湯本高校 保健室 平成28年10月 制服の衣替えで学校の中も秋らしい雰囲気になってきました。日が暮れる時間も早くなってきま したね。夕暮れ時は交通事故も起こりやすい時間帯です。下校時はじゅうぶん気をつけてください。 また、朝晩の冷え込みが厳しく日中との寒暖差が大きいこの時期、まずは基本の生活習慣を大切 に、睡眠、食事をしっかりとって健康管理に気をつけて、体調を崩さないようにしてくださいね。 感染症が流行る季節になってきました。福島県の感染症情報収集システムでは、いわき地区でインフルエン ザの報告が出ています。 どんな感染症でも予防の基本は、 うがい、手洗い、マスクの着用です。 自分を守るため、相手にうつさないために、各自が気をつけることが大切です。 <インフルエンザの予防接種について> 医療機関によって多少の違いはありますが、10月から予防接種を開始しています。予防接種は、接種後 2週間くらいから効果を発揮して、効果は5ヶ月程持続するので早めに打っておいた方が安心ですね。予 防接種を受けたい人は、受診予定の病院に事前に電話連絡をして確認してから行くようにしましょう。 疲れに甘い食べ物は効果的? 疲れた時、甘いものが欲しくなりませんか?気分転換にもなりますし、ホッと一息、疲れもとれる 気がしますよね。でも甘いものは本当に疲労回復に効果的なのでしょうか? 甘いものは実は「体の疲れ」ではなく「脳の疲れ」にとても効果的です。疲れると甘いものが食べ たくなりますが、それは肉体が疲れたというよりは勉強やデスクワークで脳が疲れたからです。 脳のエネルギー源はブドウ糖だけですが、体にためておくことができません。1時間に5グラムの ブドウ糖を消費する脳。「疲れて頭がはたらかないなぁ」と感じたら甘いものをひとくち。すばやく 脳にエネルギーが届いて頭のはたらきが戻ってきます。 体の疲れには甘いものよりも炭水化物。特におすすめの食べ物は、玄米・胚芽米・全粒粉 (小麦を皮ごとつぶして粉にしたもの)パン。これには炭水化物をエネルギーに変えてくれる ビタミンB1が豊富なので、白いご飯や通常の小麦粉のパンよりも効果的に疲労を回復し てくれます。 せっさたくま 仲間・ライバルとともに切磋琢磨しよう!! 目標に向かって頑張っていても、頑張り続けたり、努力し続けていくのはつらかったり、つまらな くなったりしますよね…。でもつらい時に励ましてくれる仲間や、絶対負けたくないライバルがいる と、ひとりの時にはでてこない「あと一歩」が出てくるのではないでしょうか?その「一歩」がや がてみなさんの実力となって必ず身につくと思います。 人間の意志はそんなに強くはありません。うまくいかずに途中で立ち止まったり、あきらめたり… いろいろな事がこれからみなさんの身に起こるはずです。でもそれは、ひとりの人間として試行錯誤 しながら目標達成や課題克服のために頑張っている途中でのことなので仕方のないこと。 ただ、大切なのはその後に「もう一度前を見られるか」「そこから一歩前に進めるか」ではない でしょうか。そんな時、感動を分かち合った仲間の存在は次の一歩を踏み出す力となって背中を押し てくれるでしょう。 これからも試合や試験、大会などイベントがたくさんありますが、結果が一番では なくても自分で「成長できた!!」という喜びをみなさんに実感してほしいと思います。 涙 は 心 に と って 大 切 !
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