資料7-1-2 第14回制度・地方行財政WG説明資料 平成28年10月27日 国土交通省 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 下水道事業の広域化の推進 ○下水道事業の広域化については、複数市町村等による処理区の統合、下水汚泥の共同処理、維持管理業務の 共同化、ICT活用による集中管理などの効率的な運営に資する取組を進めているところ。 ○こうした取組を更に促進するため、平成27年5月に下水道法を改正し、複数の下水道管理者による広域的な連携 に向けた協議の場として、協議会制度を創設。 ○平成28年8月には大阪府内の4市町村(富田林市、太子町、河南町、千早赤阪村)が、全国初の協議会を設置。 ○今後とも、国として、協議会の活用を含め、広域化の取組を支援。 ○ 取組の例 ②下水汚泥の共同処理 ①処理区の統合 T 現 況 :処理場 :ポンプ場 P 単独公共 下水道等 汚水処理集約化のイメージ ③維持管理業務の共同化 A市 ④ICT活用による集中管理 発注 処理区の結合 処理区 処理区 処理区 T T 処理区 B市 T P 発注 T 民間事業者 C町 発注 ○協議会制度の創設(下水道法改正) 社会資本整備総合交付金において、広域化に向けた 計画策定に対する支援についてH29概算要求中 平成28年8月に設置された 全国初の協議会 都道府県構想の見直しによる効率化 ○都道府県構想の見直しの実施状況 汚水処理施設については、下水道、農業集落排水施設、浄化槽等の役割分担を定めた都道府 県構想に基づき計画的に整備を進めているところ。 各都道府県は、平成26年1月に国交省、農水省、環境省が共同で策定した「持続的な汚水処理 システム構築に向けた都道府県構想策定マニュアル」に基づき見直しを行っているところ。 構想の見直しにあたっては、施設の改築・更新の予定、将来人口の減少等の状況を踏まえ、汚 水処理施設の統廃合や効率的な運営管理手法等を検討。 平成27年度末で、9都府県で構想の見直しが完了。(平成30年度末までに全都道府県で完了予定) ■汚水処理事業連携のイメージ (B地区処理場更新より接続管整備が経済的な場合) ・人口が減ることにより処理場に余裕が出来る ・他の地区からの受け入れが可能となる ・処理場2箇所の場合(更新費、維持管理)と処理場1箇所(維持管理)の場合の 費用比較により統廃合を検討 -都道府県構想の見直し事例- 山形県において、平成27年度に都道府県 構想の見直しを実施 → 見直しの結果、人口減少や施設の老 朽化に対応するため、事業の効率化を 図り、17市町村で農業集落排水の統 合や下水道への接続等を計画
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