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高速液体クロマトグラフ分析装置賃貸借契約書(案)
1 件
名
高速液体クロマトグラフ分析装置賃貸借
2 履 行 場 所
熊本市東区画図町大字所島 404 番地 1 熊本市環境総合センター
3 賃貸借期間
自 平成 29 年 2 月 1 日
至 平成 36 年 1 月 31 日
4 契 約 総 額
百
十
億
千
百
十
万
千
百
十
(うち取引にかかる消費税及び地方消費税の額 ¥
5 賃貸借内容
6
円
)
別紙「高速液体クロマトグラフ分析装置貸借仕様書(以下「仕様書」
という。
)
」のとおり
契約保証金
円
上記賃貸借契約(以下「契約」という。
)について、熊本市(以下「甲」という。
)と
○○○○○○(以下「乙」という。
)とは、各々の対等な立場における合意に基づいて次
の条項によって契約を締結し、信義に従って誠実にこれを履行するものとする。
この契約締結の証として本書 2 通を作成し、当事者記名押印のうえ、各自その 1 通を
保有する。
平成
年
月
日
甲 住 所
乙
熊本市中央区手取本町 1 番 1 号
氏 名
熊
本 市
代表者
熊本市長
大
西 一
史
印
住 所
氏
名
代表者
印
(総則)
第1条 甲及び乙は、日本国の法令を遵守し、この契約(この契約書及び仕様書)を信義
に従って誠実に履行しなければならない。
2 この契約に係る訴訟の提起又は調停(第32条の規定に基づき、甲と乙とが協議の上
選定される調停人が行うものを除く。)の申立てについては、日本国の裁判所をもって合
意による専属的管轄裁判所とする。
3 乙は、賃貸借等をこの契約に従い行うものとし、甲は、その賃貸借等の料金(以下「賃
貸借料」という。
)を支払うものとする。
第2条 この契約書に定める指示、請求、通知、報告、申出、承諾、質問、回答及び解除
は、書面により行わなければならない。
2 前項の規定にかかわらず、緊急やむを得ない事情がある場合には、委託者及び受託者
は、前項に規定する指示等を口頭で行うことができる。この場合において、委託者及び
受託者は、既に行った指示等を書面に記載し、7日以内にこれを相手方に交付するもの
とする。
(目的)
第3条 乙は、乙の所有する仕様書記載の機器等(以下「機器等」という。
)を甲に賃貸し、
甲は、機器等を賃借する。
2 前項の賃貸には、仕様書のとおり機器等の設置等の業務(以下「業務」という。)を含
むものとする。
(機器等の設置場所及び賃貸借等の期間)
第4条 機器等の設置場所(以下「設置場所」という。
)及び賃貸借等の期間(以下「賃貸
借期間」という。
)は、次のとおりとする。
(1) 設置場所 熊本市東区画図町大字所島404-1(熊本市環境総合センター)
(2) 賃貸借期間 平成29年2月1日から平成36年1月31日までとする。
(賃貸借料)
第5条 賃貸借料は、金
(うち消費税及び地方消費税の額
円)とする。
(契約保証金)
第6条 乙は、この契約の締結と同時に、次の各号のいずれかに掲げる保証を付さなけれ
ばならない。ただし、第4号の場合においては、履行保証保険契約の締結後、直ちにそ
の保険証券を寄託しなければならない。
(1) 契約保証金の納付
(2) 契約保証金の納付に代わる担保となる有価証券等の提供
(3) この契約による債務の不履行により生ずる損害金の支払いを保証する銀行又は甲が確
実と認める金融機関の保証
(4) この契約による債務の不履行により生ずる損害をてん補する履行保証保険契約の締結
2 前項の保証に係る契約保証金の額、保証金額又は保険金額(第4項において「保証の額」
という。)は、賃貸借料の100分の10以上としなければならない。
3 第1項の規定により、乙が同項第2号又は第3号に掲げる保証を付したときは、当該保
証は契約保証金に代わる担保の提供として行われたものとし、同項第4号に掲げる保証
を付したときは、契約保証金の納付を免除する。
4賃貸借料の変更があった場合には、保証の額が変更後の賃貸借料の100 分の10に達
するまで、甲は、保証の額の増額を請求することができ、乙は、保証の額の減額を請求
することができる。
(一括再委託等の禁止)
第7条 乙は、賃貸借等の全部又は主体部分を一括して第三者に再委託又は再委任しては
ならない。ただし、あらかじめ甲の書面による承認を受けた場合は、この限りでない。
(一部再委託又は再委任)
第8条 乙は、賃貸借等の一部を第三者に再委託し又は再委任したときは、すみやかに書面
により甲に届けなければならない。
2 甲は、前項の場合において当該再委託者又は再委任者について、業務の履行に著しく不
適格と認められるものがあるときは、乙に対して書面によりその事由を明示してその変更
を求めることができる。
(使用人に関する乙の責任)
第9条 乙は、賃貸借等の実施につき用いた使用人による賃貸借等上の行為については、
一切の責任を負う。
(監督職員)
第10条 甲は、この契約の履行に関し甲の指定する監督職員(以下「監督職員」という。
)
を定めたときは、その氏名を乙に通知するものとする。監督職員を変更したときも同様
とする。
2 監督職員は、この契約書の他の条項に定める職務のほか、次に掲げる権限を有する。
(1) この契約の履行についての乙又は次条に規定する乙の実施責任者に対する指示、
承諾又は協議
(2) この契約の記載内容に関する乙の確認又は質問に対する回答
(3) 業務の進捗状況の確認及び履行状況の監督
(実施責任者)
第11条 乙は、仕様書に規定する保守を実施するに当たって実施責任者を定めた時は、
その氏名を甲に通知するものとする。また、実施責任者を変更したときも同様とする。
2 実施責任者は、保守の実施に関し、その運営、取締りを行うほか、賃貸借料の変更、
賃貸借期間の変更、賃貸借料の請求及び受領、業務関係者に関する措置請求並びにこの
契約の解除に係る権限を除き、この契約に基づく乙の保守に係る一切の権限を行使する
ことができる。
(実施責任者等に関する措置請求)
第12条 甲は、乙が業務に着手した後に乙の実施責任者又は使用人が業務の履行につい
て著しく不適当であると認められるときは、乙に対して、その理由を明示した書面によ
り、必要な措置を講じるべきことを求めることができる。
2 乙は前項の規定による請求があったときは、当該請求に係る事項について決定し、そ
の結果を請求を受けた日から10日以内に甲に通知しなければならない。
3 乙は、監督職員がその職務の執行につき著しく不適当と認められるときは、甲に対し
て、その理由を明示した書面により、必要な措置を講じるべきことを求めることができ
る。
4 甲は、前項の規定による請求があったときは、当該請求に係る事項について決定し、
その結果を請求を受けた日から10日以内に乙に通知しなければならない。
(機器の設置等)
第13条 乙は、機器等を甲の指定する場所に設置するとともに、機器を使用できる状態
に調整して、平成29年1月31日までに甲に引き渡すものとする。
2 機器設置等の要件は、仕様書のとおりとする。
(善良な管理者の注意義務及び部分使用)
第14条 甲は、履行期間中において善良なる管理者の注意をもって機器等を管理しなけ
ればならない。
2 甲は、13条の規定による引渡し前においても、機器等の全部又は一部を乙の承諾を
得て使用することができる。
3 前項の場合においては、甲は、その使用部分を善良な管理者の注意をもって使用しな
ければならない。
4 甲は、第2項の規定により使用する場合、機器等の全部又は一部を甲の不注意等によ
って乙に損害を及ぼしたときは、必要な費用を負担しなければならない。
(賃貸借等の変更等)
第15条 甲は、必要があるときは、乙と協議して、賃貸借等の内容を変更することがで
きる。
2 賃貸借等の変更方法については、甲乙協議して定める。ただし、協議開始の日から1
4日以内に協議が整わない場合には、甲が定め、乙に通知する。
(かし担保)
第16条 甲は、機器等にかしがあるときは、乙に対して期間を定めてそのかしの補修を
請求し、又は補修に代え若しくは補修とともに損害の賠償を請求することができる。
2 前項の規定によるかしの補修又は損害賠償の請求は、第13条第1項の規定による引渡
しを受けた日から1年以内にこれを行わなければならない。
(作業用器材等の負担区分)
第17条 業務の実施に要する機械、器具及び材料は、すべて乙の負担とする。
(臨機の措置)
第18条 乙は、業務の履行に当たって事故が発生したとき又は発生するおそれのあると
きは、甲の指示を受け、又は甲乙協議して臨機の措置をとらなければならない。ただし、
緊急やむを得ない事情があるときは、乙の判断によって臨機の措置をとらなければなら
ない。
2 前項の場合においては、乙は、そのとった措置の内容を遅滞なく甲に通知しなければ
ならない。
3 甲は、事故防止その他業務上特に必要があるときは、乙に対して臨機の措置を講じる
ことを請求することができる。
4 乙が第1項又は前項の規定により臨機の措置を講じた場合において、当該措置に要し
た費用のうち、賃貸借料の範囲内に含めることが適当でないと認められる部分について
は、甲がこれを負担する。
(損害の賠償)
第19条 甲又は乙は、自己の責めに帰すべき理由により相手方に損害を与えたときは、
その損害を賠償しなければならない。この場合における賠償額は甲乙協議して定めるも
のとする。
(賃貸借料の支払い)
第20条 乙は、
1カ月の賃貸借期間終了後、甲に対して賃貸借料を請求するものとする。
2 賃貸借料の支払は、別紙の支払内訳書のとおり支払うものとする。
3 甲は、第1項の規定による請求があったときは、請求を受けた日から起算して30日
以内に当該請求金額を乙に支払わなければならない。
(甲の契約解除権)
第21条 甲は、乙が次の各号のいずれかに該当するときは、この契約を解除することが
できる。
(1) 正当な理由がなく、この契約で定める機器等の設置を行わないとき、又は契約
で定める期日までに機器等を設置する見込みがないと明らかに認められるとき。
(2) 正当な理由がなく、この契約で定める機器等の保守を行わないことが明らかに認
められるとき。
(3) 第7条又は第25条の規定に違反したとき。
(4) 前各号のほか、乙がこの契約に違反し、その違反により契約の目的を達成する
ことができないと認められるとき。
(5) 第24条第 1 項に規定する事由によらないでこの契約の解除を申し出たとき。
(6) 乙が次のいずれかに該当するとき。
ア 役員等(法人にあっては非常勤を含む役員、支配人、支店長、営業所長その他こ
れに類する地位にある者及び経営に実質的に関与している者を、法人格を有しない
団体にあっては代表者及び経営に実質的に関与している者を、個人にあってはその
者及びその者の支配人をいう。以下この号及び次条において同じ。)が暴力団員に
よる不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号。以下「暴力団対策
法」という。
)第2条第6号に規定する暴力団員(以下この号において「暴力団員」
という。
)であると認められるとき。
イ 暴力団(暴力団対策法第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下この号におい
て同じ。
)又は暴力団員が経営に実質的に関与していると認められるとき。
ウ 役員等が自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を
加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用する等の行為をしたと認められる
とき。
エ 役員等が暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し、又は便宜を供与する等直
接的又は積極的に暴力団の維持若しくは運営に協力し、又は関与していると認めら
れるとき。
オ 役員等が暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると認
められるとき。
カ 再委託契約、機器等の購入契約その他の契約に当たり、その相手方がアからオま
でのいずれかに該当することを知りながら、当該者と契約を締結したと認められる
とき。
キ 乙がアからオまでのいずれかに該当する者を再委託契約、機器等の購入契約その
他の契約の相手方としていた場合(カに該当する場合を除く。)に、甲が乙に対し
て当該契約の解除を求め、乙がこれに従わなかったとき。
2 甲は、
前項の規定によりこの契約の解除をしたときは、既済部分について検査を行い、
当該検査合格部分に相当する代金を支払わなければならない。
3 乙は第1項の規定により契約を解除された場合においては、賃貸借料の10分の1に
相当する額を違約金として甲の指定する期間内に支払わなければならない。
4 前項の場合において、契約保証金の納付又はこれに代わる担保の提供が行われている
ときは、甲は、当該契約保証金又は担保をもって違約金に充当することができる。
(談合行為に対する解除措置)
第22条 甲は、前条に定めるもののほか、この契約に関して、次の各号のいずれかに該
当するときは、この契約を解除することができる。
(1) 乙が、
私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第54号。
以下「独占禁止法」という。
) 第49条第1項の排除措置命令を受け、かつ、同条第
6項に規定する期間内に同項の審判手続の開始を請求しなかったとき。
(2) 乙が、独占禁止法第7条の2第1項(同条第2項及び第8条の3において準用する
場合を含む。
)の規定により課徴金の納付を命じられ、かつ、独占禁止法第50条第
4項に規定する期間内に同項の審判手続の開始を請求しなかったとき。
(3) 乙が、独占禁止法第66条第1項の規定による却下の審決、同条第2項の規定に
よる棄却の審決又は同条第3項の規定による原処分の一部取消し若しくは変更の審
決(当該請負契約に係る部分の全部の取消しをし、又は当該取消しに相当する原処
分の変更をする審決を除く。
)を受け、かつ、当該審決の取消しの訴えを独占禁止法
第77条第1項に規定する期間内に提起しなかったとき。
(4) 乙が、独占禁止法第77条第1項の規定により審決の取消しの訴えを提起した場合
において、当該訴えを却下し、又は棄却する判決が確定したとき。
(5) 乙又はその役員等若しくはその使用人その他の従事者について、刑法(明治40年
法律第45号)第96条の6若しくは第198条又は独占禁止法第89条第1項、第
90条(第3号を除く。
)若しくは第95条第1項(第2号及び第3号を除く。)の刑
が確定したとき。
2 前条第3項及び第4項の規定は、前項の規定により契約を解除した場合において準用
する。
(その他の解除権)
第23条 甲は、賃貸借等が終了するまでの間は、第21条第1項及び前条第1項に規定
する場合のほか必要があるときは、この契約を解除することができる。
2 甲は、前項の規定によりこの契約を解除したことにより乙に損害を及ぼしたときは、
その損害を賠償しなければならない。
(乙の契約解除権)
第24条 乙は、次の各号のいずれかに該当するときは、この契約を解除することができ
る。
(1) 第15条の規定により賃貸借等の内容を変更したため、賃貸借料が3分の2以上減
少したとき。
(2) 甲が契約に違反し、それにより賃貸借等を継続することが不可能となったとき。
2 第21条第2項の規定は、前項の規定によりこの契約が解除された場合に準用する。
3 甲は、第1項の規定によりこの契約を解除された場合において、これにより乙が損害
を受けたときは、その損害を賠償しなければならない。
(秘密の保持)
第25条 乙は、本賃貸借等を通じて知り得た秘密を外部に漏らし、又は、他の目的に利
用してはならない。この契約が終了し、又は解除された後においても同様とする。
2 本賃貸借等の履行に当たる乙の使用人も前項と同様の義務を負い、この違反について
乙はその責を免れない。
3 乙は、乙の使用人に対して、契約期間中及び契約終了後において、その賃貸借等に関
して知ることのできた個人情報を他に漏らしてはならないこと、及び契約の目的以外に
使用してはならないことなど、情報セキュリティ及び個人情報保護に関し必要な事項を
周知するものとする。
(履行遅滞の場合における損害金等)
第26条 乙の責に帰すべき事由により、賃貸借期間内に賃貸借等を継続することができ
ない場合においては、甲は、損害金の支払を乙に請求することができる。
2 前項の損害金の額は、賃貸借料から第20条第2項の規定により支払が完了した賃貸
借料を控除した額につき、遅延日数に応じ、年2.8パーセントの割合で計算した額と
する。
3 甲の責に帰すべき事由により、甲がこの契約に基づく第20条第2項の規定による賃
貸借料の支払が遅れた場合においては、乙は、未受領金額につき、遅延日数に応じ、年
2.8パーセントの割合で計算した額の遅延利息を請求することができる。
(賠償金等の徴収)
第27条 乙がこの契約に基づく損害賠償金又は違約金を甲の指定する期間内に支払わな
いときは、甲は、その支払わない額に甲の指定する期間を経過した日から賃貸借料支払
の日まで年2.8パーセントの割合で計算した利息を付した額と、甲の支払うべき賃貸
借料とを相殺し、なお不足があるときは追徴する。
2 前項の追徴をする場合には、甲は、乙から遅延日数につき年2.8パーセントの割合
で計算した額の延滞金を徴収する。
(契約解除の通知)
第28条 甲又は乙は、この契約を解除するときは、書面により速やかにその旨を相手方
に通知しなければならない。
(不正行為に伴う損害の賠償の予約)
第29条 乙は、この契約に関して、第22条第1項各号のいずれかに該当するときは、
賃貸借料の10分の2に相当する金額を賠償金として甲の指定する期間内に甲に支払わ
なければならない。ただし、次の各号のいずれかに該当するときは、この限りでない。
(1) 22条第1項各号に掲げる場合において、命令、審決又は刑罰の対象となる行為が
不公正な取引方法
(昭和57年公正取引委員会告示第15号)
第6項に該当するとき。
(2) 22条第1項第5号に掲げる場合において、乙又はその役員等若しくはその使用人
その他の従事者について確定した刑が刑法第198条の刑であるとき(確定した刑が
同条の刑のほか、刑法第96条の6又は独占禁止法第89条第1項、第90条(第3
号を除く。
)若しくは第95条第1項(第2号及び第3号を除く。
)の刑であるときを
除く。
)
。
(3) 前2号に掲げる場合のほか、甲が特に必要があると認めるとき。
2 前項本文の規定にかかわらず、甲は、損害の額が同項に規定する賃貸借料の10分の
2に相当する金額を超えるときは、乙に対して、当該超える金額を併せて支払うことを
請求することができる。
3 前2項の規定は、この契約による賃貸借等が完了した後においても適用があるものと
する。
(機器等の返還)
第30条 この契約の終了又は契約の解除による機器等の返還に要する費用は、その返還
が甲の責めに帰する場合のほかは、乙が負担するものとする。
2 機器等の返還後、乙は、パソコン等に保存された検体名、測定データ等の情報を消去
するものとする。
(動産総合保険)
第31条 乙は、機器等につき契約期間中継続して乙を被保険者とする動産総合保険契約
を締結し、その費用を負担するものとする。
2 甲は、動産総合保険約款に基づく保険事故が生じた場合、直ちに乙に通知するものと
する。
3 保険事故による甲の乙に対する賠償は、保険会社から乙に支払われた保険金を限度と
する。
(天災地変その他の不可効力による損害)
第32条 天災地変その他の不可抗力により、機器等に損害を生じたときは、乙は速やか
にその回復措置を講じなければならない。この場合において、これらの復旧に要する費
用は、甲乙協議のうえ定めるものとする。
(紛争の解決)
第33条 この契約書の各条項において甲乙協議して定めるものにつき協議が整わなかっ
たときに甲が定めたものに乙が不服がある場合その他契約に関して甲乙間に紛争を生じ
た場合には、甲及び乙は、協議の上調停人1名を選任し、当該調停人のあっせん又は調
停によりその解決を図る。この場合において、紛争の処理に要する費用については、甲
乙協議して特別の定めをしたものを除き、調停人の選任に係るものは甲乙折半し、その
他のものは甲乙それぞれが負担する。
2 第1項の規定にかかわらず、甲又は乙は、必要があると認めるときは、同項に規定す
る紛争解決の手続前又は手続中であっても、同項の甲乙間の紛争について民事訴訟法
(平
成8年法律第109号)に基づく訴えの提起又は民事調停法(昭和26年法律第222
号)に基づく調停の申立てを行うことができる。
(契約外の事項)
第34条 この契約に定めのない事項については、必要に応じて甲乙協議のうえ定めるも
のとする。