平成28年度特定健康診査にかかる保健指導業務委託契約書(案) 高齢者の医療の確保に関する法律(昭和 57 年法律第 80 号。以下「法」という。)に基づき実施す る、特定保健指導(特定健康診査の結果により健康の保持に努める必要がある者として厚生労働省 令で定めるものに対し、保健指導に関する専門知識及び技術を有するものとして厚生労働省令が定 めるものが行う保健指導をいう。以下同じ。)について、地方職員共済組合岩手県支部(以下「甲」 という。 )と○○(以下「乙」という。 )との間に、次の条項により委託契約を締結する 。 (総則) 第1条 甲は、特定保健指導を別添仕様書により乙に委託し、乙はこれを受託するものとする。 (対象者) 第2条 特定保健指導の対象者は、乙に地方職員共済組合員証、任意継続組合員証又は被扶養者証 (以下「組合員証等」という。 )及び甲の発行する特定保健指導利用券(以下「利用券」という。) を提示した者(以下「利用者」という。)とする。なお、組合員については利用券の提示を省略す ることができる。 (契約期間) 第3条 この契約の委託期間は、平成 28 年 11 月○日から平成 29 年 11 月 30 日までとする。 (委託料) 第4条 委託料は、別紙1支援別委託料内訳書記載の単価のとおりとする。 (契約保証金) 第5条 契約保証金は 金 ○○○○ 円とする。 (委託料の請求) 第6条 乙は、特定保健指導の行動計画を策定する初回時の面接終了後及び計画の実績評価(初回 時の面接日から6ヶ月以上経過後に行う評価)終了後に、遅滞なくその結果を取りまとめ、別紙 1支援別委託料内訳書の支払条件により算出した額に実施月における初回時の面接終了者数又は 実績評価の終了者数を乗じた額(以下「請求額」という。)を請求書により甲に請求するものとす る。 2 前項における結果のとりまとめは、厚生労働省で定める電子的標準様式に基づく電子データと して作成し、作成した電子データのファイルを収録した電子媒体(FD、MO、CD-R若しく はCD-RW)を実施月の翌月末日までに前項の請求書とともに提出するものとする。なお、送 付の期限が土曜日、日曜日及び国民の祝日に当たる場合は、その前日を期限とする。 3 乙は、前項に定める電子データの送付に加え、特定保健指導の支援計画及び実施報告書(厚生 労働省にて様式例を公表)等、指導過程における各種記録類やワークシート類等についても、甲 が求めた場合は、これを提出するものとする。この場合においても、電子データにより送付する ものとする。 (委託料の支払) 第7条 甲は、乙から前条の請求書及び電子データを受理したときは、その内容を点検し、適当と 認めたときは、受理した日から 30 日以内に、乙に請求額を支払うものとする。 (遅延利息) 第8条 甲は、その責めに帰するべき理由により、約定期間内に契約金額を乙に支払わない場合は、 約定期間が満了した日の翌日から支払を完了する日までの日数に応じて、当該未払い額に対して 年2.8パーセントの割合で計算した遅延利息を乙に支払うものとする。 (再委託の禁止) 第9条 乙は、甲が乙に委託する業務の全部又は一部を第三者に委託してはならない。 (譲渡の禁止) 第10条 乙は、甲が乙に委託する業務の全部又は一部を第三者に譲渡してはならない。 (事故及び損害の責任) 第11条 乙が業務の実施中に生じた事故及びその業務により生じた事故及び損害については、甲 に故意又は重過失のない限り、乙がその負担と責任において処理に当たるものとする。 2 前項の場合において、乙に故意又は重過失がない限り、その負担と責任について乙は甲と協議 するものとする。 (個人情報の保護) 第12条 乙が当該業務を実施するに当たっては、乙は特定保健指導の記録の漏洩を防止すると共 に、実施担当者には守秘義務を課す等、関係法令を遵守することに加え、別紙2「個人情報取扱 注意事項」や「医療・介護関係事業者における個人情報の取扱のためのガイドラインの一部改正 等について」 (平成18年4月21日医政発第 0421005 号、薬食発第 0421009 号、老発第 0421001 号) 、個人情報保護条例(平成 13 年 3 月 30 日岩手県条例第 7 号)及び地方職員共済組合個人情報 保護規程に基づき必要な個人情報保護対策を講じるものとする。 (業務等の調査等) 第13条 甲は、特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準(平成 19 年 12 月 28 日付け厚 生労働省令第 157 条)第 16 条第 1 項により厚生労働大臣が定める者の確認書類として、特定健康 診査及び特定保健指導の実施に関する基準第 16 条第 1 項の規定に基づき厚生労働大臣が定める者 (平成 20 年 1 月 17 日厚生労働省告示第 11 号)第2、5、(7)に規定する運営についての重要 事項として定めた規程(以下「重要事項に関する規程の概要」という。)に関する乙の公表内容等 に関し詳細を確認する等、甲が必要と認めるときは、乙に対し業務の実施状況等を照会し、報告 を求めることができる。 2 甲から前項の照会があった場合、乙は速やかに対応するものとする。 (契約の解除) 第14条 甲又は乙は、甲又は乙がこの契約に違反した場合は、この契約を解除できるものとする。 2 前項に関わらず、甲は、前条の結果等から、重要事項に関する規程の概要の乙の公表内容等が 事実と異なり、それにより甲に大きな影響がある場合は、この契約を解除できるものとする。 (契約保証金の帰属) 第15条 乙が、本契約上の義務を履行しないときは、契約保証金は甲に帰属するものとする。 (協議) 第16条 この契約により難い事情が生じたとき、又はこの契約について疑義を生じたときは、甲、 乙協議のうえ定めるものとする。 甲及び乙は、この契約を証するため、本契約書2通を作成し、甲乙記名押印の上、各自1通を保 有するものとする。 平成 27 年○月○日 甲 乙 盛岡市内丸10番1号 地方職員共済組合岩手県支部長 岩手県知事 達増 拓也 別紙1 支援別委託料内訳書 支援区分 一人当たり委託料 単価 (税抜き) 支払条件 ※ 次の金額に消費税額及び地方消費税額(100分の8を乗じて得た 額(1円未満切り捨て))を加算して支払うものとする 動機付け支援 面接による支援終了後に一人当たり委託料単価(税込み)の8/10を支払 円 残る2/10は実績評価終了後に支払 (各回の支払額で生じる円未満の端数は四捨五入する) 積極的支援 初回時の面接による支援終了後に一人当たり委託料単価(税込み)の 4/10を支払 残る6/10(内訳としては3ヶ月以上の継続的な支援が5/10、実績評価が 1/10)は実績評価終了後に支払 円 3ヶ月以上の継続的な支援実施中に脱落等により終了した場合は、一人 当たり委託料単価(税込み)の5/10に実施済みポイント数の割合を乗じた 金額を支払 (各回の支払額で生じる円未満の端数は四捨五入する) 別紙2 個人情報取扱注意事項 1 基本的事項 受託者は、個人情報の保護の重要性を認識し、業務の実施に当たっては、個人の権利利益を侵 害することのないよう、個人情報を適切に取り扱わなければならない。 2 秘密の保持 受託者は、業務に関して知ることができた個人情報をみだりに他人に知らせてはならない。当 該契約が終了し、又は解除された後においても同様とする。 3 収集の制限 (1) 受託者は、業務を処理するために個人情報を収集するときは、業務の目的を明確にするとと もに、業務の目的を達成するために必要な範囲内で、適法かつ公正な手段により行わなければ ならない。 (2) 受託者は、業務を処理するため個人情報を収集するときは、本人から収集し、本人以外から 収集するときは、本人の同意を得た上で収集しなければならない。 4 利用及び提供の制限 受託者は、業務に関して知り得た個人情報を契約の目的以外の目的のために利用し、又は第三 者に提供してはならない。 5 適正管理 受託者は、業務に関して知り得た個人情報の漏洩、滅失及びき損の防止その他の個人情報の適 切な管理のために必要な措置を講じなければならない。 6 再委託の禁止 受託者は、業務を行うための個人情報の処理は、自ら行うものとし、第三者にその処理を委託 してはならない。 7 資料等の返還等 受託者は、業務を処理するために共済組合から引き渡され、又は受託者自らが収集し、若しく は作成した個人情報が記録された資料等は、業務完了後直ちに共済組合に返還し、又は引き渡す ものとする。ただし、地方職員共済組合岩手県支部(以下「共済組合」という。)が別に指示した ときは、その指示に従うものとする。 8 従事者への周知 受託者は、業務に従事している者に対して、在職中及び退職後において、その業務に関して知 ることのできた個人情報を他に漏らしてはならないこと及び契約の目的以外の目的に使用しては ならないことなど、個人情報の保護に関し必要な事項を周知するものとする。 9 実地調査 共済組合は、必要があると認めるときは、受託者がこの契約による業務の執行に当たり取り扱 っている個人情報の状況について、随時実地に調査することができるものとする。 10 事故報告 受託者は、この契約に違反する事態が生じ、又は生じるおそれがあることを知ったときは、速 やかに共済組合に報告し、共済組合の指示に従うものとする。
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