平成28年度 学力調査結果分析と対応策 理科

平成28年度 学力調査結果分析と対応策
理科
1.優れている設問
単元・観点等
分析
7(1)①、②
地学、天気・知識理解 日本付近の四季の特徴を、天気図から読み取ることができた。
5(2)
地学、化石・知識理解
示相化石の特徴を理解している。
1(2)
化学、結晶・知識理解
再結晶という実験操作名が理解されている。
2.劣っている設問
単元・観点等
2(1)
生物、植物光合成・観
察実験の技能
4(1)X,Y
物理、光・知識理解
3(3)
化学、化学反応・知識
理解
1(3)
化学、物性・観察実験
の技能
1(1)
化学、物性・知識理解
分析
光合成を調べる実験の方法が理解されてい
ない。
レンズの名称を覚えていない。また、資料
文中の設問に気づけない。
化学反応式が書けない。覚えていない。モ
デル図から導くことができない。
質量パーセント濃度の計算が身についてい
ない。
物質の分類が理解されていない。
対策
観察実験の技能や注意点をしっか
り押さえる。小テストや実力テス
トで類似問題の出題。
資料読み取り型の問題を定期、実
力テストで出題し、問題形式に慣
らす。
小テストや実力テストで類似問題
を出題。
小テストや実力テストで類似問題
を出題。
小テストや実力テストで類似問題
を出題。
3.調査全体から 優れている点/劣っている点
・2 年地学分野(天気)の定着がよい。1 年物理分野(光)2 年化学分野(化学反応)の定着が悪い。
・単元によるバラツキは見られるが、科学的な思考力、観察実験の技能はやや優れている。ただし、文
章や記号等での表現力については不十分である。また、操作の注意点や意味を十分理解していない。
・根拠を示した文章表現や、資料の読み取りの力が十分ではない。
・授業アンケートで、まとめを自分の言葉で書いていない生徒が多い。
4.調査全体から 今後の対策
・定着の良くない分野、単元については、小テストや実力テストで、定着を図っていく。
・定期、実力テスト等で、活用力、資料読み取り力を問う問題を増やしていく。
・授業中の「予想」
「考察」
「まとめ」等の場面で、自分で考えて自分の言葉で書く時間を確保し、言語
能力、表現力を高める授業を設計する。
・班での学び合い学習を通して、理解を深め、表現力、コミュニケーション力を高める授業を設計する。