“⼤和投資信託”ツイッター @DaiwaAM 情報提供資料 2016年10月31日 No. 202 米国リート『7-9月期』の業績動向 ~好調な決算続く~ 1株FFO * 総収入 銘柄名 セクター エクイティ・レジデンシャル 集合住宅 0.78㌦ (- 12.4%) 0.77㌦ -13.0% 96.0% (-0.2%) アバロンベイ・コミュニティーズ 集合住宅 2.07㌦ (+ 7.3%) 2.08㌦ + 8.6% 95.2% (-0.1%) ボストン・プロパティーズ オフィス 1.42㌦ (+ 0.7%) 1.43㌦ - 0.7% 89.6% (-1.7%) SLグリーン・リアルティ オフィス 1.68㌦ (- 1.8%) 1.55㌦ - 3.6% 97.5% (+0.2%) サイモン・プロパティー・グループ 商業施設 2.70㌦ (+ 6.3%) 2.68㌦ + 2.8% 96.3% (+0.2%) (前年同期比) 市場予想 (前年同期比) 入居率(前年比) マンハッタン地区 * FFOとは:リートが賃料からどれだけの現金収入を得ているかを示す数値で、リートの収益力を示す指標。前年との比較のため継続事業ベースに調整。 集合住宅セクター エクイティ・レジデンシャル ~全米最大の集合住宅リート ~ 過去の非中核物件の売却で営業収益が減少したことから、7-9月期の1株FFOは前年比でマイナスとなったものの、既存 保有物件からの収益は前年比+3.4%と底堅い伸びが続いている。 経営陣から『都市圏の力強い賃貸住宅需要から入居率は96%と高水準を維持している。足元、賃金の上昇圧力の 高まりが垣間見られ、これは賃貸住宅ビジネスにとって非常によい兆候だ。』と伝えられた。 アバロンベイ・コミュニティーズ ~全米第2位の集合住宅リート~ 7-9月期の決算は堅調な結果となったが、中長期的にも賃貸住宅市場は良好な状態が続くとの見解が経営陣から伝 えられた。ライフスタイルの変化から持ち家比率の低下が続いており、今後も賃貸住宅需要の押し上げに寄与する見通しだ。 同社は物件取得を継続するとともに財務体質の改善に取り組んでいる。10月6日、Moody’sはその強固なバランスシート を評価し、格付けをBaa1(BBB+相当)からA3(A-相当)に格上げした。 オフィス・セクター ボストン・プロパティーズ ~全米最大手のオフィス・リート~ 7-9月期の1株FFOは$1.42と、会社予想のレンジ($1.40-$1.42)の上限いっぱいとなる良好な結果となった。同社は今 決算を受けて、2016年通年の1株FFO見通しを中央値で$0.03引き上げた。2016年に入って毎期、上方修正が行 なわれている。 ロサンゼルスにあるコロラドセンターを新規に取得したことが影響して、入居率は89.6%まで低下した。しかし、同物件を含めた 2016年の新規取得物件は2017年の営業利益を$1,800万~$3,000万押し上げる見通しである。 SLグリーン・リアルティ ~マンハッタン最大手のオフィス・リート~ 一部小売の破綻などが影響し7-9月期の1株FFOは前年比で微減となったものの、市場予想($1.55)を8%超上回る 結果となった。また、7-9月期はマンハッタンで41件の契約を締結し、前賃料から平均で28.6%上昇するなど既存物件の 収益性が大きく高まっている。 NYオフィス市場における供給増加が一部で懸念されているが、経営陣は『供給の増加は市場が良好であることを示してお り、雇用の増加が続く限り空室率の水準は低下するだろう。』とみている。同社の入居率は97.5%(空室率は2.5%)と 非常に高い水準にある。 商業施設セクター サイモン・プロパティー・グループ ~全米最大の商業施設(ショッピング・モール、アウトレット)リート~ 同社の想定を上回る堅調な業績が続いており、決算ごとに2016年通年の1株FFO見通しは上方修正がされている。 その結果、当初$10.70-$10.80だった見通しは$10.85-$10.87まで拡大している。 過去1年間の契約更新時における賃料の伸びは+10.9%と2桁成長を記録した。『我々の96%超という高水準の入 居率は、他の商業施設と比べロケーションに優れていることを示しており、このことは今後も堅調な賃料の伸びを支えるだろ う。』と経営陣から伝えられた。 当ページに記載している銘柄は、米国リートの代表銘柄であり、個別企業の推奨を目的とするものではありません。 (出所)ブルームバーグ、各決算発表データより大和投資信託作成 ※次ページの「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧下さい。 (1/2) 投資信託の留意点 以下の記載は、金融商品取引法第 37 条により表示が義務付けられている事項です。お客さまが実際にご購入される個々 のファンドに適用される費用やリスクとは内容が異なる場合がありますのでご注意ください。ファンドにかかる費用の項 目や料率等は販売会社や個々のファンドによって異なるため、費用の料率は大和投資信託が運用する一般的なファンドの うち、徴収するそれぞれの費用における最高料率を表示しております。また、特定ファンドの取得をご希望の場合には、 当該ファンドの「投資信託説明書(交付目論見書)」をあらかじめ、または同時にお渡しいたしますので必ずご覧いただき、 投資に関する最終決定はお客さまご自身の判断でなさるようお願いします。 お客さまにご負担いただく費用 ファンドのご購入時や運用期間中には以下の費用がかかります。 直接的にご負担いただく費用 購入時手数料 料率の上限は、3.24%(税込) です。 換金手数料 料率の上限は、1.296%(税込) です。 信託財産留保額 料率の上限は、0.5%です。 保有期間中に間接的にご負担いただく費用 運用管理費用(信託報酬) その他の費用・手数料 費用の料率の上限は、年率2.1816%(税込) です。 監査報酬、有価証券売買時の売買委託手数料、先物取引・オプション取引 等に要する費用、資産を外国で保管する場合の費用等を信託財産でご負 担いただきます。 (その他の費用・手数料については、 運用状況等により 変動するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。 ) ※ 手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。 ※ ファンドにより異なりますので、 くわしくは販売会社にお問合わせください。 ※ 詳細につきましては、 「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。 ファンドのリスクについて ファンドは値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は大きく変動します。したがって、投資元本が保証 されているものではありません。信託財産に生じた利益および損失はすべて投資者に帰属します。投資信託は預貯金 とは異なります。また、新興国には先進国とは異なる新興国市場のリスクなどがあります。リスクの要因については、 ファンドが投資する有価証券等により異なりますので、お申込みにあたっては、ファンドの「投資信託説明書(交付 目論見書) 」をご覧ください。 当資料のお取扱いにおけるご注意 ◆当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的として 大和証券投資信託委託株式会社が作成したものであり、勧誘を目的とした ものではありません。投資信託のお申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする「投資信託説明書(交付目論見書) 」の内容 を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。 ◆当資料は信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。運用実 績などの記載内容は過去の実績であり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。記載内容は資料作成時点のものであ り、予告なく変更されることがあります。 販売会社等についてのお問合わせ フリーダイヤル 0120-106212(営業日の9:00∼17:00) ホームページアドレス http://www.daiwa-am.co.jp/ (2/2)
© Copyright 2024 ExpyDoc