松山市火災予防条例の一部改正(案)(PDF:147KB)

松山市火災予防条例の一部改正(案)
についてのご意見を募集します
松山市では、市民の皆様方の安全・安心のため、消防法令違反のあ
る建物について公表する制度の創設を目指し、松山市火災予防条例及
び松山市火災予防条例施行規則の一部改正を予定しております。
つきましては、その改正案について皆様のご意見を募集いたします。
公表制度の概要
近年、多数の死傷者が発生したホテル、グループホーム、病院など
の火災事案を踏まえ、消防法令に重大な違反のある建物について、そ
の建物の名称や法令違反の内容等を利用者に公表することにより、利
用者等の防火安全に対する認識を高めて火災被害の軽減を図るととも
に、建物の関係者による適正な防火管理業務と消防用設備の設置促進
を図るものです。
改正案の内容
【条例の改正案】
①建物の消防用設備の状況が消防法令に違反している場合、その旨
を公表できることとします。
②公表しようとする場合、建物の関係者にその旨を通知することと
します。
③公表対象とする建物、違反内容、公表手続は、火災予防条例施行
規則で定めることとします。
【規則の改正案】
①公表対象とする建物については、消防法令上の「特定防火対象
物」とします。
・「特定防火対象物」:劇場、映画館、カラオケボックス、飲食店、物品
販売店舗、旅館、ホテル、地下街等の不特定多数の方が利用される建
物や、病院、診療所、認知症対応型グループホーム、障害者支援施設、
保育所、幼稚園などの火災発生時に人命危険が高い建物。
②公表対象とする違反内容については、消防法で設置が義務付けら
れているにもかかわらず、「屋内消火栓設備」、「スプリンク
ラー設備」又は「自動火災報知設備」が未設置のものとします。
・「屋内消火栓設備」:建物関係者が初期消火のために使用する設備。
・「スプリンクラー設備」:火災の熱を感知して自動的に放水して消火す
る設備。
・「自動火災報知設備」:火災の煙や熱を感知して自動的に建物利用者に
火災の発生を知らせる設備。
≪裏面へ≫
改正案の内容(表面からの続き)
③公表の手続については、消防機関が立入検査を実施し、公表対象
とする違反内容を認め、その事実を通知した後、14日を経過し
ても、なお、その違反内容が是正されていない場合、松山市の
ホームページに掲載し、公表するものとします。
④公表の事項については、公表となる建物の名称・所在地・違反内
容とします。
【施行期日】⇒ 平成30年4月1日から施行するものとします。
ご意見の提出
【募集期間】
平成28年10月24日(月)から平成28年11月22日(火)
まで
※消印有効
【募集方法】
別添の「ご意見提出用紙」にご記入の上、次の宛先に郵送、ファク
シミリ・電子メールによる送信、または、持参により提出してくださ
い(持参される場合、平日の午前8時30分から午後5時15分まで
の間にお願いいたします)。
なお、電話等口頭による提出はお受けできませんので、ご了承くだ
さい。
【提 出 先】
松山市消防局予防課
≪ 住
所 ≫ 〒790-0811 松山市本町6丁目6-1
≪ファクシミリ≫ 089-926-9163
≪ 電子 メール ≫ [email protected]. ehime.jp
【そ の 他】
お寄せいただいたご意見につきましては、同じ趣旨のご意見を取り
まとめ、その概要、ご意見に対する本市の考え方を公表する予定です
(提出された方の住所・氏名等の個人情報については、公表いたしま
せん)。
なお、ご意見に対して、個別の回答はいたしませんので、あらかじ
めご了承ください。
【お問い合わせ先】
松山市消防局 予防課 消防設備指導担当
≪電話≫ 089-926-9216
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