児童生徒質問用紙(PDF文書)

児童生徒質問紙について
児童生徒の質問紙調査は,83項目に及び,学習習慣,生活習慣等幅広く質問されて
います。その中で注目すべき項目や今後に生かせる項目について抜粋し考察しました。
データは今年度の本市,県,全国の結果と平成21年度からの4年間(H23を除く)
を比較したグラフを掲載しています。
なお,この調査では本市の小学校6年生581名,中学校3年生686名が回答して
います。
【 将来の夢や目標を持っていますか 】
《当てはまる,やや当てはまる割合》
小学生
中学生
小学生の89.9%,中学生の82.8
調査結果(H25)
経年変化(本市)
調査結果(H25)
経年変化(本市)
%が夢や目標を持っています。中
学生は全国,県に比較して高い割
合を示し,経年変化でも増加傾向
が見られます。児童生徒が夢や目
標を持ち努力していく姿勢が高ま
っていることは望ましい傾向と考
えます。
夢や目標を見出していない児童
生徒に対しては,キャリア発達課題に応じた段階的指導を確実に行うとともに、人との関わりを重視
した体験的な活動を充実させるなどキャリア教育をより推進させることが望まれます。
【 普段(月~金曜日),何時ごろに起きますか 】 《午前6時30分前の割合》
小学生
中学生
小学生の79.9%,中学生の66.9% 調査結果(H25) 経年変化(本市) 調査結果(H25) 経年変化(本市)
が午前6時30分以前に起床していま
す。小・中学生ともに全国,県より
も非常に高い割合を示しています。
特に,中学生ではその割合は増加傾
向にあり,規則正しいリズムで生活
することによって,健康でたくまし
い心と体が育成されることにつなが
っていると考えます。
【 普通日にどれくらいの時間テレビゲームをしますか 】
《2時間以上の割合》
小学生
中学生
普通日に2時間以上テレビゲーム
調査結果(H25)
経年変化(本市)
調査結果(H25)
経年変化(本市)
をしている本市の小学生,中学生の
割合は,28.5%,23.8%で,昨年よ
りやや増加し,県と比べると依然と
して高い割合を示しています。特に
中学生は例年より5.2ポイントほど高い
値を示していることから,自宅に帰
ってからゲームに時間を費やす生徒
が増加していることが分かります。
テレビゲームの使用については,学校と家庭が連携を図りながら,適切な時間等の指導を継続して
いくことが望まれます。
【 家の人(兄弟姉妹除く)と学校での出来事について話をしていますか 】
《当てはまる,やや当てはまる割合》
家の人と学校での出来事について
小学生
中学生
話をしている児童生徒の割合は約74 調査結果(H25) 経年変化(本市) 調査結果(H25) 経年変化(本市)
%です。小学生においては全国や県
の割合を下回っており,経年変化で
は減少傾向が見られます。逆に,中
学生においては,全国や県の割合を
上回り,年々増加の傾向が見られま
す。
家庭においては,お互いに共感的
な姿勢で接することが望まれます。
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【 学校の授業時間以外に,普段(月~金曜日),1日当たりどれくらいの時間,勉強をしますか 】
《1時間以上、2時間より少ないの割合》
学校以外で平日勉強している時間
小学生
中学生
は,本市の小学生の60.9%,中学生
の50.3%の児童生徒が1時間から2 調査結果(H25) 経年変化(本市) 調査結果(H25) 経年変化(本市)
時間です。また,ほとんど勉強しな
い児童は1.7%,生徒は0.6%と少な
いことから,全体的に家庭で勉強す
る習慣は身に付いていると考えられ
ます。
小学生で2時間以上じっくり取り
組む割合は年々増加していますが,
全国に比べて低い割合となってい
《2時間以上の割合(3時間以上を含む)》
ます。また,中学生では全国と同
小学生
中学生
じ割合の生徒が2時間以上の勉強を
行っています。家庭での時間の使い 調査結果(H25) 経年変化(本市) 調査結果(H25) 経年変化(本市)
方について,改善が図られていると
考えられます。
テレビゲームに2時間以上費やす
中学生の割合が増加する一方,勉強
に時間を費やす生徒の割合も増え,
家庭における時間の使い方について
は二極化の傾向が見られます。
【 土曜日や日曜日など学校が休みの日に,1日当たりどれくらいの時間,勉強をしますか 】
《2時間以上の割合》
休日に2時間以上勉強している児
小学生
中学生
童生徒の割合は,本市の小学生の35. 調査結果(H25) 経年変化(本市) 調査結果(H25) 経年変化(本市)
1%,中学生の65.7%で,全国や県
を大きく上回っています。
また,休日に勉強を全くしない児
童生徒の割合は,全国約11%に比べ
て本市約 1%と大幅に下回り,本市
児童生徒は休日においても家庭学習
の定着が図られていることがわかり
ます。
【 家で学校の授業の復習をしていますか 】
《している,どちらかといえばしている》
《2時間以上の割合》
家で授業の復習をしている児童生
小学生
中学生
徒の割合は85%を超え,小・中学生
調査結果(H25) 経年変化(本市) 調査結果(H25) 経年変化(本市)
ともに全国に比べて37ポイント上回
っています。「一人勉強ノート」の
使用により,その日の学習内容を確
実に定着させていることがうかがえ
ます。
反面,予習をしている中学生の割
合は30.5%で,全国に比べて3ポイ
ント下回っています。中学生には,
予習と復習の相乗効果が得られる効果的な学習が望まれます。
【 家で,自分で計画を立てて勉強をしていますか 】
《当てはまる,やや当てはまる割合》
家で,自分で計画を立てて勉強を
小学生
中学生
している児童生徒の割合は,小学生 調査結果(H25) 経年変化(本市) 調査結果(H25) 経年変化(本市)
75.4%,中学生60.6%です。特に,
中学生は全国,県を上回り,年々増
加の傾向が見られます。
学校においては,小学生では1週
間程度,中学生では1ヶ月程度の計
画を立てる際の指導を行い,日々の
実行と成果を確認し,修正するなど,
児童生徒においても簡単なPDCA
サイクルを機能させ,自主的に学習を進められるよう支援していくことが大切です。
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