平成 28 年度和歌山県障害支援区分認定調査員・市町村審査会委員

平成 28 年度和歌山県障害支援区分認定調査員・市町村審査会委員現任研修業務
実施仕様書
受託者は、平成28年度和歌山県障害支援区分認定調査員・市町村審査会委員現任研修(以下「研
修」という。
)の実施業務を、以下により実施しなければならない。
受託者は、当該委託業務を実施するに当たっては、この仕様書に定めるもののほか、障害者の日常
生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成17年法律第123号)その他の関係法令を
遵守し、障害支援区分認定に関わる者の資質の向上を図るよう、当該委託業務を誠実に履行しなけれ
ばならない。
受託者は、当該委託業務の履行について必要な知識及び能力を有する者でなければならない。
1
業務の名称
和歌山県障害支援区分認定調査員・市町村審査会委員現任研修業務委託
2
業務の内容
障害支援区分認定調査員・市町村審査会委員初任者研修を修了した者で、現に障害支援区分認定に
関わる者を対象として、判断基準の平準化と判定技術の向上を目的に、次に掲げる内容の現任研修を
実施する。
(1)研修日程
時
間
研
修
形
態
内
容
13:00 ~ 14:00(1時間) 講義
障害支援区分認定調査の判定技術向
上を目指す講義を行う。
14:00 ~ 16:00(2時間) 演習(グループ討議)
障害支援区分認定に当たっての困難
ケースについて事前提出課題を基に
事例検討を行う。
(2)研修の受講対象者
障害支援区分認定調査員・市町村審査会委員初任者研修を修了した者で、現に障害支援区分認
定に関わる者
(3)研修は、和歌山市内又は田辺市内の会場で開催することとする。
なお、受講希望者の多寡等でこれによることが適当でないと認められる場合は、障害福祉課と
協議の上決定するものとする。
(4)研修の受講定員は、80人とする。
(5)受託者
(ア)受託者は、研修の参加者に対して公平かつ懇切な対応を行わなければならない。
(イ)受託者は、研修の参加者に対する対応その他研修業務の実施に関して、苦情を申し出た者に
対して、遅滞なく、説明しなければならない。この場合において、受託者は、その苦情及び説
明について障害福祉課長に報告しなければならない。
(ウ)受託者は、研修日程の決定や研修講師の選定について、あらかじめ障害福祉課長及び障害福
祉課長が指定する者と協議を行わなければならない。
また、研修講師については、限られた法人等に偏ることなく選定するように配慮すること。
(エ)受託者は、研修日程の決定後、次に掲げる事項に留意し、すみやかに研修受講者の募集を行
うこと。
a 受講者募集の案内先は、障害福祉課長が指示を行う。
b 受講案内の募集は、研修の実施要綱を作成し、受講申込書を送付して行うこと。
c 受講者募集の案内は、研修実施日の少なくとも1か月前までに完了すること。
(オ)受託者は、次の事項に留意して受講者を決定しなければならない。
a 2(2)の資格要件に合致していること。
b
受講希望者が定員を上回る場合には、地域のバランス等を考慮した上で、抽選等公平な方
法で選定を行うこと。
c 定員を超える規模で研修を実施しても差し支えはないが、円滑な研修実施ができるかどう
か、あらかじめ担当講師と協議した上で、その是非を検討すること。
(カ)受託者は、講師が研修時に使用する資料をとりまとめ、受講者に配布する研修用テキストを
作成しなければならない。
また、研修用テキストは、研修開始の5日前までに2部障害福祉課へ提出すること。
(キ)受託者は、講師が指定する資料のほかに、市販のテキストを購入して研修を行う場合、受講
者に実費相当分を負担させなければならない。
(ク)受託者は、研修会場の選定、調達を行うこと。
(ケ)受託者は、委託業務の的確な遂行を確保するため、研修業務主任者を選任し、障害福祉課長
に対し、選任した研修業務主任者の職名、氏名、住所及び電話番号(緊急連絡時に使用するも
のを含む。)を報告しなければならない。変更があった場合も、同様とする。
(コ)受託者は、研修会の進行を行うこと。また、研修講師から研修進行に係る協力依頼があった
時は、可能な限り協力に努めること。
(サ)受託者は、研修会の参加者に対し、研修会受講に当たっての事前説明を行うこと。
(シ)受託者は、受講者名簿を研修開始10日前までに障害福祉課長に報告しなければならない。
また、研修終了後、すみやかに研修修了者名簿を作成し、障害福祉課長に報告を行うこと。
(ス)職務上知り得た秘密を他人に漏らしてはならない。
(セ)障害福祉課長の指導に従わなければならない。
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和歌山県が負担する経費(委託費に含まれないもの)
研修事業実施についての広報に係る経費