2 4 4 Faye,E .J.l・小亀一弘 2・蔦田 智 3・川旧栄男 4・増田道夫 2: p.n o v .を記載 した。Haral110nas属はタイプ額 p a u c i p l a S f i d aS 日本産新種紅藻 Meristothecaimbricata ( カサナリトサカ,ス である Haral110nasdimorphaに基づいて記載され,現在までに ギノリ目,ミリン科) E ti enneJ e anFay巴,Kazuhi I ・ oK o g a l l l e,S a t o sh iShi l l la d a,Sh igeo 2艇のみが知られている。今回記載された新種は,細胞の後端! i 液を産生し,生活史の中で遊泳 に管状の陥入を持ち,大量の治! 1 ・c lal gaMe r is t o t heca KawaguchiandMich ioM a s u c l a :New巴 柱| と不動 'I~I二i;I~1を持つことか ; らHar amol 1a s属に所属す る。本車n .の S oi l 巴r i a c e a 巴, Gi g a r t i nal e s )f r o l l lJ a p an i m b r ic 、 a/a( ir i d i sHoriguchiet 葉緑体は黄色がかった緑色で、 Hαramonasv 南日本から採集した楳本に基づき,新種紅藻 Mer i s f o t h e c a Hopp巴nrath のそれに 類似してい る 。 し かしながら , 本種は本 Ji~ imbr ic a t α ,Fayee tMas uda(カサナ l ハ、サカ, スギノ リ目,ミリン科) の他の種 と比べて葉緑体の数が少なく,葉緑体の重なりが少な い I 成した。本種は,最近ま で官ュ * Iが不明であった M.coac仰 を記 I という点で‘異なっている。微出I H梢造学的には,本種と H .v i r i d i s Okamura (キクトサカ)に長い間合められていたようであるが, はラメラを構成するチラ コイド数,散在するピレノイド基質の存在, 以下の特徴によりこの種と区別される:( i )個々の藻体は一次葉 m n 頁1 t t Mから発出するいくつかの p l a s t o g l o b u li )の位置など、 の点で、異なってい プラストグロビュル ( の頂端また は 状体とその末端分館i た。Haram onas属 3種から得られた SSU[・恥~A 辿伝子に基づ 二次禁状体から なる ;( i)個々の葉状体は, 二叉分│ 岐を繰 り返し, I 1 "析を行った結果,これらがお互いに辿伝的に識別で く分子系統f 9 縁辺が波打ったり縮れることのない線状の分節 を呈し, 肉質で, き , またラフィ ド t~S綱の中で明瞭なク レード を 形成す ることが示 さ ii i )四 重なり合い,頻繁に網状に結合 し,し ば しば盛り上がる ;( れた。この結果は ,Har amonas属の特徴的な形質は共有派生形 分胞子饗は,初め下部に位置する壁孔連絡により母制胞とつなが 質であると いう考えを支持してい る。また,本研究は Haramon a s り,その壁孔連絡の位置は四分胞子繋が内側に成長することによ ! 南部類から得られた初めての分子データの報告である。( 1 筑波大・ i v ) 造果校は側生する l個の不稔紺│ り下部から側部に変わる ;( 院 ・生命1 2 1 境,2 DepartmentofBotany,Un j v e r s i t yofB r i t is h 胞を時に生じる。 (1港湾空港技術研 ・沿岸環境 2北海道大 ・ 院- ,3海洋研究開発機構,4北大 ・院 ・理) Columbia . F l i , 3北海道大 ・創成科学 4九州大 ・院 ・出) 英文誌 5 6巻 2号表紙 山口晴代 1・MonaHoppenrath2・瀧下清貴 3・堀口健雄 4:ラフィ ド藻綱の新種 Haramonasp a u c i p l a s t i d aS p .n o v .と SSUrRNA Haramonaspa u c i p l a s f i d a( ラフ ィ ド諜) (描画:iJ旧 1育代 ・中 i J l I 削。 ) 遺伝子に基づく Haramonas属藻類の分子系統解析 HaruyoYal l la gu c h i, MonaHoppen ra t h,K iyotakaT a k i s hi t aa n dTakeo a u c i pl a s t i d aS p .nov .(Raph i c lophy c 巴a e, H o r iguch i :Haramonasp He t 巴r okon t o p h y t a )a n c lphyl o g e ne t i ca n al y s e so fHar C / l I lo lC/ss p e ci e s u s i ngs l l l a l ls u b u n i tr i b os o l l l alRNAg 巴n es 巴q uen ce s カ ナ ダ か ら 採 集 さ れ た ラ フ ィ ド 謀 綱 の 新 種 Haramol 1a s ( 長里) ホームページ『海藻海草標本図鑑」 千葉大学海洋ノ Tイオシステム 研究センタ ー銚子実験場の技術職員羽賀秀樹氏が作成,運営しているインター 蹴 」。藻類学会会員の芹津如比古,平日│立夫妻が制作スタ ッフと して協力す る ネッ ト海部図鍛「海部海草標本│ 豆l j l家が種の 同定な とともに 多くの高' :' l と、 に携わっている。│ 立│ 鑑の名に違わ ず,海草 5極,アオ サ藻 ( 緑部) 4 6種,褐龍 5 7種, S1 2 9種の合計 2 3 7種が掲載され,現在も更新 1 : 1 : 10 紅 i i ; k 掲載海部は銚子産にとどまらず千葉県,神奈川県,茨 城県,福島県,宮城県,新潟県 ,i 純など全国的に l ' ' 展開中。 このサイトには,これまでの図鑑にはほとん ど載せられなかった切片写真が牒本写真 と共に載っ ている 。海藻の多くは切片を作製しなければ同定が難 しく,本サイトのお世話になった専門家や学生は数知 れない。本サイ ト は , 一般の方から専門家まで幅広く 利用で きる古今例を見 ない海部図鑑である 。“ 最東端 の海の海藻仙人"と 称される羽賀氏の海部にかける熱 い情熱を感じて欲しい。 ( 鈴木雅大) h t t p: / / w w w e s. s . c h i b au . a c . j p/kominato / ch o s h i / a lg a e /
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