第29回 - 筑波大学

筑 波 大 学
人間系コロキアム
人間系コロキアム
楽観主義と悲観主義の役割
第2 9 回
2016年
1 1 月9 日( 水 )
12:15∼13:15
文科系修士棟
8B210
学 群 生 、院 生 を 問 わ ず
学 生 の 参 加 も 歓 迎し ま す
共催
人間学類35周年記念事業
お問い合わせ
人間系研究戦略委員会
(コロキアム運営担当)
[email protected]
講師:外山 美樹
筑波大学人間系心理学域准教授
良い結果を期待する傾向を「楽観主義」,
悪い結果を予期する傾向を「悲観主義」と
言います。これまで心理学では,楽観主義
が適応的で,悲観主義が不適応的だと考え
られてきました。楽観主義の研究で著名な
心理学者であるセリグマンは,楽観主義者
は健康状態が良く,感染症にかかりにくく,
パフォーマンスが高い一方で,悲観主義者
は無気力で希望を失いやすく,簡単にあき
らめてしまうため,能力以下の成績や業績
しかあげられないことを実証的に確認し,
「オプティミスト(楽観主義者)は成功す
る」と述べています。果たしてそれは真実
なのでしょうか?本講演では,発表者がこ
れまでやってきた実証的研究を紹介しなが
ら,楽観主義と悲観主義の機能について考
えていきたいと思います。
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