(長里) - 日本藻類学会

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.J.l・小亀一弘 2・蔦田
智 3・川旧栄男 4・増田道夫 2:
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.を記載 した。Haral110nas属はタイプ額
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日本産新種紅藻 Meristothecaimbricata (
カサナリトサカ,ス
である Haral110nasdimorphaに基づいて記載され,現在までに
ギノリ目,ミリン科)
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2艇のみが知られている。今回記載された新種は,細胞の後端!
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液を産生し,生活史の中で遊泳
に管状の陥入を持ち,大量の治!
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葉緑体は黄色がかった緑色で、 Hαramonasv
南日本から採集した楳本に基づき,新種紅藻 Mer
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Hopp巴nrath のそれに 類似してい る 。 し かしながら , 本種は本 Ji~
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ハ、サカ,
スギノ リ目,ミリン科)
の他の種 と比べて葉緑体の数が少なく,葉緑体の重なりが少な い
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成した。本種は,最近ま で官ュ *
Iが不明であった M.coac仰
を記 I
という点で‘異なっている。微出I
H梢造学的には,本種と H
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Okamura (キクトサカ)に長い間合められていたようであるが,
はラメラを構成するチラ コイド数,散在するピレノイド基質の存在,
以下の特徴によりこの種と区別される:(
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)個々の藻体は一次葉
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Mから発出するいくつかの
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)の位置など、
の点で、異なってい
プラストグロビュル (
の頂端また は
状体とその末端分館i
た。Haram
onas属 3種から得られた SSU[・恥~A 辿伝子に基づ
二次禁状体から なる ;(
i)個々の葉状体は, 二叉分│
岐を繰 り返し,
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"析を行った結果,これらがお互いに辿伝的に識別で
く分子系統f
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縁辺が波打ったり縮れることのない線状の分節 を呈し, 肉質で,
き , またラフィ ド t~S綱の中で明瞭なク レード を 形成す ることが示 さ
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)四
重なり合い,頻繁に網状に結合 し,し ば しば盛り上がる ;(
れた。この結果は ,Har
amonas属の特徴的な形質は共有派生形
分胞子饗は,初め下部に位置する壁孔連絡により母制胞とつなが
質であると いう考えを支持してい る。また,本研究は Haramon
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り,その壁孔連絡の位置は四分胞子繋が内側に成長することによ
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南部類から得られた初めての分子データの報告である。(
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筑波大・
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) 造果校は側生する l個の不稔紺│
り下部から側部に変わる ;(
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胞を時に生じる。 (1港湾空港技術研 ・沿岸環境 2北海道大 ・
院-
,3海洋研究開発機構,4北大 ・院 ・理)
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,
3北海道大
・創成科学
4九州大
・院 ・出)
英文誌 5
6巻 2号表紙
山口晴代 1・MonaHoppenrath2・瀧下清貴 3・堀口健雄 4:ラフィ
ド藻綱の新種 Haramonasp
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.と SSUrRNA
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ド諜) (描画:iJ旧 1育代 ・中
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遺伝子に基づく Haramonas属藻類の分子系統解析
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カ ナ ダ か ら 採 集 さ れ た ラ フ ィ ド 謀 綱 の 新 種 Haramol
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(
長里)
ホームページ『海藻海草標本図鑑」
千葉大学海洋ノ Tイオシステム 研究センタ ー銚子実験場の技術職員羽賀秀樹氏が作成,運営しているインター
蹴
」。藻類学会会員の芹津如比古,平日│立夫妻が制作スタ ッフと して協力す る
ネッ ト海部図鍛「海部海草標本│
豆l
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l家が種の 同定な
とともに 多くの高'
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と、
に携わっている。│
立│
鑑の名に違わ
ず,海草 5極,アオ サ藻 (
緑部) 4
6種,褐龍
5
7種,
S1
2
9種の合計 2
3
7種が掲載され,現在も更新 1
:
1
:
10
紅
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掲載海部は銚子産にとどまらず千葉県,神奈川県,茨
城県,福島県,宮城県,新潟県 ,i
純など全国的に
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展開中。 このサイトには,これまでの図鑑にはほとん
ど載せられなかった切片写真が牒本写真 と共に載っ
ている 。海藻の多くは切片を作製しなければ同定が難
しく,本サイトのお世話になった専門家や学生は数知
れない。本サイ ト
は
, 一般の方から専門家まで幅広く
利用で きる古今例を見 ない海部図鑑である 。“
最東端
の海の海藻仙人"と 称される羽賀氏の海部にかける熱
い情熱を感じて欲しい。
(
鈴木雅大)
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