参考資料 〇ニホンウナギとは ニホンウナギは日本全国に広く分布していますが、近年、生息数が激減し国際自然保護連 合から絶滅危惧種に指定されました。 ニホンウナギは、南の海の深海で産卵し、孵化した幼生(レプトケファルスと呼ばれる子 ども)が海流に乗って日本沿岸まで到達します。その後、河川などをさかのぼって成長しま すが、やがて産卵のために川を下って南の海へと旅立ちます。 食用の養殖ウナギも日本沿岸にたどり着いたシラスウナギ(レプトケファルスが成長した 稚魚)を育てたものです。国の研究機関では完全養殖に成功していますが、未だ実用化には 至っていません。 このように生態が明らかになってきたのはごく最近のことで、未だに未解明な部分が多い のが現状です。河川での生態もその一つで、どのような河川環境がニホンウナギに適してい るのかという知見も不足している状態です。 ○企画展示の内容(予定を含む) 期 間 3 月・4 月 5 月・6 月 7 月・8 月 9 月・10 月 11 月・12 月 1 月∼3 月 展示タイトル 内 容 主な展示生体 ピンチ!相模川の魚 相模川に生息する希少種を展示し、従来 ギバチ たち(終了) 種の現状を紹介 ホトケドジョウ 相模川はアユがいっ アユの遡上情報やフィールドでの調査 ぱい!? (終了) 研究の紹介 絶滅危惧種の種苗生 国の天然記念物ミヤコタナゴの人工繁 産試験(終了) 殖に関する紹介 ウ ナ ギの 標 識放 流 ニホンウナギのフィールド調査や現状 稚アユ ミヤコタナゴ ニホンウナギ 調査 を紹介 ビオトープは水辺の 同試験場内ビオトープでの生態復元試 ギバチ稚魚 生き物でいっぱい 験を紹介 ミナミメダカ 丹沢に在来ヤマメは 丹沢山系におけるヤマメの調査や現状 ヤマメ卵 いるか? を紹介 ヤマメ仔魚 ○相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはらの営業時間、入館料について 1. 営業時間: 営業時間 9:30∼16:30(最終入館 16:00) 定休日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館) 2. 入館料: 大人(高校生以上)390 円・小人(小中学生)130 円・シニア(65 歳以上)190 円 ○相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはらの位置図
© Copyright 2024 ExpyDoc