(別紙1、別紙2、別紙3、別紙4)(PDF文書)

仕
1
様
書
業務名称
高尾浄水場4号緩速ろ過池補砂業務
2
実施場所
(補砂)下関市春日町 8 番 1 号
下関市上下水道局
(洗砂)下関市長府豊浦町 1 番 1 号
3
高尾浄水場
下関市上下水道局
長府浄水場
業務期間
契約締結日から平成 29 年 3 月 17 日まで
4
業務概要
4号緩速ろ過池(以下「ろ過池」という。)の砂層厚が減少したため、長府
浄水場内サンドプールにあるろ過砂をろ過池に補填し、水締め後、砂層厚
700mm にするものである。
5
記録及び関係提出書類
(1)業務計画書
(2)業務成果日報
(3)実施工程表
(4)業務写真(工程毎の作業前、作業中、作業後及び完成)
(5)汚砂洗浄濁度成績書(全 3 回分)
(6)計測位置図及び工程ごと(汚砂搬出、ろ過砂搬入、在来砂跳ね上げ、完
成水張り前及び完成水張り後)の各区画の基準点におけるレベル管理表
(7)検便結果書の写し
(8)業務完成届
(9)その他局の指定するもの
6
業務内容
(1)汚砂搬出工
ア
ろ過池砂層上にたい積した藻類等を事前に取り除くこと。取り除いた
藻類等は日和山浄水場内の局担当者が指示する場所に置くこと。
イ
藻類等を取り除いた後、人力で汚砂を約 100mm 掘削し搬出すること。
ウ
汚砂搬出中に砂層面の陥没等が生じないよう作業すること。なお、砂
層面に異状が発生した場合は、局担当者に報告し、その指示に従うこと。
エ
汚砂の搬出に使用する機械は、油等の漏れを防止する対策を十分に行
っているものを用いること。
(2)汚砂運搬工(高尾浄水場~長府浄水場)
ア
運搬に当たり、汚砂から汚水が出ないことを確認し、運搬中にダンプ
トラックから水が流出しないこと。
イ
運搬に使用するダンプトラックの荷台には、油分、汚れ等が付着して
いないことを確認し使用すること。なお、油分、汚れ等が付着している
場合は、使用を中止すること。
(3)汚砂洗浄工
ア
汚砂洗浄は、長府浄水場内に設置している洗砂機を使用し、洗浄水の
濁度が、新砂の洗浄濁度と同等の品質規定 30 度以下(JWWA
A-103-1:
2006)になるまで洗浄し、砂の流失をできるだけ防止するよう丁寧に行
い所定の砂置場に運搬すること。また、洗砂機使用後は洗砂場内(洗砂
場内排水溝を含む。)の清掃を行うこと。
イ
汚砂洗浄の洗浄水圧は、砂の汚れ状態(汚砂洗浄後の汚水状態等)を
見て洗浄水圧を調整して、適正な洗浄水圧で洗浄を行うこと。
(4)洗浄ろ過砂積込み工
ア
洗浄ろ過砂は、長府浄水場内砂置場から積み込むこと。
イ
積込みは、人力及び電動式ベルトコンベア等で積み込むこと。
(5)洗浄ろ過砂運搬工(長府浄水場~高尾浄水場)
ア
運搬に当たり、ろ過砂の乾燥状態を確認し、運搬中にダンプトラック
から水が流出しないこと。
イ
運搬に使用するダンプトラックは、荷台に油分、汚れ等が付着してい
ないことを確認し使用すること。なお、油分、汚れ等が付着している場
合は、使用を中止すること。
(6)洗浄ろ過砂搬入工
ア
洗浄ろ過砂は、砂層をろ過砂利の天端から 10mm 上まですき取った上に
搬入し敷き込むことから、洗浄ろ過砂搬入時に砂利層及び隣の区画を乱
すことのないよう適切な人員を配置し、人力でろ過砂を均一に敷きなら
すこと。
イ
敷きならしは、1区画内に基準点をいくつか設けて測定高のばらつき
がないように行うこと。
ウ
洗浄ろ過砂搬入完了後の敷きならし管理については、レベルにより行
うこと。なお、測定箇所の位置及び数量に関しては、局担当者と協議の
上、決定すること。
エ
洗浄ろ過砂の搬入に使用する機械は、油等の漏れを防止する対策を十
分に行っているものを用いること。
(7)在来砂掘削仮置き工
ア
補砂作業は、ろ過池内を 8 つに区画して新しい砂と在来砂とを上下入
れ換える作業(切り返し)を行うことから、最初の作業区画で掘削した
在来砂は、いったん仮置きし、最後の作業区画の洗浄ろ過砂搬入後にそ
の上から敷きならすこととなるので、最初の1区画分の在来砂の仮置き
については、局担当者の承諾を得て場内に仮置きすること。
イ
仮置きする在来砂は、ろ過砂以外の土砂や草などが混ざらないように
分離し管理すること。
ウ
仮置きする在来砂は、風で飛散しないよう必要な処置を講じること。
(8)在来砂跳ね上げ工
ア
在来砂跳ね上げについては、砂層をろ過砂利の天端から 10mm 上まです
き取り、洗浄ろ過砂を敷き込んだ上に跳ね上げるものとする。
イ
在来砂跳ね上げ時に砂利層及び隣の区画を乱すことのないよう、適切
な人員を配置し、機械器具等の設置をすること。
ウ
在来砂跳ね上げ完了後は、不陸がないよう1区画内に基準点をいくつ
か設けて敷きならし、各基準点において測定高のばらつきがないよう行
うこと。
エ
在来砂跳ね上げ完了後の敷きならし管理については、レベルにより行
うこと。なお、測定箇所の位置及び数量に関しては、局担当者と協議の
上、決定すること。
(9)業務完成
補砂作業を完了後は、在来砂と洗浄ろ過砂の間げきをなくすため、いっ
たん他の池からろ過水を逆張りさせるので、砂の締まりを考慮して補砂厚
が均一に 700mm 以上となるよう補砂の管理をしておくこと。なお、逆張り
作業は局担当者の指示によること。
7
検査立会い
(1)汚砂洗浄濁度試験
局担当者立会いの下、洗浄後のろ過砂を採取して JWWA
Z
110:2004
による濁度試験を行う。なお、濁度試験は、全 3 回行う。
(2)事前に協議を行い、各工程ごと(汚砂搬出、ろ過砂搬入、在来砂跳ね上
げ、完成水張り前及び完成水張り後)に局担当者が立会いを行う。
8
その他
(1)業務の実施に当たり、事前に局担当者と打合せを行い、業務を円滑に遂
行すること。
(2)業務に際し、安全管理については、十分留意すること。
(3)用具の整とん及び砂の後始末を毎回確実に行うこと。
(4)業務の実施日時は、原則として閉庁日(土曜日、日曜日及び祝日)を除
く日の午前 8 時 30 分から午後 5 時までとするが、履行上やむを得ない場合
は局担当者と協議の上、承諾を受けてから行うこと。
(5)洗砂機及びベルトコンベアの使用に係る電気及び水の使用は、無償供与
とする。
(6)業務実施場所である高尾浄水場内は水道施設であり緩速ろ過池内での作
業であるため、作業員の服装や使用する器具等は衛生面に十分配慮するこ
と。
(7)業務に携わる者(ろ過池内に立ち入り、又はろ過砂に触れる者)につい
ては、検便を実施し、検便結果書(検体提出日が 6 か月以内のもの)の写
しを業務着手前に局担当者に提出すること。検査項目は赤痢菌、腸チフス
菌、パラチフス菌、サルモネラ及び O-157 とする。なお、検体提出日から
6 か月を超えて作業を継続する場合は、再度検便を実施し、検便結果書の
写しを提出すること。
(8)高尾浄水場内においては最大積載量が 4t以上の車両の乗り入れについ
ては原則として禁止する。
(9)業務期間中に浄水場内で火気等を使用する際は、臨時火気等使用承認申
請書(局様式)を提出して承認を受けること。
(10)施設の鍵の使用については、受託者へ預託するが、厳重に保管し、業務
完了後は返却すること。また、複製は行わないこと。
なお、貸し出しの方法は、局担当者の指定する方法で管理する。
別紙2
特
記
仕
様
書
下関市(以下「市」という。)は、「しものせきエコマネジメントプラン」に
基づいた環境マネジメントシステムを構築し、
「下関市環境方針」に基づき、市
の組織が行う事業活動における環境配慮及び環境保全に関する行動を適切に実
行することとしている。
この取組には、本業務の受託者(以下「受託者」という。)の協力が不可欠で
あり、業務関係者の業務の管理や業務の実施などに当たり、受託者は、
「しもの
せきエコマネジメントプラン」の趣旨を理解し、次の項目について実施するこ
と。
1
法規制の遵守
受託者は、業務の実施に際しては、関連法令を遵守し、常に適切な管理を
行うこと。
2
事故発生時の対応
受託者は、業務の実施中に事故が発生した場合は、必要な処置を講ずると
ともに市へ報告し、その指示に従うこと。なお、詳細な報告は、必ず文書で
後日行うこと。
3
苦情・要望への対応
受託者は、業務に関する苦情又は要望を受け付けたときは、応急的な措置
が必要な場合は応急処置を講ずるとともに市へ報告し、その指示に従うこと。
なお、詳細な報告は、必ず文書で後日行うこと。
4
環境への配慮事項
受託者は、業務の実施に際しては、次の各号に配慮すること。
(1)使用する車両から排出するガス及び騒音振動を低減するよう、できる限
りエコドライブを励行すること。
(2)業務の報告書の作成に当たっては、可能な限り再生紙等を利用すること。
(3)業務の報告書の作成に当たっては、可能な限り両面印刷に努めること。
(4)環境ラベリング制度(エコマーク・グリーンマーク)の対象となってい
る製品を可能な限り積極的に使用すること。
(5)使用する物品は、可能な限り再生品を使用すること。
(6)リサイクル(分別)可能な製品を積極的に使用すること。
(7)公共交通機関の利用及び効率的に車を使用すること。
(8)業務の実施箇所周辺の環境に与える負荷の抑制及び周辺地区の環境美化
に努めること。
別紙3
個人情報取扱特記事項
(基本的 事項)
第1
乙 は、個 人情 報の保護 の重要 性を認識し、この契約による業務の実施に
当たって は個人 の権 利利益を 害することのないよう、個人情報の取扱いを適
正に行わ なけれ ばな らない。
(秘密の 保持)
第2
乙 は、こ の契 約による 業務に 関して知り得た個人情報をみだりに他に漏
らしては ならな い。この契約 による業務が終了し、又はこの契約が解除され
た後にお いても 、同 様とする 。
(収集の 制限)
第3
乙 は、こ の契 約による 業務を 行うために個人情報を収集するときは、業
務を達成 するた めに 必要な範 囲内で、適法かつ適正な方法により行わなけれ
ばならな い。
(目的外 利用及 び提 供の禁止)
第4
乙 は、甲 の指 示又は承 認があ るときを除き、この契約による業務に関し
て知り得 た個人 情報 を契約の目的以 外の ために利用し、又は第三者に提供し
てはなら ない。
(適正管 理)
第5
乙は 、こ の契 約によ る業務に関し て知り得た個人情報の漏えい、滅失 、
き損の防止その他の個人情報の適切な管理のために必要な措置を講ずるよ
う努めな ければ なら ない。
(複写又 は複製 の禁 止)
第6
乙 は、甲 の承 認がある ときを 除き、この契約による業務を処理するた め
に甲から 引き渡 され た個人情 報が記録された資料等の複写、複製又はこれら
に類する 行為を して はならな い。
(再委託 の禁止 )
第7
乙 は、こ の契 約による 業務を 行うための個人情報の処理は、自ら行うも
のとし、甲の 承認が あるとき を除き、第三者にその取扱いを委託又はこれに
類する行 為をし ては ならない 。
(資料等 の返還 等)
第8
乙は、こ の契 約による 業務を 処理するために甲から引き渡され、又は 乙
自らが収 集し 、若し くは作成 した個人情報が記録されている資料等は、業 務
完了後直 ちに甲 に返 還し、又は引き渡すものとする。ただし、甲が別に指 示
したとき は、そ の指 示に従う ものとする。
(事故発 生時に おけ る報告)
第9
乙 は、こ の特 記事項に 違反す る事態が生じ、又は生ずるおそれのある こ
とを知っ たとき は、 速やかに 甲に報告し、甲の指示に従うものとする。
別紙4
下関市暴力団排除条例による措置に係る特記事項
(総則)
第1条
甲と乙は、下関市暴力団排除条例(平成23年条例第42号)第3条に規定
する基本理念に基づき、同条例第6条の規定による措置として、この特記事項を設
ける。
(暴力団排除に係る契約の解除)
第2条
甲は、乙が次の各号のいずれかに該当するときは、乙に対しなんらの催告を
要せず、この契約を解除することができる。
(1) 役員等(乙が個人である場合にはその者を、乙が法人である場合にはその役員
又はその支店若しくはこの契約を締結する事務所の代表者をいう。以下同じ。)が、
暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号。以下
「暴力団対策法」という。)第2条第6号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」
という。)であると認められるとき。
(2) 暴力団(暴力団対策法第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)又は
暴力団員が、経営に実質的に関与していると認められるとき。
(3) 役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損
害を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしたと認められる
とき。
(4) 役員等が、暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し、若しくは便宜を供与
するなど直接的若しくは積極的に暴力団の維持及び運営に協力し、又は関与して
いると認められるとき。
(5) 役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると
認められるとき。
(6) 下請契約又は資材、原材料等の購入契約の締結に当たり、その相手方が前各号
のいずれかに該当することを知りながら、当該者と契約を締結したと認められる
とき。
(7) 乙が、第1号から第5号までのいずれかに該当する者を下請契約又は資材、原
材料等の購入契約の相手方としていた場合(第6号に該当する場合を除く。)に、
甲が乙に対して当該契約の解除を求め、乙がこれに従わなかったとき。
2
前項の規定により契約を解除した場合の契約保証金の帰属及び損害賠償について
は、この特記事項が付加される契約(以下「本契約」という。)の規定による。
(関係機関への照会等)
第3条
甲は、暴力団を排除する目的のため、必要と認めるときは、乙に対して、役
員等についての名簿その他の必要な情報の提供を求め、その情報を管轄の警察署に
提供して、乙が前条第1項各号に該当するか否かについて、照会できるものとする。
2
乙は、前項の規定により、甲が当該警察署に照会を行うことについて、承諾する
ものとする。
(本契約の履行の妨害又は不当要求の際の措置)
第4条
乙は、自ら又は本契約の下請若しくは受託をさせた者(この条において「下
請事業者等」という。)が、暴力団又は暴力団員から、本契約の適正な履行の妨害又
は本契約に係る不当要求を受けたときは、き然として拒否し、その旨を速やかに甲
に報告するとともに、管轄の警察署に届け出なければならない。
2
甲、乙及び下請事業者等は、前項の場合において、管轄の警察署と協力して、本
契約の履行の妨害又は本契約に係る不当要求を排除する対策を講じるものとする。