「カタール フレンド基金」応募に関する質問と回答(Vol.1) 項目 1. 事業の目的について No. 質問 回答 (なし) 2. 支援対象プロジェクト、支援対象事 業実施団体について 2.1 支援対象プロジェクト要件について 2-1-1 検討中のプロジェクトは、「健康(放射線から子どもを守 る)」と「教育(子どもたちに運動教育を行う)」の二つの分 野を含んでいる。 二つの分野を含む提案も対象となるのか。 応募条件には当てはまります。 どちらの分野により重点を置いているかご判断頂き、分 野の選択をお願いします。 ただし、プロジェクトの段階に応じて対象分野が変化する ことは注記してください。 2-1-2 建物全体は復興交付金事業の対象で整備予定だが、そ カタールフレンド基金による整備部分と復興交付金事業 の建物の一部分をカタールフレンド基金で支援頂きたい。 による整備部分が密接不可分なプロジェクトであるため、 支援対象事業となり得るか。 空間的、機能的に独立したものとはみなされないため、対 象外となります。 2-1-3 ある工場が、国の補助金を受け建設中だが、その工場に 隣接する施設の建設については、国の補助金事業に該 当せず、建設資金の目途が立たない。 この場合、工場に隣接する施設の建設は「他の助成を受 けない、本基金のみの支援で進められるプロジェクトであ ること」に該当するのか。 支援対象プロジェクトに該当し応募可能です。 独立したプロジェクトになるようにご留意ください。 「独立性」の概念は、プロジェクト会計、機能、空間配置な どを包含するものです。 わかりやすく言えば、カタール側が「これが我々の支援し たプロジェクトです」と(ビジュアルも含め)言える必要があ ると考えます。 ご質問の「工場に隣接する施設」が独立したプロジェクト であるかどうか、詳細の提案内容を拝見して判断します が、趣旨ご理解のうえご提案をご検討ください。 2-1-4 建設を伴うプロジェクトの場合、支援期間内に運営まで含 説明会では色々申し上げましたが、要は「建築を伴う事業 むスケジュールでの提案が望ましいとの説明があった。 では、2014年12月までに完工し、供用開始される必要が 施設建設からはじめるプロジェクトの提案であるが、対象 ある」ということです。 となるか。 2-1-5 建設を開始する以前に発生した経費も本基金の対象とな 契約を締結してからの経費が対象となります。 るか。 例えば、物件を確保するために必要な保証金や契約金、 人件費や必要経費である。 2-1-6 現在、代表提案者の法人化に向けての申請を提出してい 応募参加表明書提出時点で、法人格を有していない場合 るが、将来的に法人化する予定の団体でも応募は可能 は、支援対象事業実施団体要件を満たしません。 か。 2-1-7 自治体が代表提案者の場合、すでに自治体内で予算化 そのような条件はありません。 されたプロジェクトでなければ採択されないか。 2.2 支援対象事業実施団体要件について 2-2-1 要件に基金の受領が法人税の課税対象とならない法人と 本基金の受領が法人税の課税対象とならないことが条件 あるが、一般社団法人・一般財団法人は対象となるか。 であり提案団体においてこの条件に合致するかご確認の 一般社団法人、一般財団法人の共同事業として提案を考 うえ、ご提案下さい。 えている。 本条件の趣旨は、本基金による支援が全て提案事業実 施に供されることであり、これを満たすことが可能であれ ば問題ありません。 2-2-2 来年4月以降、非営利型の一般社団法人へ移行予定であ 本基金の受領が法人税の課税対象とならないことが条件 る。 であり提案団体においてこの条件に合致するかご確認の この場合、代表提案者として応募できるか。 うえ、ご提案下さい。 本条件の趣旨は、本基金による支援が全て提案事業実 施に供されることであり、これを満たすことが可能であれ ば問題ありません。 2-2-3 団体として過去に類似プロジェクトの実績はないが、この 審査対象としますが、提案プロジェクトの遂行に寄与する 団体に属する個人としては豊富な経験を有している。 類似プロジェクトの実績に当るかどうかは、総合的に審査 この場合、実績があると認められるか。 します。 2-2-4 自治体のコミットメントとは、具体的にどこまで求められる 自治体の実質的な関与は必須ですが、プロジェクトが的 のか。 確に遂行されることが重要であって、自治体の役割の範 例えば、提案プロジェクトを理解し推薦は可能だが、土地 囲や深さは特段の基準を設けておりません。 の無償譲渡等の支援は難しいと想定している。 2-2-5 提案プロジェクトは都道府県と協力しながら行っているも 実際に活動を展開する地域との協力、連携は必要と考え のであり、既に自治体の支援を受けている状況にある ます。 が、それであっても様式5の提出は必要か。 様式5の提出をお願い致します。 2-2-6 プロジェクトへの自治体のコミットメントについて、子どもた 位置づけて、結構です。 ちの教育分野では、教育委員会を自治体として位置づけ てよいか。 3. 支援予定額について (なし) 項目 No. 質問 4. 応募に当たっての確認事項について (なし) 5. 支援対象プロジェクトの選定について (なし) 6. 審査基準について (なし) 7. 応募方法について 7-1 応募参加表明書はメールで提出とのことだが、原本でな 提出はPDF化したもので結構です。 いPDF化したものでよいか。 8. 応募書類提出に関するスケジュール について (なし) 9. 支援対象となる事業実施団体の責務 について (なし) 10. 提案様式の作成について 回答 10-1 「提案プロジェクトの概要」2ページ以内、「提案プロジェク 現在、英文申請書において、単語数の制限を行っていま トの内容」全体で3ページ以内、また、200文字以内など すが、ページ数の制限のみ、遵守いただければ結構で の申請書作成の留意点については、英文においても同様 す。 である。 この場合、英文申請書作成のページ数、字数に準ずる と、日本語申請書はかなり圧縮されることになると思う が、英文申請書のページ数、字数等は同様に遵守事項 か。 10-2 「Ⅰ.提案プロジェクトの概要」の、「プロジェクト実施地 結構でございます。 区」の自治体名が数十自治体におよぶ場合、自治体名を 別紙で添付してよいか。 10-3 様式5の推薦書の押印について、自治体職員の個人的な 印の種類とか、ご担当の役職には敢えて合否の基準を設 私印の場合、自治体の推薦とみなされないか。 けません。 提案の内容と一体的に、実質的な自治体関与があるかど うかを、判断させていただきます。 10-4 自治体の推薦状に「社会福祉協議会」が含まれるか。 社会福祉協議会は、社会福祉法第61条(事業経営の準 則)第1項第2号において、『国及び地方公共団体は、他 の社会福祉事業を経営する者に対し、その自主性を重ん じ、不当な関与を行わないこと。』とされていること、また、 社会福祉法人審査基準においても、『関係行政庁の職員 は、市町村社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会の 役員となることができる。ただし、役員の総数の五分の一 を超えてはならない。』とあり、この規定は「関係行政庁が 社協を支配する事態を避ける趣旨(厚労省審議会資料よ り)」であることなどを総合的に勘案し、事務局が想定して いる「自治体推薦」の対象としては含まないこととします。 ※実態として、社協は行政区ごとに設置され、行政の委 託事業を展開しているところも多く、自治体の首長が社協 の会長等を兼務している場合もあり、市町村の一機関とし ての扱いがされることもありますが、本事業においては 「自治体」ではないと整理します。 11. その他について 11-1 提案採択後、計画遂行のためのポイント等について、事 務局からアドバイス、サポートを得られるのか。 事務局からの部分的なアドバイス・サポート等はありえま すが、提案者が主体となり、プロジェクトのすべてを遂行 していただくのが当然であるとお考えください。
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