入 札 公 告 次 の と お り 総 合 評 価 落 札 方 式 に よ る 一 般 競 争 入 札 に 付 し ま す 。 平 成 2 8 年 1 0 月 2 0 日 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 総 務 部 長 山 﨑 聖 1 . 調 達 内 容 ( 1 ) 調 達 件 名 及 び 数 量 海 洋 水 産 資 源 開 発 事 業 ( い か 釣 〈 フ ィ リ ピ ン 東 方 公 海 域 〉 ) に 係 る 用 船 (大 型 船 ) ( 2 ) 調 達 仕 様 入 札 説 明 書 に よ る 。 ( 3 ) 履 行 期 間 自 ) 平 成 2 9 年 至 ) 平 成 2 9 年 ( 4 ) 履 行 場 所 入 札 説 明 書 に よ る 。 ( 5 ) 入 札 方 法 と に 該 捨 税 る に 2 . 競 争 参 加 資 入 。 当 金 て 及 か 相 札 ま 該 額 た び を 当 金 た 金 に 金 地 問 す 額 、 額 1 額 方 わ る は 落 の 円 ) 消 ず 金 、 札 1 未 を 費 、 額 1 月 1 0 日 2 月 2 8 日 用 決 0 満 も 税 見 を 船 定 0 の っ に 積 入 料 に 分 端 て 係 も 札 1 当 の 数 落 る っ 書 ヶ た 8 が 札 課 た に 月 っ に あ 価 税 契 記 分 て 相 る 格 事 約 載 に は 当 と と 業 希 す 相 、 す き す 者 望 る 当 入 る は る で 金 こ す 札 額 、 の あ 額 と る 書 を そ で る の 。 金 に 加 の 、 か 1 額 記 算 端 入 免 0 を 載 し 数 札 税 8 記 さ た 金 者 事 分 載 れ 金 額 は 業 の す た 額 を 、 者 1 る 金 ( 切 消 で 0 こ 額 当 り 費 あ 0 格 ( 1 ) 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 契 約 事 務 取 扱 規 程 ( 平 成 1 3 年 4 月 1 日 付 け 1 3 水 研 第 6 5 号 ) 第 1 2 条 第 1 項 及 び 第 1 3 条 の 規 定 に 該 当 し な い 者 で あ る こ と 。 ( 2 ) 平 成 2 8 ・ 2 9 ・ 3 0 年 度 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 競 争 参 加 資 格 又 は 全 省 庁 統 一 資 格 の 「役 務 の 提 供 等 契 約 」の 業 種 「そ の 他 」で 「 A 」 、 「 B 」 、 「 C 」 又 は 「 D 」 い ず れ か の 等 級 に 格 付 け さ れ て い る 者 で あ る こ と 。 た だ し 、 地 方 公 共 団 体 を 除 く 。 ( 3 ) 国 立 役 務 等 た だ 止 措 置 研 契 し 要 究 約 、 領 開 指 全 に 発 名 省 基 法 停 庁 づ 人 止 統 く 水 措 一 指 産 置 資 名 研 要 格 停 究 領 に 止 ・ に 格 を 教 基 付 受 育 づ け け 機 く さ て 構 指 れ い 理 名 て る 事 停 い 期 長 止 る 間 か を 者 中 ら 受 で で 物 け あ な 品 て る い の い 場 こ 製 る 合 と 造 契 約 、 物 品 の 販 売 契 約 及 び 期 間 中 で な い こ と 。 は 、 国 の 機 関 の 同 様 の 指 名 停 。 ( 4 ) 暴 力 団 員 に よ る 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 す る 法 律 ( 平 成 3 年 法 律 第 7 7 号 ) 第 3 2 条 第 1 項 各 号 に 掲 げ る 者 で な い こ と 。 3 . 入 札 説 明 書 等 の 交 付 方 法 4 . 入 札 説 明 会 の 日 時 及 び 場 所 等 競 争 書 、 入 の 交 付 ① 直 神 国 開 電 F ② 郵 封 東 と し ③ メ 任 ピ ー ド 信 参 札 を 接 奈 立 発 仕 2 日 に 記 質 疑 様 ま 載 を 希 得 け 付 県 究 査 A 送 書 方 記 、 ー 意 ン ル レ す 加 心 受 交 川 研 調 話 X に に 公 入 上 ル 書 東 に ス る 書 で ) 取 等 に 又 り 望 者 は 、 以 下 に よ り 入 札 説 明 書 等 ( 入 札 説 明 書 、 契 約 書 案 、 入 札 書 様 式 、 委 任 状 様 式 等 ) る こ と 。 浜 発 ン 4 4 交 洋 〉 返 あ る 「 海 望 話 。 市 法 タ 5 5 付 水 ) 信 て 交 海 域 」 番 西 人 ー - - 区 水 開 2 2 み 産 発 2 2 な 研 業 7 7 と 究 務 - - み ・ 課 2 2 よ 「 海 し 記 に 式 方 て 、 こ 横 開 セ 0 0 る 海 域 、 ① よ に 公 希 電 と 産 に 用 郵 付 洋 〉 と 号 資 係 封 送 源 る 筒 の 開 用 ( こ 発 船 角 と 事 業 ( い か 釣 〈 フ ィ リ ピ ン (大 型 船 )入 札 説 明 書 希 望 」 2 ) に 4 0 0 円 切 手 を 貼 付 。 水 ) 記 を 産 に 入 記 資 係 し 載 源 る 、 の 開 用 社 う 発 船 名 え 事 業 ( い (大 型 船 ) 、 担 当 者 、 上 記 ① か 入 名 あ 釣 札 、 て 〈 説 メ F フ 明 ー A ィ 書 ル X リ メ ア 送 に 上 は ま 関 記 フ と し 3 ァ め 質 . ッ 、 疑 あ ク 回 が て ス 答 あ に に は る メ て 入 場 ー 質 札 合 ル 疑 説 に ( を 明 は ア 行 書 2 は 。 全 8 入 当 員 年 札 日 に 1 説 ま 対 1 明 で し 月 書 の て - 1 - ら 教 販 7 7 い 育 売 2 0 2 - 3 - 3 機 構 係 8 5 、 ド う 受 平 レ こ 領 成 ス と 者 行 う と り 入 札 な お 同 様 に た だ 人 を 識 害 す る 又 は 当 る 。 5 . 提 案 書 の 提 出 方 法 と 説 、 対 し 別 お 該 も 明 当 応 、 し そ 質 に 会 該 す 質 得 れ 疑 当 に 日 る 疑 る の を 機 代 以 。 内 記 あ 公 構 の ホ ー ム ペ ー ジ に て 公 表 す る こ と に よ え る 。 降 に 質 疑 が 発 生 し た 場 合 も 随 時 受 け 付 け 、 容 述 る 表 に が 記 せ 個 あ 述 ず 人 る が 、 に 場 あ 質 関 合 る 疑 す 及 場 者 る び 合 の 情 法 に み 報 人 は に で 等 、 回 あ の 当 答 っ 財 該 す て 産 箇 る 特 権 所 こ 定 等 を と の を 伏 が 個 侵 せ あ 入 札 者 は 入 札 説 明 書 に 示 す 提 案 書 を 下 記 6 . に 定 め る 受 領 期 限 ま で に 提 出 場 所 に 正 1 部 を 提 出 す る こ と 。 6 . 入 札 の 日 時 及 び 場 所 等 ( 1 ) 入 札 書 の 受 領 期 限 及 び 提 出 場 所 平 成 2 8 年 1 1 月 1 0 日 3 . ① に 同 じ 。 1 7 時 0 0 分 ( 2 ) 開 札 の 日 時 及 び 場 所 平 神 ク 国 1 み 階 ・ 算 で な 成 奈 イ 立 開 が あ ま た 7 . 提 案 書 の 審 査 8 . そ の 2 川 ー 研 札 る 、 8 県 ン 究 後 た 下 年 横 ズ 開 、 め 記 1 浜 タ 発 価 落 7 1 市 ワ 法 格 札 . 月 西 ー 人 評 者 で 2 区 B 水 価 の 不 2 日 み な と 1 5 産 研 究 点 の 計 決 定 ま 合 格 と 6 時 0 0 分 ら い 2 - 3 - 3 入 札 者 に 記 載 し 評 価 項 目 ば 不 合 格 が て の と 提 い う な 出 る ち る し た 提 案 書 は 、 評 価 項 目 一 覧 ( 要 求 事 項 ) 評 価 基 準 に 基 づ き 審 査 し 、 点 数 を 決 定 す る 。 基 礎 項 目 に つ い て は 、 基 礎 点 に 満 た な け れ 。 教 及 に っ 育 び 時 た 機 技 間 者 構 会 議 術 評 価 点 を 要 す る の 入 札 書 室 と の 合 計 作 業 こ と が あ る 。 は 開 札 し な い 。 他 ( 1 ) 契 約 手 続 き に お い て 使 用 す る 言 語 及 び 通 貨 日 本 語 及 び 日 本 国 通 貨 。 ( 2 ) 入 札 保 証 金 及 び 契 約 保 証 金 免 ( 3 ) 入 本 公 告 に 示 し た 競 争 参 加 資 格 の な い 者 の 提 出 し た 入 札 書 及 び 入 札 に 関 す る 条 件 に 違 反 し た 入 札 書 は 無 効 と す る 。 札 の 無 効 除 。 ( 4 ) 契 約 書 作 成 の 要 否 要 。 ( 5 ) 落 札 者 の 決 定 方 法 予 定 価 格 の 制 限 の 範 囲 内 で あ り 、 か つ 、 基 礎 項 目 の 要 求 を 全 て 満 た し て い る 提 案 を し た 入 札 者 の 中 か ら 、 総 合 評 価 の 方 法 を も っ て 落 札 者 を 決 定 す る も の と す る 。 ( 6 ) 競 争 参 加 者 は 、 入 札 の 際 に 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 の 資 格 審 査 結 果 通 知 書 写 し 又 は 全 省 庁 統 一 資 格 の 資 格 審 査 結 果 通 知 書 写 し を 提 出 す る こ と 。 た だ し 、 地 方 公 共 団 体 を 除 く 。 ( 7 ) 詳 細 は 入 札 説 明 書 に よ る 。 9 . 契 約 に 係 る 情 報 の 公 表 ( 1 ) 公 表 の 対 次 の ① 及 ① 当 機 当 職 以 再 就 職 ② 当 機 象 び 構 上 し 構 と ② に の て と な い お 職 い の る ず い を る 間 契 れ て 経 こ の 約 に 役 験 と 取 先 も 該 当 す る 契 約 先 員 を 経 験 し た 者 ( 役 員 経 験 者 ) が 再 就 職 し て い る こ と 又 は 課 長 相 し た 者 ( 課 長 相 当 職 以 上 経 験 者 ) が 役 員 、 顧 問 等 ※ 注 1 と し て 当 合 役 あ と 売 た よ 機 研 員 る 認 上 額 る 構 究 、 か め 高 に 。 」 セ 顧 を ら 又 よ と ン 問 問 れ は る は タ 等 わ る 事 こ 、 ー 」 ず 者 業 と 改 、 に 、 を 収 と ( 2 ) 公 表 す る 情 上 記 ( 1 ) 締 結 日 、 契 約 ① 当 機 構 機 構 に お ② 当 機 構 ③ 総 売 上 報 に 先 の け と 高 該 の 役 る の 又 当 名 員 最 間 は す 称 経 終 の 事 る 、 験 職 取 業 契 契 者 名 引 収 約 先 に つ い て 、 契 約 ご と に 、 物 品 役 務 等 の 名 称 及 び 数 量 、 契 約 約 金 額 等 と 併 せ 、 次 に 掲 げ る 情 報 を 公 表 す る 。 及 び 課 長 相 当 職 以 上 経 験 者 ( 当 機 構 O B ) の 人 数 、 職 名 及 び 当 引 高 が 、 総 売 上 高 又 は 事 業 収 入 の 3 分 の 1 以 上 を 占 め て い る こ と ※ 注 2 な お 、 「 法 人 水 産 総 ※ 注 1 「 者 で え る ※ 注 2 総 ら れ 績 に 称 統 は 経 含 入 し 前 合 、 営 む の 、 の 前 役 や 。 額 取 独 の 員 業 立 独 、 務 行 立 顧 運 政 行 問 営 法 政 の に 人 法 ほ つ 水 人 か い 産 水 、 て 総 産 相 、 合 大 談 助 研 学 役 言 究 校 そ す セ を の る ン 含 他 こ タ み い と ー ま か 等 及 す な に び 国 立 研 究 開 発 。 る 名 称 を 有 す る よ り 影 響 力 を 与 は 、 当 該 契 約 の 締 結 日 に お け る 直 近 の 財 務 諸 表 に 掲 げ 引 高 は 当 該 財 務 諸 表 の 対 象 事 業 年 度 に お け る 取 引 の 実 高 入 に 占 め る 当 機 構 と の 間 の 取 引 高 の 割 合 が 、 次 の 区 分 の い ず れ - 2 - か に 該 当 す る 旨 3 分 の 1 以 上 2 分 の 1 未 満 、 2 分 の 1 以 上 3 分 の 2 未 満 又 は 3 分 の 2 以 上 ④ 一 者 応 札 又 は 一 者 応 募 で あ る 場 合 は そ の 旨 ( 3 ) 当 機 構 ① 契 構 に ② 直 に 約 お 近 提 締 け の 供 結 る 事 し 日 最 業 て 時 終 年 い 点 職 度 た で 名 に だ 在 等 お く 情 報 職 し て い る 当 機 構 O B に 係 る 情 報 ( 人 数 、 現 在 の 職 名 及 び 当 機 ) け る 総 売 上 高 又 は 事 業 収 入 及 び 当 機 構 と の 間 の 取 引 高 ( 4 ) 公 表 日 契 約 締 結 日 の 翌 日 か ら 起 算 し て 原 則 と し て 7 2 日 以 内 ( 4 月 に 締 結 し た 契 約 に つ い て は 原 則 と し て 9 3 日 以 内 ) ( 5 ) そ 当 行 う 要 の 結 を な ま す の 機 契 情 行 お の 他 構 約 報 っ 、 で ホ に の て 応 、 ー 係 当 い 札 ご ム る 機 た 若 了 ペ 情 構 だ し 知 ー 報 へ く く 願 ジ の の よ は い ( 公 提 う 応 ま 契 表 供 ご 募 す 約 に 及 理 又 。 に つ び 解 は 関 い 情 と 契 す て 報 ご 約 る 」 の 協 の 情 が 公 力 締 報 掲 表 を 結 ) 載 に お を に さ 同 願 も 「 れ 意 い っ 国 て の い て 立 い 上 た 同 研 る で し 意 究 の 、 ま さ 開 で 応 す れ 発 ご 札 。 た 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 が 確 認 い た だ く と と も に 、 所 若 し く は 応 募 又 は 契 約 の 締 も の と み な さ せ て い た だ き 1 0 . 公 的 研 究 費 の 不 正 防 止 に か か る 「 誓 約 書 」 の 提 出 に つ い て 当 実 け 開 rc 契 公 て 、 入 札 な て い ( お 究 ff の 機 施 る 発 .g 約 的 ② 説 お た 構 基 不 法 o. に 研 国 明 、 だ で 準 正 人 jp 際 究 立 書 当 け は ) 防 水 /k し 費 研 に 機 れ 、 」 止 産 ei て の 究 添 構 ば 国 ( の 研 ya 、 不 開 付 の 、 よ 平 取 究 ku 当 正 発 し 本 当 り 成 り ・ /p 該 防 法 ま 部 機 示 1 組 教 le 注 止 人 す 、 構 さ 9 み 育 dg 意 関 水 の 研 内 れ 年 を 機 e_ 事 係 産 で 究 の た 2 行 構 re 項 書 研 、 所 次 「 月 っ と qu を 類 究 契 、 回 研 1 て の es 遵 ( ・ 約 開 以 究 5 お 契 t/ 守 ① 教 相 発 降 機 日 り 約 no す 公 育 手 調 の 関 文 、 等 te る 的 機 方 査 契 に 部 取 に _c 旨 研 構 と セ 約 お 科 り あ on の 究 と な ン で け 学 組 た tr 「 費 の っ タ は - 3 - る 大 み っ ac 誓 の 契 た ー 再 公 臣 の て t. 約 不 約 場 、 提 的 決 ひ の pd 書 正 等 合 水 出 研 究 費 の 管 理 ・ 監 査 の ガ イ ド ラ イ ン 定 ) に 沿 っ て 、 公 的 研 究 費 の 契 約 等 に と つ と し て 、 取 引 先 の 皆 様 に 「 国 立 研 注 意 事 項 」 ( URL: http://www.fra.a f) を ご 理 解 い た だ き 、 一 定 金 額 以 上 」 の 提 出 を お 願 い し て い ま す 。 防 止 に か か る 「 誓 約 書 」 の 提 出 に つ い に あ た っ て の 注 意 事 項 、 ③ 誓 約 書 ) は 、 は 、 誓 約 書 の 提 出 を お 願 い し ま す 。 産 大 学 校 い ず れ か 1 箇 所 に 1 回 提 出 し す る 必 要 は あ り ま せ ん 。 用 船 仕 様 書 1.調査名:海洋水産資源開発事業(いか釣<フィリピン東方公海域>) 2.調査目的・概要 フィリピン東方公海域のトビイカ資源を対象に,採算に合う漁場を確保すること により,いか釣漁業の収益性を改善するとともに国内でのいか類の安定供給に資す る。この調査を中型いか釣り漁船及び大型いか釣り漁船両者を用いて行うことで, わが国に現存するすべてのトン数階級のいか釣り漁船での採算性を確認できる。 3.調査項目 (1)トビイカ漁場の海洋環境の把握 トビイカの漁場分布特性を把握するために,あらかじめ設定した定点におい て操業調査を実施するとともに,鉛直方向の水温・塩分等を調査し,3 次元的 にトビイカの漁場形成を把握するために下記の調査を行う。 2 隻の内、1 隻が CTD,もう 1 隻が X-CTD により操業前(パラ入れ後)に海 洋観測を行う。また 1 隻は蛍光光度計によるクロロフィル a 濃度(植物プラン クトンの光合成色素)を測定する。センサー各種は国立研究開発法人水産研究 ・教育機構(以下,機構という)が用意する。調査前半は,定点による海洋観 測と操業を行い,CPUE と海洋環境の関係について把握する。 海洋観測作業は調査員指示のもと,調査員・乗組員が協力して行い,入港及 び観測地点・操業地点までの操船は乗組員が行う。海洋観測用の機器および野 帳は機構が用意する。 (2)トビイカ操業法の検討 上記調査において比較的豊度の高かった海域等において操業し,トビイカの 釣獲尾数を記録する。また,適正な釣機設定の把握を行う。釣獲状況観察は調 査員が行う。適正な釣機設定把握のための釣機操作盤操作は乗組員が行い, 調査員は設定データを記録する。 漁獲されたトビイカを対象に,外套背長,性別,成熟度等の生物学的情報を 得るために船上において各種測定を行う。また,必要があれば,生物学的情報 を得るためのサンプルを確保する。測定を行うための漁獲物の整理は乗組員が 行い,測定作業・野帳への記録およびサンプルの準備・保存は調査員が行う。 生物学的情報を取得するための機材一式およびサンプルを保存するための資材 一式は機構が用意する。 (3)漁獲物の処理方法の検討 漁獲から製品処理(凍結)までの時間ごとに,温度ロガーによる温度履歴の 把握を行うとともに,中央水研利用加工センターにて ATP 分解過程を分析し鮮 度指標の分析を行う。また,初期冷却層を機構が準備し,漁獲後速やかに鮮度 保持処理を施した製品も作成する。 漁獲物処理は調査員指示のもと乗組員が行い,製品数量等を調査員に報告 する。 4.使用隻数:2 隻(契約は 1 隻ごとに締結する。) ①中型船 1 隻(以下「①」という。) ②大型船 1 隻(以下「②」という。) 5.船舶要目 (1)漁業種類:いか釣り漁業(①②共通) (2)航海能力:30 日間以上の無寄港航海が可能であること。(①②共通) (3)総トン数:①138 トン以上 200 トン未満であること。 ②349 トン以上であること。 (4)漁労設備等:①②共通 1)自動いか釣り機 20 台以上で構成される自動いか釣り機一式を備えていること。 2)いか類を集魚するための船上灯 総出力 200kW以上のメタルハライド(MH)船上灯一式を備えていること。 (5)付帯設備等:①②共通 1)航海計器及び漁労計器等 GPS,レーダー,船舶電話またはインマルサットおよび魚群探知機を備えて いること。 2)作業場所等 調査員が毎日のデータ処理を行うための優先的に使用可能なスペースを有 すること。 3)保冷設備 ①冷凍品を-20℃以下で 50 トン以上積載可能であること。 ②冷凍品を-20℃以下で 150 トン以上積載可能であること。 4)冷凍設備 ①-30℃以下で 1 回当たり 3 トン以上の冷凍能力を有すること。 ②-30℃以下で 1 回当たり 7 トン以上の冷凍能力を有すること。 (6)その他(①②共通) 1)最大搭載人員にその他の乗船者として 1 名以上を含むことができること。 2)本船は,以上の要件のほか,法令で定められた設備は勿論,調査運行に支 障を来さない相当の設備及び付属品を備え,かつこれらが維持管理されて いること。 6.乗組員(①②共通) (1)漁労長は,いかつり漁法について十分な知識と技量を有すること。 (2)乗組員の過半数はいかつり漁業の経験があること。 (3)乗組員は身体頑健にして船上労働に耐えうる者であること。 (4)出入港時並びに操業中は,恒常的にライフジャケットを着用すること。 (5)乗組員数 6 名以上とし,漁労長、船長、機関長が確保されており,いか釣り操 業が十分に行える人員を確保しておくこと。(①) (6)乗組員数 17 名以上とし,漁労長、船長、一等航海士、機関長,一等機関士が確 保されており,いか釣り操業が十分に行える人員を確保しておくこと。(②) 7.用船期間及び調査日程(①②共通) (1)用船期間:平成 29 年 1 月 10 日~平成 29 年 2 月 28 日 (2)調査日程:平成 29 年 1 月 10 日 用船開始(八戸港または博多漁港) 平成 29 年 2 月 28 日 用船解除(八戸港または博多漁港) 8.調査海域:フィリピン東方公海域(①②共通) 9.担当研究所 開発調査センター(①②共通) 10.船舶に搭載するコンピューターまたは乗組員の使用するコンピューター及び電磁 的記録媒体のセキュリティーチェック(①②共通) (1)船舶に積載する一切のコンピューター及び電磁的記録媒体については、用船 開始時または寄港地からの出港時にセキュリティーチェック(コンピューター ウイルスの排除処理)を行うこと。 (2)上記(1)のチェックは、契約者または乗組員が用意した最新のウイルスに対応 した検知・排除用のデータに基づいて行うか、調査員が用意するウイルスチェ ック用のソフトウエア(注)の何れかで行うこと。 (注)調査員は、マイクロソフト社の【Microsoft Security Essentials】を持 参する予定であるが、このソフトウエアに起因する故障やデータの破損等に ついては、一切、機構では保障しない。したがって、契約者または乗組員が セキュリティーチェックを行うことが望ましい。 11.その他(①②共通) (1)詳細については担当職員の指示に従うこと。 (2)運航に関する事項については,本仕様書に定めるもののほか,別添「調査船 用船仕様書」によるものとする。 (3)用船契約期間中に消費した燃油は機構が別途供給するものとする。
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