RemoteShake

取扱説明書
RemoteShake
加湿対応ロータリーシェーカー
WB-101SRC
Ver.1501
I. 概要
この度は、RemoteShake WB-101SRC をご購入いただきありがとうございます。本紙には本機器の使用
の際の留意点が記載されております。機器を適正に使用するために使用前にご一読くださいますようお願い
いたします。また、今後の使用のために保管くださいますようお願いいたします。
また、本製品はインキュベーター内に設置する振とう装置です。
お使いのインキュベーターに設置可能(庫内サイズや棚の耐荷重など)か確認してからご使用ください。
サーモフィッシャーサイエンティック社 フォーマ CO2インキュベーター庫内に設置した例
ご使用の前に:
最初に開梱された際に機器およびアクセサリーの状態および数量をご確認ください。損傷や不⾜が認められ
た場合には、速やかに弊社または販売店までご連絡ください。
取扱説明書(本書)
1部
製品保証書
1部
RemoteShake 本体およびコントローラー
各1台
電源コード
1本
1
II. 設置法
・ 急激な温度変化が⽣じない設置場所(他の機器の加温や冷却用の排気⼝から離れた場所)を選びます。
・ 適正な通気状態を保つために、本機器の側面および背面は壁面から 5cm 以上離してください。
・ 本機器が水平になるように設置してください。
・ ケーブルを接続する場合には右の写真にあるよう
にコード接続部に番号が記載されているかを確認
の上、ケーブル側の穴と機器側の穴が合うように
接続してください。
・ お持ちのインキュベーターにアクセスポートがな
い場合は、下の写真のようにケーブルをインキュベーターの外に出してください。
※サーモフィッシャーサイエンティフィック
社製 CO2 インキュベーターには背面にアクセスポート
がついています。
・ 電源ケーブルを接続する前に機器背面の銘板シールに記載されている電源仕様と使用する電源の仕様が
適合することを確認してください。
・ コントローラーは裏面に強⼒なマグネットがついていますので、インキュベーター側面にはり付ける事
ができます。
注意
・ 直射日光に当たる場所や埃の多い場所に設置しないようにしてください。
・ シェーカーとコントローラーを接続する前に、主電源に接続しないでください。
・ インキュベーターに付属したコンセントから電源をとる場合には、シェーカーの電圧とインキュベーター
の電圧が合致するか確認してからご使用ください。
・ 付属の電源コードは、WB-101SRC専用です。他の機器には絶対に使用しないでください。
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III-1. 操作法
ディスプレイ
UP/DOWNボタン
RPM/TIMEボタン
START/STOP
ボタン
SETボタン
1) コントローラー側面の電源スイッチを”ON”にします。電源が入るとディスプレイが表示されます。
2)
時間の設定:
RPM/TIME ボタンを 2 秒以上押して、ディスプレイ上に”t”および現在の設定時間が表示させます。
SET ボタンを押すと表示された時間が点滅しますので、まず UP ボタンもしくは DOWN ボタンによ
り”時間”を設定します。再度 SET ボタンを押し、同様に”分”を設定します。時間設定が終了しました
ら再度 SET ボタンを押し、設定時間を保存します。
00:00
時間:分
時間を00:00に設定すると連続運転することが可能です。
連続運転の設定が保存されている場合、ディスプレイには「tEnd-」と表示されます。
4) 回転数の設定:
RPM/TIME ボタンを 2 秒以上押して、ディスプレイ上に”r”および現在の回転数を表示させます。SET ボ
タンを押すと表示された回転数が点滅しますので、UP ボタンもしくは DOWN ボタンにより回転数を設定
します。設定が終了しましたら再度 SET ボタンを押し、回転数を保存します。
5) プラットフォームに容器を装着し、START/STOP ボタンを押すと回転を開始します。
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III-2. エラーメッセージ
エラーコード
rErrL:回転数不⾜
状態
解除法
回転数不⾜
プラットフォームを手で動かし、
プラットフォームの
プラットフォームが動いている間に
動きを妨げているも
SET ボタンと START/STOP ボタン
のがないかを確認し
を同時に押してください。
てください。
回転数が設定可能な
範囲(30〜
300rpm)の範囲で
設定されているか確
認してください。
回転数過剰
取り外した容器をもとに戻し、再
スタートしてください。
載せている容器(す
rErrH:回転数過剰
べてもしくは一部)
を取り外す。
電気的エラー
電源コードやケーブルなどが適切に
稼働中に電源を失っ
接続されていることを確認後、再
た状態。
スタートしてください。
また、瞬停などが起こった場合、シ
Error:電気的エラー
ェーカーは自動復帰しますが、タイ
マーを設定している場合は最初の設
定時間に戻ります。
ディスプレイが表示
1.
されない。
電源コードを差しなおしてくだ
さい。
2.
供給電圧を確認してください。
3.
ヒューズを確認してください。
4.
シリアル番号ラベルに記載され
ている電圧を確認してください
1.〜4.に問題なければ、電源スイッ
チの異常の可能性があります。
ワケンビーテック株式会社にご連絡
ください。
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III-3. メンテナンス
プラットフォームは定期的に水もしくはアルコールを含ませたやわらかい布でふいてください。(クリーニ
ングの際には必ず電源スイッチを切ってください。)
液体をこぼしてしまった場合:
電源スイッチを切ったのち、プラットフォームを外します。プラットフォ
ームおよびチャンバー内を柔らかい布でふき乾燥させます。液体がこぼれた状態でシステムを稼働させない
でください。
IV. お問い合わせ等
修理が必要な場合やお問い合わせの際は、ご購入された販売店またはワケンビーテック株式会社にご連絡く
ださい。
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