粉石けんの作り方(PDF:152KB)

★準備するもの
廃食用油 :
20リットル(不純物の入っていない食用油)
苛性ソーダ: 3.8キログラム(取扱い注意!)
ソーダ灰 :12.5キログラム
水
:9リットル(施設の水道水をお使いください)
作業服装 :長袖、長ズボン(汚れてもいいもの)
作業備品 :マスク、ゴム手袋、防護メガネ、雑巾など
※石けんを製作する各団体でご準備ください。
★粉石けんの注意事項
○苛性ソーダは、肌にふれると火傷します。
※長そで、長ズボンで作業しましょう。
○苛性ソーダ水溶液を作るときは、バケツに水を入れてから苛性ソーダを少し
ずつ静かに入れましょう。
○苛性ソーダ水溶液を作るときに熱が発生します。また、ガスも発生するので、
吸い込まないこと。
※マスクを忘れずに。
○作成中は、素手でさわらないこと。
※作業中は、ゴム手袋を着用しましょう。
○完成した粉石けんは、強アルカリ性です。2週間程度乾燥させる必要があり
ます。木製パレットをご利用ください。
★粉石けん作りの手順
1 廃食用油 20 リットルを用意してください。
2 廃食用油を製造機の中に入れ、撹拌を始める。
※油かすなど、不純物が入らないよう注意すること。
3 点火して、70~80度になるまで加熱する。
4 苛性ソーダ水溶液を作る。
(水3リットルに苛性ソーダ0.5キログラム)
5 少しづつ、ゆっくりと苛性ソーダ水溶液を製造機に入れていく。
6 水溶液がなくなったら、次の苛性ソーダ水溶液を作る。
(水3リットルに苛性ソーダ1.5キログラム)
7 少しずつ、ゆっくりと苛性ソーダ水溶液製造機に入れていく。製造機の中
が徐々にプリン状になっていく。
8 水溶液がなくなったら、次の苛性ソーダ水溶液を作る。
(最後は、水3リットルに苛性ソーダ1.8キログラム)
9 少しずつ、ゆっくりと苛性ソーダ水溶液製造機に入れていく。製造機の中
が徐々にプリン状になっていく。
10 苛性ソーダ水溶液がなくなったら、水分がなくなるまで加熱・撹拌を続
ける。
11 水分がなくなったように見えたら、ソーダ灰(12.5キログラム)を全
体にかかるよう、ゆっくりと撹拌しながら製造機に入れる。
※ソーダ灰を吸い込まないように注意する。
12 全体が、「こふき芋」みたいになったら出来上がり。火を止める。
13 粉石けん製造機にかけて、粉状にしていく。
※素手でさわらないこと。粉砕機が詰まらないように注意すること。
14 粉状になった石けんは、強アルカリ性のため、パレットで2週間程乾燥す
る。
15 使用したバケツなどの用具を水洗いして、次に使用する人のためにきれい
にしておきましょう。これで以上です。お疲れ様でした。
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