海外のCSR活動 シンガポールにおける地域とのコミュニケーション活動 Denka Chemicals Holdings Asia Pacific Pte Ltd. デンカは1980年にシンガポールに進出、現在では持株会社Denka Chemicals Holdings Asia Pacific Pte Ltd. (DCHA) を置き、 シンガポールのみならずマレーシア、ベトナム、 インドネシアに広がるASEAN地域 のデンカグループ各社を統括しています。 2015年が当社のシンガポール進出35周年・創立100周年のみならず、シンガポール建国50周年という 記念すべき年であったことを契機に、今までお世話になってきたシンガポール社会に少しでもお返しすべく、 活動を進めています。 ①シンガポール国立大学 (以下NUS) 日本研究学科 への支援 NUS日本研究学科は、東南アジアトップの日本 研究機関です。DCHAでは東南アジアにおける日 本企業研究の一助とするべく、NUSの日本企業紹 介の場にシンガポール人を含めた当社従業員を 派遣して、研究者・学生との積極的なコミュニケー 研究者と質疑応答する三井田DMD (左から2人目) ションを図っています。2015年には、日本関係書 籍をDenka Libraryとして、NUS内の図書館に寄 贈しました。 2016年はシンガポールと日本の国交50周年を 迎えます。当社のこれらの支援活動が、次の世代の 友好関係に資する“礎”となることを期待しています。 左 : NUS図書館にてNUS Thang准教授 (中央) およびスタッフ 右 : NUS図書館に寄贈された本の一部 ②アルビレックス新潟シンガポールを通じた サッカースクールの開催 シンガポールのプロサッカーリーグ「Sリーグ」 では、日本のアルビレックス新潟系列の「アルビ レックス新 潟シンガポー ル 」が 活 躍しています。 2015年より当社がCSRスポンサーとなり、公立学 サッカースクール 校でのサッカースクールを実施しています。競争社 会のシンガポールでは、子どもたちも大きなプレッ シャーを受けています。プロ選手から直接指導を受 けながらサッカーの楽しさに触れることによって、 子どもたちが前向きに人生を歩む一助となること を願っています。 新潟アルビレックスとCSR活動契約を調印 シンガポールは当社にとって文字通り 「第二の故郷」。これからも、シンガポールとデンカが共に発展して いくことができるよう、シンガポール社会と共に歩んでいきたいと思います。 54 Denka Group CSR Report 2016
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