3M、山形の製造拠点に新棟を完成

2016年(平成28年)10月18日
~日本が国内外の製造に携わる人財育成の中核に~
3M、山形の製造拠点に新棟を完成
2016 年 10 月 18 日 オープン
スリーエム ジャパン プロダクツ株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:吉田優)は
10 月 18 日、山形事業所に国内外の製造に携わる人財の育成を行うトレーニングセンターや3Mの
顧客向けショールームを兼ねた新棟「AC 棟(Administration&Communication 棟)」をオープン
します。
山形事業所は、3Mの全世界の製造拠点の中でもトップクラスの製造品出荷金額を誇り、世界に
十数カ所ある「スーパーハブ」と呼ばれる製造拠点の一つです。
「AC 棟(Administration&Communication 棟)
」
テープカットの様子
左から、スリーエム ジャパン㈱ 執行役員 野川 真木子、
㈱ノーベル 代表取締役会長 大河原 伸一氏、山形県東根市長
土田 正剛氏、スリーエム ジャパン㈱ 代表取締役副社長 昆 政彦、
スリーエム ジャパン プロダクツ㈱ 代表取締役社長 吉田 優、
山形事業所長 中川 英治
この度オープンする AC 棟はトレーニングセンターを兼ねており、今後、日本やアジアを中心に
製造に携わる人財育成の中核としての役割を担います。具体的には、若手エンジニア向けに製造技術
のトレーニング、現場のオペレーター向けに日々の改善活動を活性化させるトレーニングなどを実施
します。
建物は 2 階建てで、最大 80 人を収容できるトレーニングルーム、山形事業所で製造している製品
の展示スペース、会議室などのオフィススペースを備えています。
入口にある3Mロゴのオブジェには、サインやグラフィックス向けのフィルム「3M™ スコッチカル™
フィルム」とライティング製品「3M™ LED モジュール」、内装のデザインには建築用の装飾フィ
ルム「3M™ ダイノック™ フィルム」が使われるなど、建物全体が3Mのショールームのように
なっています。産業向け資材から日用品に至るまで、幅広い技術を扱う3Mならではの新施設で
す。
棟内にある顧客向けの展示スペースには、3Mの企業文化や技術の紹介、山形事業所で製造して
いる主要な製品や新製品を常設しています。実際の製品に触れながら対話ができるなど、お客様と
のコミュニケーションを深耕する場にもなります。
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10 月 18 日に行われたオープニングイベントでは、土田正剛東根市長を招きテープカットを実施
しました。
スリーエム ジャパン プロダクツ株式会社 代表取締役社長の吉田は「スーパーハブである山形事
業所で製造する高品質な製品は、国内はもとより世界中のお客様に高く評価されています。AC棟のオ
ープンにより、製造技術の伝承や国内外への発信、優秀な人財を輩出していく場所として、グローバル
からますます期待されています。お客様とのコミュニケーションを通じ、さらなる価値の共創に取り
組んでいきます」と述べました。
東根市長の土田氏は「国内のみならず海外の製造に携わる人財の育成を担う施設を本市にオープン
されたことは光栄なことであると存じます。本市で開催されるさくらんぼマラソン大会に毎年メイン
スポンサーとしてご協賛いただくとともに、ボランティアスタッフとして多くの方にご協力いただく
など、多大な貢献をされている御社のますますの発展をご祈念申し上げます」と挨拶しました。
【山形事業所の製造製品】
不織布研磨材、家庭用ナイロンたわし、反射材、内装用装飾フィルム、コネクタ、電設工事用
材料、粘着テープ、衣料用断熱材、吸音断熱材、光学フィルムなど幅広い製品を製造していま
す。
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