1/2 工 事 名 : H27関本分中災害復旧工事 低 入 札 価 格 調 査 の 実 施

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関東地方整備局 下館河川事務所
低 入 札 価 格 調 査 の 実 施 概 要
工 事 名 : H27関本分中災害復旧工事
調査を実施した業者名 : 谷原建設(株)
項 目
内 容
1 その価格により入
札した理由
1.はじめに
平成27年9月に発生した関東・東北豪雨により、弊社隣接の常総市では鬼怒川の堤防の漏水・溢水・決壊により、約40km2の広範囲が水
没しました。
そのような状況を目を当たりにしたなか、国土交通省関東地方整備局下館河川事務所から「H27関本分中災害復旧工事」が発注されること
を知りました。地元の建設会社として地域のインフラ整備を行うことは使命であり、地域の安全・安心を確保することは弊社の誇りであると考え
ています。そのため当該工事の入札に参加いたしました。
2.当該工事現場と事務所・倉庫との関係
当該工事現場と事務所・倉庫との距離は約37kmと比較的近く、過去にも当該工事現場より遠方での施工実績があることから、当該工事箇
所でも問題なく施工が可能です。また、不測の事態等に対しても地元の利を生かし、早急に対応することが可能です。
3.労務費及び協力会社等の協力状況
協力業者は当該工事現場周辺の業者が多く、過去に同種工事を経験している協力会社を選定することで、品質が確保できる体制で施工
を行います。また、材料納入業者については、以前からの豊富な取引実績に基づいて選定することにより、経済的に材料を仕入れることが可
能となりコスト削減に努めます。
4.過去の施工実績
河川土工において掘削した土砂を改良し、築堤の盛土材に利用して施工した「H24柳原築堤工事」(国土交通省関東地方整備局下館河
川事務所)。河道掘削を行った土砂を土質改良し、盛土材として利用可能にした「河道掘削工事」(茨城県土浦土木事務所)等施工実績が
あり、当該工事についても品質を確保した施工が可能です。
5.安全対策
重機および第三者災害の防止を目的とし、工事区域を明確にするために、立入禁止措置・誘導員の配置・安全看板の設置を行います。ま
た、工事車両及び材料搬入車輌等には、交通規則の厳守・過積載の防止・土砂等の飛散防止の安全教育を実施します。
6.まとめ
弊社は、安全を最優先に工期を厳守し、品質を確保した優良な施工を行います。過去の施工実績をもとに検討した結果、品質・安全・適正
な利益も確保することができます。しかしながら当該価格で入札した最大の理由は、地域に感謝し、地域に貢献したいという強い思いからで
す。そのため、何としても当該工事を受注したく、当該価格で入札いたしました。
2 契約対象工事付
近における手持ち工
事の状況
該当なし
3 契約対象工事に 該当なし
関連する手持ち工事
の状況
4 契約対象工事箇
所と入札者の事業
所、倉庫等との関連
契約対象工事箇所:伊讃出張所管内 茨城県筑西市関本分中地先
事業所:茨城県つくばみらい市下長沼118−1 0297−52−2298(現場まで36.5km)
5 手持資材の状況
大型土のう袋 1t用:手持ち数量600袋、本工事での使用予定量435袋
6 資材の購入先及
び購入先と入札者と
の関係
広幅鋼矢板:A社 協力会社
小型連節ブロック:B社 協力会社
野芝:C社 協力会社
アスファルト合材:D社 協力会社
7 手持機械数の状
況
バックホウ0.45m3 日立建機製 1台
ブルドーザ3t コマツ製 1台
ダンプトラック2t 三菱製 2台
ダンプトラック4t 三菱製 1台
大型回送車10t 三菱製 1台
ランマー60kg ミカサ製 1台
8 労務者の具体的
供給見通し
労務者については、作業内容に応じた確保計画が立てられている。
9 過去に施工した公 圏央道飯沼川高架橋BR1下部工事 国土交通省関東地方整備局常総国道事務所
共工事名及び発注者 工期(H26.6.6∼H26.12.25)金額125,820,000−76点
26国補地道第26−03−180−0−002号橋梁下部工事(その2) 茨城県土浦土木事務所
工期(H27.3.14∼H28.1.27) 金額60,264,000−80.4点
26国補地道第26−04−194−0−001号橋梁耐震補強工事(上岩崎橋) 茨城県土浦土木事務所
工期(H26.11.11∼H27.7.31) 金額95,580,000−82.5点
つくばみらい市陽光台小学校校舎建設工事 つくばみらい市
工期(H25.9.20∼H27.2.13) 金額2,862,720,000−
10 経営内容
問題ない。
11 1から10までの ①入札価格は工事内容を理解のうえ、施工内容に応じた内容になっている。
事情聴取した結果に ②施工において、品質・安全性に問題は見られない。
ついての調査検討
③労務単価は低いとは認められない。
④資材の調達は、協力会社の合意価格により調達できることを確認した。
⑤手持ち機械が豊富で、有効使用により間接的経費の節減が可能である。
⑥配置予定技術者は実績を持つものが配置予定であることを確認した。
以上により、工事内容に適合した履行が可能であると判断される。
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関東地方整備局 下館河川事務所
項 目
内 容
12 9の公共工事の
成績状況
国県と数多く受注し、比較的高得点を得ている。
13 経営状況
非開示。
14 信用状況
支障なし。
15 その他の必要な 特になし。
事項
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