札の日時及び場所
平成28年12月19日(月)13:30
国立研究開発法人海洋研究開発機構 横須賀本部 本館1階 第2セミナー室
5.入札者に求められる義務
入札に参加しようとする者は、4.
(2)の入札説明書の交付を受けなければならない。
6.入札保証金及び契約保証金
免除する。
7.その他
(1)詳細については、
「入札説明書」による。また、入札に当たっては、上記に記載のほか、機構ホ
ームページ(http://www.jamstec.go.jp/j/about/procurement/index.html)で公表している「入
札参加者心得」を熟読し承知した上で入札に参加すること。
(2)本公告に関する仕様書を、機構ホームページ(http://www.jamstec.go.jp/bid/)で公表してい
る。
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仕
様
書
1. 件名
調査観測情報共有システム機能改修(TEAMS)
2. 概要
国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下「当機構」という。
)は平成 23 年度から東北マリ
ンサイエンス拠点形成事業(海洋生態系の調査研究)
(以下「TEAMS」という。
)を実施してい
る。本事業は東北大学や東京大学大気海洋研究所、当機構をはじめとする多数の参画機関の研究
者や関係者によって構成されており、本事業関係者が各種情報を共有するためのシステムを開
発・運用している。
TEAMS 調査観測情報共有システム(以下「本システム」という。)は、本事業に参画する研
究者や関係者が事業に関する情報、調査・観測に関する調査計画と調査報告、取得したデータの
付随情報となるメタデータ(以下、調査計画・調査報告並びにメタデータを合わせて「調査情報」
という。
)及び本事業であげられた成果概要を共有するためのシステムとして構築し、運用をし
ている。本システムを用いて効果的に情報を共有するためには、各種情報を登録する際の操作性
並びに登録情報の視認性を向上させる必要がある。
本件は、TEAMS 調査観測情報共有システムにおける利便性向上のための機能改修を行うもの
である。
3. 数量
TEAMS 調査観測情報共有システムアプリケーション
一式
4. 納入場所
神奈川県横浜市金沢区昭和町 3173-25
国立研究開発法人海洋研究開発機構
横浜研究所
指定場所
5. 納入期限
平成 29 年 2 月 28 日(火)
6. 仕様
(1) 情報共有機能改修
1) 掲示板におけるフォルダツリータブ、情報検索タブに表示される更新日時について、情報
内に投稿されるコメントの投稿日時を含めた最新の日時を表示すること。
2) 掲示板のフォルダツリーにおいて、利用者がアクセス許可メンバーに設定されているフォ
ルダで未読の情報がある場合は、未読情報があることがわかるような表示とすること。表
示方法については当機構担当者と協議の上決定すること。
(2) 調査情報画面改修
1) 調査計画、調査報告、メタデータの登録画面、確認画面及び詳細画面において、「実施年
度」、
「課題」、
「テーマ」、
「関連する調査計画」及び「調査タイトル」の関係がわかりやす
くなるように表示順や表組みを変更すること。表示方法については当機構担当者と協議の
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上決定すること。
2) 調査計画、調査報告、メタデータ、成果概要の登録及び更新画面において、内部調整での
保存や登録、更新を実施した際、また詳細画面で内部調整に戻したり外部公開の設定変更
を行ったりした際に、その処理後の遷移先を編集していた情報の詳細画面に変更すること。
3) 調査計画、調査報告、メタデータ、成果概要の内部調整設定画面、登録及び更新の際の外
部公開調整設定画面において設定及び設定を変更する際に、内部調整メンバー及び外部公
開調整メンバーへの通知メールの送信の有無を表示すること。表示箇所や内容については
当機構担当者と協議の上決定すること。
4) 調査計画、調査報告、メタデータ、成果概要の登録及び更新画面における「内部調整」ボ
タンの名称を変更すること。また内部調整設定画面のデフォルト設定を「下書き」の状態
とし、内部調整のメンバーとメール送信設定に切り替えられるようにするとともに、説明
文を変更すること。変更内容については当機構担当者と協議の上決定すること。
5) 調査計画、調査報告、メタデータ、成果概要に関する画面内に表示されるボタンや項目名、
文章等に記載の「外部公開」の表記やその説明文について変更すること。変更内容につい
ては当機構担当者と協議の上決定すること。
(3) メールサーバ構築
1) 共有システムサーバ上にメールサーバを構築し、本システムからの通知メールを配信する
こと。
(4) 実装要件
1) Web 環境
① 各画面について、利用上の操作性や情報の視認性を考慮して画面デザインや表示、画面
遷移、コンポーネントの利用などを検討し、画面内でのタブ切替えやポップアップウィ
ンドウ、ツールチップ、オーバーレイ等による表示を適用すること。また、検索時の条
件入力欄やデータ登録欄への入力例の表示、登録データの有無によるレイアウトのずれ
への対応などを行うことで、ユーザビリティの向上を図ること。
② TEAMS 関係者やデータ管理者が使用する Web インタフェースは日本語版とする。
但し、
登録する情報は日本語と英語があることを考慮し、情報の登録管理や閲覧が容易となる
ように工夫すること。
2) 動作条件
① ユーザが利用するブラウザ環境として、Internet Explorer 11.0 以上及び Microsoft Edge、
Firefox、Safari、Google Chrome のそれぞれ最新版を想定し、システムを正常に稼動さ
せること。なお、OS 環境として Mac OS X での Firefox や Safari、Google Chrome も
想定すること。
② 登録データ数の増加に伴った著しい検索速度低下など、性能劣化が発生しない方式で実
現すること。
③ クロスサイトスクリプティングや SQL インジェクション等の Web セキュリティ問題に
対し、十分に対策を行い、セキュリティホールがないようにすること。特にインターネ
ットからのアクセスに対して処理を行う Web アプリケーションについては細心の注意を
払うこと。
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(5) 適用範囲
1) 実装要件
① 本システムを十分に理解及び把握し、システム全体の整合性を損なうことなく、機能改
修を実施すること。なお、別紙 1 に示す本システム概要の他、理解及び把握のために必
要となるシステム設計書等の資料は閲覧可能であるが、当機構担当者の指示に従い、指
定された場所にて閲覧することとし、複写・複製は行わないこと。
② 受注者は本件で機能改修を行ったソフトウェアのインストールをオンサイトもしくは当
機構担当者から指示を受けた場所から実施すること。なお、システムの停止が必要な場
合には、当機構担当者と作業日時を調整し、システム停止時間を極力短くするよう工夫
すること。また、サービス停止の間のメンテナンス連絡ページ表示などを行い、利用者
に対して配慮すること。
③ 受注者は当機構関係者に対しオンサイトで運用に必要となる操作説明を行うこと。
④ 本件で発生した全てのデータ・成果物の所有権や著作権(著作権法第27条及び第28
条に規定する権利を含む。
)は機構に帰属し、受注者は機構に対し著作者人格権を行使し
ないものとする。なお、この限りでないデータ・著作物の発生が想定される場合には、
発生の前に当機構担当者と協議すること。
2) 開発環境・体制
① 受注側で開発環境及び実環境を踏まえた試験環境を構築すること。開発及び試験におい
て使用するダミーデータも受注者側で準備すること。なお、開発中のソフトウェアを当
機構からアクセスし、随時、動作確認が可能な環境を整備し、アジャイル開発を行うこ
と。
② 定期的に当機構担当者と打合せを行い、工程の進捗等を報告すること。また、定期的な
打合せの終了後、速やかに議事録案及びアクション管理表を作成し、当機構担当者の承
認を得ること。なお、計画を変更する必要がある場合には速やかに当機構担当者と協議
の上で変更できるものとする。
③ 本件を実施するにあたり、技術担当者を一名指名し、その者が設計、インストール等の
作業もしくは指示を行い、スムーズな構築を行うこと。また、その者が当機構担当者と
の技術的な打合せの窓口、当機構担当者の問い合わせ等への説明を行うこと。
④ 本件に関して、契約期間中に仕様書に記載されている内容以外に調査、分析、検討、実
施が必要な項目が発生、もしくは、発生が予見される場合には、早急に当機構担当者に
報告し、協議、調整を行うこと。
⑤ 本件に関する最新の技術動向情報や不具合情報について、当機構担当者に遅滞なく通知
すること。
7. 試験及び検査
(1) 本システムへのインストールや調整等を行う際は、必要に応じて別途提示された関係資料
を元に、受注者の負担により整備した試験環境において事前に総合試験を実施することと
し、現行システムの運用に支障を与えないよう配慮すること。
(2) 総合試験の実施に際し、当機構担当者からの質問、追加資料の提示等の指示や総合試験の
立ち合いに対応すると共に、修正及び改善要求があった場合には、これに応じること。
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(3) 本番環境へのインストール終了後、9.(4)に示すインストール作業計画書に記載した事後確
認作業内容を当機構担当者と共にチェックし、不具合がないことを確認すること。
(4) 本件で機能改修したソフトウェアが正常に動作すると共に連携システムに不具合がないこ
とを確認し、9.(3)に示す総合試験結果報告書及び 7.(3)で実施したインストール作業結果、
9.(7)に示す検査要領書を元に、当機構担当者の検査を受けること。
8. 保証及び保守
納入完了後 1 年間において、納入物品及び提出書類に瑕疵が発見され、当該瑕疵が受注者の
責に帰すべきものであると認められたときは、受注者の責任において無償で修補し、納入するこ
と。
9. 提出書類
(1) 契約締結後、受注者は速やかに作業計画書を電子媒体 1 部提出し、当機構担当者の承認を
得ること。作業計画書には、実施体制図、作業工程表、開発作業内容、開発システム環境
図を記載すること。
(2) 受注者は総合試験開始 2 週間前までに総合試験計画書を電子媒体 1 部提出し、総合試験開
始前日までに当機構担当者の承認を得ること。総合試験計画書には、開発範囲を含めたシ
ステム全体を網羅した動作やエラー検知に関する作業内容、確認項目を記載すること。
(3) 総合試験終了後、受注者は速やかに総合試験結果報告書を電子媒体 1 部提出し、インスト
ール作業実施前日までに当機構担当者の承認を得ること。総合試験結果報告書には、総合
試験計画書の試験項目に対する結果を記載すること。
(4) 受注者はインストール作業開始 2 週間前までにインストール作業計画書を電子媒体1部提
出し、インストール作業実施前日までに当機構担当者の承認を得ること。インストール作
業計画書には作業体制図、作業工程表、本システム環境図、事前準備作業内容、事後確認
作業内容を記載すること。
(5) インストール作業終了後、受注者は速やかに設計書等を紙媒体 2 部、電子媒体1部を当機
構担当者へ提出すること。設計書等は次に示す題名とし、その内容を記載すること。
1) TEAMS 調査観測情報共有システム設計書
ユースケース・画面定義・メッセージ定義・外部インタフェース定義・DB テーブル定
義・ER 図・処理フロー解説・プログラム解説を含むシステム設計における必要情報を記
載すること。
2) TEAMS 調査観測情報共有システム環境説明書
システム構成図・使用ミドルウェア構成表・OS 設定内容・ミドルウェア設定内容・イ
ンストール手順などシステム稼働に対する必要情報を記載すること。
3) TEAMS 調査観測情報共有システム運用手順書
ユーザ権限ごとに本システムを運用する際に必要となる操作手順を利用シーンごとに
記載すること。
(6) 受注者は当機構担当者から依頼があった資料については、
作成して完成図書に含めること。
(7) 受注者は検査の 2 週間前までに検査要領書を電子媒体 1 部提出し、検査前日までに当機構
担当者の承認を得ること。検査要領書には本仕様書の全ての項目内容及び適合を示す実装
内容を一覧にすること。また、補足説明資料(オンラインで検査できない項目がある場合)
を記載すること。
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(8) 電子媒体のみで提出する提出物及び 6.(5) 2)②に示す議事録は 9.(5)1)に示す TEAMS 調査
観測情報共有システム設計書の参考資料として紙媒体 2 部を再添付すること。
(9) 電子媒体は原則、電子メールでの送付の他、完成図書と合わせて、全て CD-ROM に保存
して提出すること。
(10)完成図書の電子媒体を保存した CD-ROM には、本システムソフトウェア(ソースプログ
ラム含む)一式を合わせて保存すること。なお、CD-ROM では容量が不足する場合には、
本システムソフトウェア一式を別の電子媒体に保存してもよい。
10. 守秘義務
(1) 本件を遂行する上で知り得た情報は、その機密を保持するものとし、本件の実施に従事す
る者に使用させる場合を除いて、第三者に開示又は漏洩してはならない。
(2) 当機構担当者から提供を受けた機密情報は、
本件の目的の範囲内でのみ使用するものとし、
複製や改変、第三者への開示が必要な場合には、事前に当機構担当者の承諾を得ること。
11. 個人情報の取扱いに係る業務の有無
有り
12. その他
(1) 作業にあたっては、当機構担当者の指示に従い必要な場所以外には立ち入らないこと。
(2) 本仕様書の内容に疑義を生じた場合は、当機構担当者と協議の上で決定すること。
※本仕様書中の「別紙」については、入札説明書の交付時に配布致します。