脳血管性認知症 • 前頭側頭型認知症

□加齢によるもの忘れと認知症による物忘れの違い
認知症は誰にでも起こりうる脳の病気です。
認知症高齢者は、
認知症に優しいまちづくりに地域全体で取り組みましょう。
今後10年で1.4
年々増加しており、
倍になる予測です。
認知症の方を地域
で見守る体制が必
■「認知症高齢者の日常生活自立度」Ⅱ以上の数の推移と見込み(全国)■
将来推計(年)
要です。
H24
H27
H32
H37
462万人
525万人
631万人
730万人
15.0%
16.0%
18.0%
20.6%
各年齢の認知症有病率が
上昇する場合の将来推計
65歳以上人口に占める割合
※「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」
(平成26年度厚生労働科学研究費補助金特別研究事業九州大学二宮教授)による速報値 より
(認知症を引き起こす主な病気)
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アルツハイマー型認知症
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脳血管性認知症
アルツハイマー型認知症は、一番多いとされる認知症です。女性
の発症が多い病気です。原因は不明ですが、脳の神経細胞が小
さくなり、やがてどんどん減っていくことによって起こります。
脳血管性認知症も、アルツハイマー型に次いで多い認
知症です。脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの、脳の
血管の病気に起因します。
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レビー小体型認知症
レビー小体型認知症は、アルツハイマー型に次いで多い認知症で
す。男性の方が多く、女性の約 2 倍と言われており、幻覚や幻視
が見られることが特徴です。
前頭側頭型認知症(FTD)
前頭側頭型認知症は、頭の前にある前頭葉と横にある
側頭葉の委縮によって起ります。万引きなどの非社会
的行為が見られることが特徴です。