半凝固鋳鍛成型 自動生産システム実用化開発

イノベーション・コースト構想
~新技術・新産業の創出を目指す
実用化開発プロジェクトの推進~
平成28年10月
経済産業省福島復興推進グループ
福島新産業・雇用創出推進室
イノベーション・コースト構想
~新技術・新産業の創出に向けた実用化開発プロジェクト~
重点分野:
ロボット、エネルギー、環境・
リサイクル、農林水産業、
医療機器等、環境回復等
1
7
6
3,6
5 16,9
飯舘村
10 12
5
4
葛尾村
浪江町
5
双葉町
大熊町
富岡町
3
楢葉町
5
2,3,4 2
7
1
1
2,3,4
6
2
1 4 2
1 8
9
福島第一
原子力
発電所
福島第二
原子力
発電所
1
3
11
平成28年10月現在
半凝固鋳鍛成型 自動生産システム実用化開発
日本オートマチックマシン(株)(南相馬市)
開発
概要
現
ロボット分野
⑩
実用化開発計画期間:2016FY~2017FY
半凝固状態の素材をプレスで成型し高強度・低コストの製品を市場に提供する
従来のダイカスト鋳造方法に変わるロボット技術を活用した新工法の実用化開発
状
実用化開発のポイント
○従来のダイカスト鋳造では
顧客からの要求、強度・軽
量化・コストに応えることが
できていない
○半凝固鋳鍛成型により技
術的な可能性は確認され
ている反面、実用化には
至っていない
実用化後の事業化目標
○半凝固鋳鍛成型システムの
製造・販売
○このシステムで生産された
部品市場への新規参入
ロボット技術を活用したモデルラインを制作し、今
後市場での多くの需要が見込まれる部品について
実証し、要求品質を提示する
【開発技術の先進性】
■システムの設置は省スペース、
成型サイクルは高速
■溶解炉が不要となり、作業
環境が改善
■大掛かりな工事が不要
■オフィスの一角で生産が可能
システム製造
新素材提供
■異素材を組み合わせた成
型技術を確立することにより、
新たな素材や製品の提供
が可能
浜通り地域への経済波及効果(見込み)
■鋳鍛成型システム・製品の浜通り地域における事業化を達成した場合、新工場設立
2025年、投資額 5億円、新規雇用者数 20名、売上 10億円等の波及効果(見込み)
開発者から浜通り地域の復興に向けたメッセージ
日本オートマチックマシン(株)
機械事業部 技術部
■このシステムの実用化、事業化により新工法・新素材に関連する
技術の更なる高度化が図れ、多分野の有力メーカー、多様な企
業の誘致・地元雇用の拡大に寄与できるものと考えています
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