伊豆の国市第2次総合計画(案)に係る意見公募(パブリックコメント)の結果 意見 番号 序論・構想・ 計画 項目 内容 意見への対応(案) ページ ・平成33年度までの、重点的な取り組みと、その目標を明 らかにするため、前期基本計画までは施策の大綱ごとに 主要施策を設定し、各施策ごとに数値目標を設定しており ます。 1 全体 ・期間内の重点課題の設定とその実施目標の決定 2 全体 ・狩野川流域の市町との広域連携の推進については、「駿 ・第1次総合計画においては、自然と経済と歴史を共 豆地区12市町広域窓口サービス」や、伊豆市との連携に 有する狩野川流域の市町との広域連携の推進があっ よる「新ごみ処理施設の整備」、「美しい伊豆創造センター たが、第2次総合計画でなくなっている理由は何か。 の設立」など広域連携の体制ができ、一定の成果を得て 普及段階に入ったと認識しております。 広域連携の推進 3 全体 ・市単独の表現が多く、伊豆全体の中で協力する姿勢 あるいはリードする姿勢が欲しい。5つ鉄道駅のある 事、観光、温泉、医療、教育、福祉の充実した恵まれ た町を前面に出さないと、ほんわり湯の国、美うまし 国、歴史文化薫る国未来を拓く伊豆の国のコピーが生 きてきません。 ・伊豆全体の中で協力する姿勢については、美しい伊豆創 造センターを核として、協力体制を構築していきます。 5つの鉄道駅の活用、観光、温泉、医療、教育、福祉の充 実等を図り、将来像であるほんわり湯の国、美(うま)し国、 歴史文化薫る国、 未来を拓く伊豆の国」の実現に向けた 取り組みを行ってまいります。 4 全体 ・総合戦略の意見書でも同じことを書いたが、全体を通 じて伊豆の国らしさが薄いと感じる。反射炉、江川邸も 結構であるが、源頼朝、北条早雲の「打って出た精神」 や江川坦庵公の「次代を見据えた精神」への言及がな いのが残念。 ・将来像の「未来を拓く伊豆の国」の中に、北条早雲の 「打って出た精神」や江川坦庵公の「次代を見据えた精神」 を取り込むとともに、P122「施策の大綱 7-2 効率的な行 財政運営の推進」の推進方針の中でも、「「先取りの気風」 を取り入れるとともに、事業を継続的に見直し、守るべき良 いものは残し、変えるべきものは大胆に変革する行財政運 営を推進します。」としております。 意見 番号 序論・構想・ 計画 項目 内容 意見への対応(案) ページ 5 序論 ・今後も時代は進み、本市を取り巻く環境も様々に変 化すると予想されます。その中 で本市のまちづくりは、 地域の自然・歴史・文化・芸術、そして世界遺産登録さ 「第2次伊豆の国市総合 ・世界遺産登録され、知名度の最も高い「韮山反射炉」を れた 「韮山反射炉」を活かしたまちづくりを目指しま 2 計画」の「策定」に あたっ 活かしたまちづくりを手始めとして、順次、地域の数多くあ す。 て る歴史資産を活かしたまちづくりに展開していく予定です。 ←地域の数多くある歴史資産の中で、なぜ、「韮山反 射炉」を活かしたまちづくりを目指すことを特筆するの か。 6 序論 ・中期財政計画(平成28年度~33年度)は、予算編成や財 ・財政的制約について触れているが、総合計画の文言 政運営の指針として活用しています。なお、財政環境は、 より、平成26年11月に作成した数字(中期財政計画) 社会経済情勢の変化や地方財政制度の動向等に大きく影 の毎年の見直しが最も必要なことではないか。 響を受けることから、必要に応じて見直しをすることを予定 しております。 7 序論 8 序論 3 第2次総合計画を「進め る」にあたって 5 計画期間 10 社会動態の推移 (転入増) ・市は、第2次総合計画を総合的かつ計画的なまちづくり を推進する市政の最上位計画に位置付けています。 また、「伊豆の国市総合計画策定条例」(平成28年条例第 ・市長任期と整合性を取ったのであれば、構想なし、前 14号)第2条において、総合計画は、「将来における市のあ 期後期なしで、29年から34年は、調整として、以降4 るべき姿と進むべき方向についての基本的な指針であり、 年単位の基本計画のみで、基本構想はいらないので 基本構想及び基本計画からなるものをいう。」と定められ はないか。また、P3第2次総合計画を「進める」にあ ています。 たってで財政について触れているが。総合計画より、 ・平成27年11月に作成された中期財政計画(平成28年度 平成26年11月に作成した中期財政計画の毎年の見 ~33年度)は、予算編成や財政運営の指針として活用して 直しが最も必要なことではないか。 います。なお、財政環境は、社会経済情勢の変化や地方 財政制度の動向等に大きく影響を受けることから、必要に 応じて見直しをすることを予定しております。 ・2012年以降の転入増を続ける為に、施策が弱い。 担当窓口、特に熱意のある担当者の配置。伊豆半島 に移住して来る人は多く見ますが、結構苦労していま す。 ・移住定住については、人口減少対策の重点施策と捉え ており、「施策の大綱 3-1 移住・定住の促進」として位 置づけ、「18. 定住地としての魅力の発信」や「19. 移住・定 住の促進と移住後の支援実施」の主要施策において、き め細やかな対応を図っていきます。 意見 番号 序論・構想・ 計画 項目 内容 意見への対応(案) ページ ・政府の考えが述べられているが、伊豆の国市の「時 代の潮流の捉え」は、同じ考えなのか。 ・今後のまちづくりを進めるにあたり、社会情勢の変化とと もに、時代の潮流を見据えて、的確な取り組みを推進して いくため、本章では、国や世界の潮流を示すとともに、この 潮流に伴う市の現状等を記載しております。 9 序論 12~14 時代の潮流を捉える 10 序論 16 市民アンケート ・アンケート調査の基礎数字(調査時期、調査対象者、 ・アンケート調査の基礎数字は、巻末に参考資料として記 サンプル数など)を示す必要があるのではないか。 載することといたします。 11 序論 18 図表 ・左の項目にも罫線を引かないと右の図がつかみにく ・ご指摘ありがとうございます。紙面の大きさが限られてい い ますが、より見やすいスタイルを検討いたします。 12 序論 ・転入超過が必ずしも市を活気つかせる要素とは限ら ない。現 に2015 年市税決算額の増減値において、伊 第1次総合計画の成果と 豆の国市は- 9.69%。で県内ワーストある(市民税を 22 課題、まちづくりの方向性 払うべき住民は増えているのにも拘らず・・・)。あらゆ る世代ではなく、青年層が定住を望むまちを目指すべ きと感じます。 ・昨年度の市税決算額が大きなマイナスとなった主な要因 は、法人市民税の減少に伴うものであり、市民の方が納め る個人市民税は大きな変動はありませんでした。 なお、青年層の定住は、重点施策と捉えており、「施策の 大綱 3-1 移住・定住の促進」「施策の大綱 5-1 結 婚・出産の支援」「施策の大綱 5-2 子育て環境の充実」 で位置付け、移住・定住、そして結婚・妊娠・子育て期を通 じてきめ細やかな対応を図ってまいります。 13 序論 ・入館料の値上げに伴い、間違なく反射炉へ来場者は 減ります。リピータ獲得を謳うのであれば、反射炉自体 サービス向上のみならず周辺施設整備に力を入れて 第1次総合計画の成果と 22 ほしい(飲食店・土産店・旅館再生等)。 課題、まちづくりの方向性 伊豆の国市で食事をしてもらう、買い物をしてもらう、 泊ま ってもらう。すべが一体の地場観光サービスを提 供する事が、まちとしてのおもなしではないでしょうか。 ・P73「20. 伊豆の国市版DMO(仮称)の構築と地域資源を 活用した新しい観光の推進」の主な取組の中で、「 「伊豆 の国市版DMO(仮称)」設立及び運営の支援事業の実 施」や「着地型旅行商品の開発・販売網の販路拡大等に 対する支援」を位置づけております。「すべが一体の地場 観光サービスを提供する事」については、この支援の一環 と捉えております。 意見 番号 序論・構想・ 計画 14 序論 15 序論 16 序論 17 序論 項目 内容 意見への対応(案) ページ 23 教育・歴史・文化 ・「諸端」とあるがこのような単語はない。「端緒」の誤り ・ご指摘ありがとうございます。「端緒」の誤りです。訂正い ではないか。 たします。 23 教育・歴史・文化 ・「慎重な対応が必要であり、当面の間は、韮山反射 炉…以外には注力できないことが課題です。」 意味が分からない。人的、財政的に手が回らないか ・ご指摘ありがとうございます。訂正いたします。 らほかのことには注力できない、ということか。そのよう なネガティブなことも書かなければならないか。 26 行政運営・市民参加 ・収入減に伴う機構改革と運営方法の改善 ・「施策の大綱 7-2 効率的な行財政運営の推進」の「推 進方針」では、「先取りの気風」を取り入れるとともに、事業 を継続的に見直し、守るべき良いものは残し、変えるべき ものは大胆に変革する行財政運営を推進します。 また、主な取組では、「行革大綱、集中改革プランの策定」 を位置づけており、行革大綱、集中改革プラン基づき、収 入減に対応する適切な行財政運営を推進していきます。こ の中で、ご指摘の「収入減に伴う機構改革と運営方法の改 善」に対して取り組んでまいります。 26 自助共助公助 ・今の人は、地域とのつながりを求めない人が多い。そ ういう傾向の中、ほんわり湯の国を言うなら市民を、地 域の役職を軽減し、市民の側に立った楽しいイベント や顔を会わせる事業を計画して欲しい。 ・「施策の大綱 7-1 自助・共助・公助のまちづくりの推 進」の推進方針の中で、「地域生活やコミュニティを保持す るため、市民・民間等の自主的な活動の支援を市が行い ます。」としており、「市民の側に立った楽しいイベントや顔 を会わせる事業」についても、この支援の一環と捉えてい ます。 番号 意見 序論・構想・ 計画 項目 内容 意見への対応(案) ・ご指摘の箇所につきましては、第1次総合計画の成果と 課題を各分野ごとに整理したものであり、そのうち産業・経 済の分野は克服すべき課題として、「企業誘致と雇用機会 の創出」、 「商業や観光・旅館業の活性化」、「農商工の連 携による農業の振興」を新たな課題としました。 また、将来像は将来の理想を掲げており、様々な分野にお ける理想像を包括した内容となっており、このような表現と なっているところであります。この将来像の持つ意味につ いては、P28に記載をしており、将来像との関連がわかり やすくなると思いますが、産業・経済が活性化された姿とし て、「住んでいる人が、ほっと(ほんわり)して有意義な時間 を楽しみ」、「笑顔いっぱいでいきいきと暮らしている」将来 像として、「ほんわり湯の国、美(うま)し国」というのフレー ズにて表現をしているものであります。 ページ 18 基本構 想 28 将来像 ・P21で、「新しい産業の育成」について、効果的な施 策が打ち出せなかった結果、現状で は、市民の不満 が一番高い分野となっています。「企業誘致と雇用機 会の創出」、 「商業や観光・旅館業の活性化」、「農商 工の連携による農業の振興」が新たな 課題です。」と いいながら、ほんわり湯の国、美(うまし)国、歴史文化 薫る国、 未来を拓く伊豆の国 ←このキャッ チコピーは、ここに示されている課題に向き合っている とは、思えない表現である。現実とかけ離れた夢のよう な内容ではないか。将来の市の方向性がイメージでき ないものである。説明しなければ、意味も分からない。 19 基本構 想 28 将来像 ・「美しい歴史や文化が薫る地で」⇒「歴史や文化が薫 ・ご指摘ありがとうございます。「歴史や文化が薫る美しい る美しい地(or まち)で」か? 地」に訂正いたします。 「美しい歴史や文化」聞いたことがない 28 「将来像」の囲みの中 ・「将来像」とあるのに囲みの中は「現在像」ではない ・囲みの中は、将来の姿を記載したものであり、将来像が か。上のイントロで『目指します』とあるのに、囲みの中 達成された際の姿を表しているため、このような表現となっ の表現は「あります」「います」と現在進行形になってい ております。 るのはおかしくないか。 28 「未来を拓く伊豆の国」 ・ここが一番肝心なところで、ここだけでも目指すべきこ とを書くべきではないか。「歴史」は前の項目にあるし、 「未来を拓く・・・」が「次代を拓く・・・」では意味がない。 例えば「市民一体となってまちづくりを推進し、輝かし い(確かな)未来を創出します」とかなんとか(余計なこ とかもしれないが)。 基本構 20 想 基本構 21 想 ・未来を拓く伊豆の国というフレーズには、江川坦庵公等こ の地に由来のある歴史的な人物の偉業を真摯な心で学 び、この先人の教えを基に次代を拓く探究心があふれてい る姿を示しています。 番号 意見 序論・構想・ 計画 基本構 22 想 項目 内容 意見への対応(案) ・本市が直面している状況は、人口減少社会の到来、 地域経済の低迷の影響、 地球温暖化などの環境問 題、老朽化する社会基盤、身近な災害への備え、多様 化する 市民ニーズへの対応、更なる行財政改革の必 要性など、様々です。市として多様なニーズにすべて 応えることは、人的にも財政的にも限界にきていま す。 ←この課題に対して結びが以下の通りでは、何ら具体 的解決策となっていない。老朽化した社会基盤をどう するのか、更なる行財政改革の具体的な内容や方向 性が示されていないのではないか。そのため、「限りあ る財源や人材」を「効果的な施策に活用」するととも に、「市と市民や民間との連携」により、不足を補うこと で、本市の活力を生み出していきます。 ・具体的な施策の内容や方向性につきましては、「Ⅲ.基 本計画」で示す内容として整理し、「まちづくりの基本理念」 では、姿勢、行動の根本的な考えを示すことに留めており ます。 ページ 29 まちづくりの基本理念 基本構 想 ・ご指摘の項目は、土地利用上のゾーニングについて記載 した箇所であるため、伊豆長岡温泉という名称は一度のみ ・伊豆長岡温泉が僅か1行。観光に思い入れが感じら の記載となっておりますが、観光施策につきましては、P72 ゾーニング及び拠点の基 れません。(2)歴史・文化・観光交流ゾーンの周遊を考 施策の大綱3-2「観光推進体制の強化と交流人口の拡 31 本方針 えるなら守山の桜公園から放水路側の墹の上まで歩 大」として位置づけ、各種の主要施策を定めております。 道専用の吊橋をかけたらどうでしょうか。 「狩野川桜公園から放水路側の墹の上まで歩道専用の吊 橋」の架橋については、観光周遊のアイデアとして承りま す。 基本構 24 想 ・江川邸周辺は、歴史的な街並みや建造物の保全等に努 ・金谷地区で景観重点整備地区計画に反対があるも めていきたい地区と考えており、今後、地区の指定につい 31 まちづくりの将来フレーム 関わらず、 総合計画案に当たり前のように基本方針と ては、住民の皆様との合意形成の上で、手続きを進めるこ して示されているのはなぜか。 ととなります。 23 番号 意見 序論・構想・ 計画 項目 内容 意見への対応(案) ページ 基本構 25 想 ・順天堂大学医学部附属静岡病院周辺及び伊豆保健 医療センター周辺については、地区計画等に沿った整 備を進めるとともに、静岡県東部地域における医療拠 点として、静岡県が進めるファルマバレープロジェクト と連携し、高度医療の提供や医学・健康産業等の集積 ゾーニング及び拠点の基 32 を誘導します。 本方針 ←順天堂の方向性としては、理解できるが、伊豆保険 医療センターの現状を考慮していない医療拠点の基 本方針と言わざるを得ない。また、今後、大きな事業と なる地域包括ケアシステムの医療拠点の計画を欠い ているのではないか。 ・記載のとおり、伊豆保健医療センターについても、静岡県 東部地域における医療拠点として位置づけており、今後、 病院の具体的な計画が提示された際には、連携を図って いく予定です。 基本計 画 ・平成 33 年度の景観重点整備地区指定目標値3地 2.伊豆の国風景づくりの 区。これは江川邸周辺地区も当然のように含んでいる 50 推進 と思われ。反対者が多数いるにもかわらず、施策とし て当然のように記載する行政に強い不信感を覚える。 ・市では韮山反射炉周辺や江川邸周辺を景観重点整備地 区として良好な景観の保全形成に努めていきたいと考えて いますが、数値目標につきましては現在の地区数を踏ま え目標として掲げたものであり、数多くの歴史文化資源や 伊豆長岡温泉周辺等を含めた地区の中から指定を目指す ものであります。 26 基本計 27 画 28 基本計 画 ・場外馬券売りを誘致してはどうか。県内には浜松しか 存在せず神奈川県内にも横浜以西ない。雇用も生ま ・場外馬券場の設置による伊豆長岡の復興のアイデアあ 67 14.企業誘致などの促進 れる上、お金の流れが活発になれば元々色街として賑 りがとうございます。 わった伊豆長岡の復興にもつながる気がしますが。 17. 空き店舗 対策やリ 68 フォーム等による市街地 の魅力向上 ・店舗リフォームのみでなく、経営そのものに踏切れる 施策を考えてほしい(新規参入者への補助金など)。 非常に魅力的な店舗を仕立てても口コミで客足伸ばす にはかなりの時間がかるうえ、「人の流れ」があってこ そのもの。 現状ではいくらリフォームによって店舗が綺麗なったと ころで十分な商売が成立せず相当な金銭的体力が必 要に思われます。リスク軽減される施策があればチャ レンジ人も増えるはずです。 ・P68「16. 創業希望者への支援体制の強化」の中の主な 取組で、「 「創業支援事業計画」の策定」、「 創業希望者に 対する総合的な窓口の設置」、「 商工会による創業セミ ナー等への支援」を位置づけており、これらにより新規参 入者への支援を推進していきます。 番号 意見 序論・構想・ 計画 項目 内容 意見への対応(案) ページ 基本計 画 ・ラブライブ・サンシャインというアニメが、内浦を舞台 に展開され大変な市場規模を抱えているコンテツであ ことご存存知でしょうか。例えば、このアニメにのっぽ 施策の大綱3-1 パンが描写されただだけで、放送以降、ネット販売数 移住定住の促進 が5倍にはねあがり、淡島マリンパークのコラボチケッ 70 ト2万枚が即完売しています。 推進方針 内浦への最寄り駅は、沼津でなく伊豆長岡です。この シティプロモーションの展 コンテ ンツこそ沼津市と連動して地元を盛り上げる起 開 爆剤になるのではないかと感じますが・・・市内にラッピ ングタクシーが走っている程度で大した恩恵を受けて いないであろう現状が残念です。 基本計 画 ・P78「25.観光資源に関する分かりやすい情報伝達とおも てなし」の施策内容の中で、間もなく開業する「韮山反射炉 ・反射炉世界遺産認定という一過性のイベントに対し 施策の大綱 3-2 ガイダンスセンターを活用」を記載しており、この施設を中 て事前に経済効果をあげる計画と実行がなく、ピーク 72 観光推進体制の強化と交 心に具体的な対策を推進してまいります。また、P75「23. が過ぎ税収に結び付かなかったことへの反省と、今後 流人口の拡大 広域観光及び明治日本の産業革命遺産観光の推進」の に向けての具体的な対策が示されていない。 施策内容の中でも、8県23施設で構成される、「明治日本 の産業革命遺産」観光を推進してまいります。 基本計 31 画 ・伊豆の国市版DMO(仮称)は、地域に根差した着地型観 光を推進する主体としての役割を担っていきます。具体的 には、地域資源の磨き上げや着地型旅行商品の造成、情 報発信等を行います。広域(美しい伊豆創造センター) DMOは、本市のみならず伊豆半島周遊型の地域で磨き上 げられた観光商品を造成していきます。 コンセプトについては、伊豆の国市版DMO(仮称)の構築 の中で関係者とともに練り上げていきます 29 30 20. 伊豆の国市版DMO (仮称)の構築と地域資源 73 を活用した新し い観光の 推進 ・国を中心に観光活性化の決め手の様に、DMO推進 が叫ばれているが、伊豆の国市版DMOの基本コンセ プトは、何か。また、広域(美しい伊豆創造センター)が 行うDMOとの関係性は、どのように考えているのか。 ・魅力的な提案ありがとうございます。沼津や内浦を舞台 としたアニメ作品「ラブライブ!サンシャイン!!」と、静岡 県を中心に愛されているロングセラーご当地パン「のっぽ」 のコラボレーション商品「塩キャラメルのっぽ」が販売され るなど、このコンテンツとの連携による経済効果を期待した 動きは理解しております。一方で、アニメのモデルとなって いる施設が最寄駅は伊豆長岡でも対象地が沼津市に立 地する伊豆・三津シーパラダイスであることから、市との連 携は難しいところもありますが、民間との連携に期待をす るところであります。 番号 意見 序論・構想・ 計画 32 基本計 画 項目 内容 意見への対応(案) ・駅から歩くことの可能な範囲であるものに関しては、 周遊観光バスの整備はするべきでないと感じます。駅 から反射炉・江川邸へ歩く途中に、商店やその他観光 スポットが介在し、立ち寄ってもらうのが本来周遊で す。バスに乗ってしまっては、伊豆の国市よさに対して 気づきは全く生まれせん。歩くのが嫌な人は観光バス で来るか、タクシーに乗ります。自らが京都等観光に 行く時のことを考えてみださい。 ・ご指摘のとおり、商店やその他観光スポットが介在し、立 ち寄ってもらうのが本来の周遊です。そのため、乗降の融 通性などについては、今後の課題と捉えております。ま た、周遊観光バス「暦バスのる~ら」については、観光だけ でなく、地域住民の交通手段としても重要な役割をはたし ております。多用な来訪者のニーズに合致させるために は、周遊型バスの運用も必要なことと考えております。 ページ 73 21.観光周遊のまちづくり 基本計 33 画 ・広域観光は、美しい伊豆創造センターを中核に推進して 23. 広域観光及び明治日 ・広域観光の施策は、美しい伊豆創造センターとの連 まいります。また、世界文化遺産登録された明治日本の産 75 本の産業革命遺産観光 携だけか。 業革命遺産は8県23施設で構成されることから、これら資 の推進 産の周遊を促進する広域観光等も推進してまいります。 基本計 画 ・パブリックコメントに先立ち、市のホームページへのアク セス数を成果指標にすることも検討しましたが、「伊豆の国 施策の大綱3-3 ・SNSなどを使って、シティプロモーションを行った結 市の認知度」が、より”成果”指標としてふさわしいと判断し 76 情報発信力の強化とおも 果として、市のホームページのアクセス数を目標数値 ました。P122につきましては、P124「56.多用な媒体を活 てなしの充実 として置くべきではないか。P122も同じ。 用した市民向け情報発信の充実」と思われますが、こちら も同様の考えに基づき、設定しています。 基本計 画 ・「農村観光」という表現はしておりませんが、P73「20. 伊 施策の大綱3-2 ・農商工連系と景観が重要な施策として挙げられてい 豆の国市版DMO(仮称)の構築と地域資源を活用した新 76~78 観光推進体制の強化と交 るのに、交流人口の拡大に農村観光が挙げられてい しい観光の推進」の主な取組の中で、「日帰り及び宿泊客 流人口の拡大 ないのは、なぜか。 を対象とした体験型・着地型旅行企画」を位置づけており、 「農村観光」はこの中の旅行企画の一つと捉えています。 34 35 番号 意見 序論・構想・ 計画 36 基本計 画 項目 内容 意見への対応(案) ページ ・「施策の大綱 7-2 効率的な行財政運営の推進」の「推 進方針」では、「先取りの気風」を取り入れるとともに、事業 を継続的に見直し、守るべき良いものは残し、変えるべき ・財政危機が叫ばれているのに、今後の財政健全化 ものは大胆に変革する行財政運営を推進します。 施策の大綱7-2 のための施策がこれだけしか語られていないのは、な また、主な取組では、「行革大綱、集中改革プランの策定」 122 戦略的・安定的な行財政 ぜか。また、「市独自の課税についての検討」とは具体 を位置づけており、行革大綱、集中改革プラン基づき、収 運営 的には何か。 入減に対応する適切な行財政運営を推進していきます。 ・「独自の課税についての検討」については、市税の中の 目的税を想定していますが、どのような目的税とするかは この検討の中で具体化していく予定です。 伊豆の国市第2次総合計画(案)に係る意見公募(市民説明会)の結果 意見 番号 序論・構想・ 計画 項目 内容 意見への対応(案) ページ 1 全体 ・1つ1つは良いが、主要施策が多すぎる。もっと絞り込 ・行政施策のすべてを網羅する計画であるため、どうしても むべき。 主要施策は多く成らざるを得ないのが現実です。 2 全体 ・総合計画は拘束力が強いのか。 ・総合計画のうち基本構想の部分は議会の議決事項であ るため、議会の承認がなければ変更することはできませ ん。一方、基本計画の部分は議会の議決事項の範疇では ありません。しかし、市の最上位計画の一部であるため簡 単に変更することはできませんし、期間内の行政施策は基 本計画に則って実施していくことになります。 3 序論 2 計画策定の基本事項 ・これまで総合計画については、地方自治法第2条第4項 において、市町村に対し、総合計画の基本部分である「基 ・地方自治法から総合計画の法的根拠が無くなった理 本構想」について議会の議決を経て定めることが義務付け 由はなんでしょう。 されていました。しかし、国主導の地方自治の運営ではな く、個々の市町村がその自主的な判断により自治を担って いくという考え方により削除されました。 4 序論 3 計画策定の基本事項 ・PDCAをやっていくということですが、第1次の反省点 ・第1次総合計画の評価を行い、課題とその対応策として は第2次に反映されていますか。チェックからスタート の方向性を検討しており、第1次総合計画のチェックを行っ していかないと良い事が積み上がっていかない。 た上で、第2次総合計画の策定をしているものであります。 意見 番号 序論・構想・ 計画 5 序論 6 序論 7 序論 8 序論 項目 内容 意見への対応(案) ページ 4~5 計画の構成と期間 ・市長選では候補者がマニュフェストを掲げ選挙をし、市民 の皆様の付託を得て市長となりますが計画期間との整合 が取れていませんでした。総合計画の期間を9年間、基本 ・5ページについてですが、第1次は10年間だった計画 計画を前期5年、後期4年とすることで、次の次の市長選挙 期間が第2次では9年間となっているのはなぜです 後に就任した市長からは、就任1年目に次期基本計画を策 か。 定することができるようになり、総合計画の実行性が高ま るようになっていきます。この考えのもと、第3次総合計画 からは、基本構想についても、市長の任期にリンクしたも のとしていくことを予定しております。 4~5 計画の構成と期間 ・第2次総合計画は切のいい10年ではなくなぜ9年な のでしょうか。 ・市長選では候補者がマニュフェストを掲げ選挙をし、市民 の皆様の付託を得て市長となりますが計画期間との整合 が取れていませんでした。第2次総合計画の基本構想の期 間を9年間、基本計画は前期5年、後期4年とすることで、次 の次の市長選挙後からは、市長就任1年目に基本計画を 策定することができるようになり、総合計画の実行性がより 高まるようにしたというものであります。なお、第3次総合計 画からは基本構想も含め、市長の任期にリンクしたものと する予定です。 16 市民の意向 ・水道の水源は。富士山の伏流水はおいしい。 ・現在は、各旧町の水道管が全てつながったため、韮山や 大仁にある伏流水を水源とした水道水が旧伊豆長岡町区 域にも供給できるようになりました。市民アンケートでも上 水道の水質改善の取組みは高い満足度を得ているところ であります。 16 市民の意向 ・記載されているのが、上位、下位ともに3位までのため、 ・市民の声には施設のことばかりだが、人に関すること ここでは記載していませんが、アンケートは人に関すること はアンケートに無かったのか。 など様々な質問をさせていただいております。本編をお配 りしますのでご確認ください。 意見 番号 序論・構想・ 計画 9 序論 10 序論 項目 内容 意見への対応(案) ページ 20 第1次総合計画の成果と ・景観計画の制約とは。 課題、まちづくりの方向性 ・主に看板や建物の色の制約となっています。また、「韮山 反射炉周辺地区」を景観重点整備地区に指定し、美しさを 支える良好な景観形成を推進しています。 ・P50「伊豆の国風景づくりの推進」の主な取組の中で「景 第1次総合計画の成果と ・景観の良し悪しは電線が有るか無いか。電線地中化 観に配慮したまちづくりの推進」を位置づけております。費 20 課題、まちづくりの方向性 をするべき。 用の課題はありますが、景観の良い場所については検討 していきます。 基本構 想 35 図表 土地利用構想図 12 基本構 想 35 図表 土地利用構想図 13 基本構 想 36 人口目標 ・人口目標を47,000人としていますが、どういうことで しょうか。 ・人口目標として平成38年に47,000人以上を維持する と記載してありますが、自然減する人口を様々な施策 ・社人研の推計では平成38年には45,000人を下回るとされ により減らし人口目標を達成するということでしょうか。 ており、様々な施策により人口の減少を食い止め、47,000 また、自然減した場合の人口は何人になるのでしょう 人を達成しようというものであります。 か。 14 基本構 想 36 人口目標 15 基本構 想 38 ・35ページには主要道路が記されていないがなぜか。 ・土地利用の区分を示したものであり、その区分を分かり やすくするために、主要道路や鉄道は目立たない表現とし ています。 11 ・食と農と観光交流ゾーンを狩野川で分けて示してい ると人の流れ、交流ということのつながりが分かりにく ・検討いたします。 いので一体にした方がよいと思う。 まちづくりの基本方針、施 ・7つのまちづくりの基本方針はそのとおりだが、優先 策の大綱 順位はないのか。 ・人口推計を見ますと平成38年では45,000人を下回ること になっていますが、市では様々な施策を行うことにより 47,000人を目指しますということとなります。 ・優先順位は付けておりません。ただし、毎年の予算には 限りがあるため、実施の段階で濃淡は付けざるを得ないと いうのが実情となっております。 番号 意見 序論・構想・ 計画 16 基本構 想 項目 内容 意見への対応(案) ページ ・基本方針1「豊かな自然に抱かれる伊豆の国市を目 指す」ことと基本方針2「伊豆の国市にしごとをつくる」 まちづくりの基本方針、施 38 の14「企業誘致等の促進」の主な取組にある「大規模 策の大綱 跡地等を活用した企業誘致」は相反し矛盾するのでは ないか。 ・企業を誘致することが環境を破壊することになるとは考え ておりません。工場を建設する際には、環境・景観に配慮 しなければなりませんし、操業後は、法で定められた環境 基準を遵守しなければなりません。環境に過分な負荷を掛 け、伊豆の国市の自然を壊すというものではないと考えて おります。 基本構 17 想 ・アニメのラッピングタクシーがあり人気を博していま ・景観条例により規定されていない案件だと思います。この まちづくりの基本方針、施 す。これはビジネスチャンスだと思いますが、一方で景 39 ことについては、経済活動と景観とのバランスだと思いま 策の大綱 観によくないとの考え方もあります。このことについて す。ここで結論は出せないお話だと思います。 はどうお考えでしょうか。 基本計 18 画 12. 優良農地の保全、農 ・捕獲した野生鳥獣をジビエ料理として活用して下さ 63 産物や商工品等の地域ブ い。 ランド化の支援 19 基本計 画 基本計 20 画 74 22.スポーツ&ヘルスツー ・狩野川のサイクリング道をうまく観光に使うべき。 リズムの推進 48. 時代に即した社会基 113 盤の更新・新設 ・新たに市役所を造るのであれば、城のような市役所 を建てアピールをしたらよい。 ・捕獲鳥獣をジビエ料理として提供するためには、食肉処 理施設の整備などが必要になります。一部地域では食肉 として有効活用を図り、地域資源としている事例もあるた め研究させていただきます。 ・P74「スポーツ&ヘルスツーリズムの推進」の主な取組の 中で狩野川の河川空間等を活用した自転車等のネット ワークの確立とサイクルスポーツの推進を位置づけており ます。東京2020オリンピック・パラリンピックの自転車競技 開催というチャンスを観光に活かしていきます。 ・現在の庁舎は、築40年程度経っており今後検討して行か なければならないため、総合計画では「新庁舎の整備の検 討」と記載させていただいております。今後検討して行く中 でご意見を頂くことになろうかと思います。 番号 意見 序論・構想・ 計画 項目 内容 意見への対応(案) ページ 21 基本計 画 113 48. 時代に即した社会基 盤の更新・新設 ・新ごみ処理施設の整備については、現在、伊豆市と組合 ・ごみ処理場から水素が出来ます。この利用を考えて を設立し処理方式等を含め検討をしております。省エネル 下さい。 ギー、低炭素社会の形成に努めていきます。 22 基本計 画 113 48. 時代に即した社会基 盤の更新・新設 ・斎場は富士山の見えるところに作ってもらいたい。 48. 時代に即した社会基 盤の更新・新設 ・総合計画審議員には各分野から様々な年代の方がお ・道路計画をしっかりと持っていないといけないのでは り、ご検討をいただいております。道路のことについては、 ないか。まずは道路を造る。計画には道路と社会人の 江間インターについてなどを記載しておりますが、総合計 レベルアップを書かなければならないと考えている。ま 画では大きな括りのなかで示させていただいており、道路 た、計画策定には若い人材を活用すべき。 計画というところまでの記載をしていないものであります。 23 基本計 画 基本計 24 画 25 基本計 画 26 その他 113 ・現在、新火葬場及び新し尿処理場建設候補地選定会議 において候補地を選定しております。 ・各個別の計画は、各課が総合計画に照らして策定してい ・総合計画は長期の計画なので記載がないようです 49. 公共施設等の適正管 くことになりますのでここでは示されていません。施設につ 114 が、施設が使えなくなるなどの計画についてはいつ分 理・統廃合 きましては、公共施設管理計画などの中で示されることと かるのでしょうか。 思います。 123 施策の大綱 7-2 効率 的な行財政運営の推進 ・ワンストップサービスとは。 ・窓口サービスの向上として、1ヶ所で手続きができるよう にしていくといものであります。 用できない。夜間も使用出来なくなるため、使い勝手 が悪い。公衆トイレは、誰もが使用する場所のため、定 ・庁舎では一部でウォシュレットを採用しました。間もなく開 期的な清掃の回数を増やすとともに、ウォシュレットの 設するガイダンスセンターではウォシュレット採用するな 整備などを検討して欲しい。 ど、徐々に導入を推進しています。 ・観光客は他市と比較する。伊豆長岡駅のトイレで印 象が変わる。金沢市の公園のトイレはすごく良い。 番号 意見 序論・構想・ 計画 項目 内容 意見への対応(案) ページ 27 その他 ・市民説明会なのに市民が集まっていないことに驚き ました。周知の方法を考えた方がいいと思いました。市 ・ご意見として拝聴いたしました。 民に危機感が足りないと思っています。 28 その他 ・26ページに 合併前は市民大会があり運動会をやっ ていた。体育協会や市でこういう機会を増やして欲し い。市長はモンゴルに行ってどういう交流をしてきたか 報告をして欲しい。英語を学ぶのに伊豆の国市は高く 函南町は安いので市で補助をして欲しい。 ・市長が赴き意見交換をする機会として、ふれあいトークを 行っております。是非、お申込みいただければと思っており ます。軽スポーツ教室や国際交流協会による外国語講座 もありますのでご活用ください。
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