中小企業診断士第2次試験 解答例 平 成 28年 度 中 小 企 業 診 断 士 第 2 次 試 験 事例Ⅳ 第 1 問 ( 配 点 25 点 ) (設問1) (a) (b) 147.36( % ) ② 売上高特別損失比率 5.96( % ) ③ 有形固定資産回転率 1.77( 回 ) ① 固定長期適合率 (設問2) 原 因 は 、 新 社 屋 の 投 資 資 金 を 短 期 借 入 金 で 賄 っ た こ と に よ る 長 期 支 払 能 力 の 低 下 、 創 作 料 理 店 の 営 業 不 振 に よ る 減 損 損 失 の 計 上 と 店 舗 効 率 性 の 低 下 で あ る 。 第 2 問 ( 配 点 35 点 ) (設問1) (単 位 : 百 万 円 ) 39 税引前当期純利益 減価償却費 ( 36) 56 減損損失 営業外収益 ( △ 8) 営業外費用 ( 20) 売上債権の増減額 ( △ 1) 棚卸資産の増減額 ( △ 3) 仕入債務の増減額 ( その他 小計 利息及び配当金の受取額 利息の支払額 法人税等の支払額 営業活動によるキャッシュフロー 3) 13 ( 155) − △4 △ 35 ( 116) 1 資格の大原 中小企業診断士講座 中小企業診断士第2次試験 解答例 (設問2) ① 土地 建物・器具備品 当初投資 (a) 金 額 − 320 (b) 6 年後売却価値 1 年後の投資 6 年後売却価値 現在価値 金額 現在価値 金額 現在価値 金額 現在価値 − 320 320 226 − 470 − 443 375 264 − 320×1 = − 320 − 470×0.9434≒ − 443 減 価 償 却 し な い の で 簿 価 320 470− 19×5 年 = 375 320×0.7050≒ 226 375×0.7050≒ 264 ② (a) (b) 69 百 万 円 以 上 毎 年 の キ ャ ッ シ ュ フ ロ ー を X と お く と 、 4.9173X− 0.9434X= 320− 226+ 443− 264 よ っ て 、 X≒ 69 第 3 問 ( 配 点 15 点 ) (a) 貢 献 利 益 = 限 界 利 益 − 個 別 固 定 費 = 49− 40= 9 百 万 円 店 舗 を 廃 止 す べ き で な い 。 理 由 は 、 全 体 利 益 (b) の 減 少 、 発 生 回 避 不 能 な 共 通 固 定 費 の 一 部 を 回 収 で き な く な る た め。 第 4 問 ( 配 点 25 点 ) (設問1) 収 益 面 で は 営 業 時 間 外 で も 予 約 の 受 付 が 可 能 と な る た め 機 会 利 益 が 得 ら れ る 。 費 用 面 で は 送 客 手 数 料 と 予 約 管 理 費 が 新 た に 発 生 す る 。 (設問2) (a) ① 860 百 万 円 ② 18 百 万 円 ( 低 下 ) ③ 10 百 万 円 ( 低 下 ) (b) 固 定 費 430÷限 界 利 益 率 ( 560÷1,120) = 860 固 定 費 426÷限 界 利 益 率 ( 566.72÷1,120) ≒ 842 842− 860= − 18 固 定 費 430÷限 界 利 益 率 ( 566.72÷1,120) ≒ 850 850− 860= − 10 2 資格の大原 中小企業診断士講座
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