入札公告(建設工事) 次のとおり条件付一般競争入札に付します。 平成 28 年 10 月 12 日 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構 契約担当役 鉄道建設本部 大阪支社長 蓼沼 慶正 大支公告第 42 号 1 工事概要 (1) 工 事 名 北陸新幹線、加賀温泉駅高架橋他(電子入札対象案件) (2) 工事場所 石川県加賀市作見町、小菅波町、大菅波町地内 (3) 工事内容 本工事は、北陸新幹線、高崎起点 386km438m~388km442m(L= 2,004m) 間のうち、PPCT 桁橋 5 連(L=30m~24m) 、RC 場所打 T 桁橋 44 連(L=20m ~8m) 、RC 橋脚 27 基、ラーメン高架橋 17 連(6 径間~3 径間) 、駅部ラ ーメン高架橋 4 連(6 径間~5 径間)、RC 路盤 323m、深礎工 4 基、場所 打杭 404 本(RC 橋脚 188 本、ラーメン高架橋 216 本) 、防音壁 1 式並び に本線盛土 20,000 ㎥(L=323m) 、保守基地盛土 150,000 ㎥(L=599m)他 の工事である。この区間のうち、386km780m~387km325m 間及び 387 ㎞ 585m~388 ㎞ 199m は、北陸本線との鉄道営業線近接工事である。 (4) 工 期 40 箇月 (5) 使用する主な資機材 生コンクリート 約 72,500 ㎥ 鉄筋 約 12,300 t PC鋼材 約 48 t 盛土材 約 170,000 ㎥ (6) 本工事は、建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(平成 12 年法律第 104 号)に基づき、分別解体等及び特定建設資材廃棄物の再資源化等の実施が義務付けら れた工事である。 (7) 本工事は、入札時に施工方法等の提案を受け付け、価格以外の要素と価格を総合的 に評価して落札者を決定する総合評価方式の適用工事のうち品質確保のための体制 その他の施工体制の確保状況を確認し、施工内容を確実に実現できるかどうかについ て審査し、評価を行う施工体制確認型総合評価方式の試行工事である。 (8) 本工事は、契約締結後に工事内容の変更について提案を受け付ける契約後VE方式 の試行工事である。 なお、入札時に施工方法等の提案を行い、その提案が採用された場合には、採用さ 1 れた提案に対する再度の提案は受け付けない。 (9) 本工事は、競争参加資格確認申請書(以下「申請書」という。)及び競争参加資格 確認資料(以下「資料」という。)の提出、入札を電子入札システムにより実施する 対象工事である。なお、電子入札システムにより難い者は、契約担当役の承諾を得た 場合に限り紙入札に変更することができる。 (10) 本工事は、総価契約単価合意方式の対象工事である。本工事では、受発注者間の双 務性の向上とともに、契約変更等における協議の円滑化を図るため、契約後受発注者 間の協議により総価契約の内訳として単価等を合意することとする。 なお、本方式の実施にあたっては、「総価契約単価合意方式実施要領」及び「総価 契約単価合意方式実施要領の解説」 (機構HP:http://www.jrtt.go.jp/03Tender/tender-keiyakuKitei.html)に基づ き行うものとする。 総価契約単価合意方式の実施にあたっては、単価を包括的に合意する方式(以下「単 価包括合意方式」という。)とする。 (11) 本工事は、 「共通仮設費(率分)のうち営繕費」及び「現場管理費のうち労務管理費」 の下記に示す費用(以下「実績変更対象費」という。)について、工事実施にあたっ て不足する技術者や技能者を広域的に確保せざるを得ない場合も考えられることか ら、契約締結後、労働者確保に要する方策に変更が生じ、土木関係積算標準の金額相 当では適正な工事の実施が困難になった場合は、実績変更対象費の支出実績を踏まえ て最終精算変更時点で設計変更する試行工事である。 営 繕 費:労働者送迎費、宿泊費、借上費 (宿泊費、借上費については労働者確保に係るものに限る。) 労務管理費:募集及び解散に要する費用、賃金以外の食事、通勤等に要する費用 (12) 本工事は、現場経験の少ない技術者の技術力向上を図るため、主任技術者又は監理 技術者(以下「配置予定技術者」という。 )を専任で補助する技術者(以下「専任補助 者」という。 )を配置することができる試行工事である。 2 競争参加資格 次に掲げる条件をすべて満たす3者または4者を構成員とする特定建設工事共同企業 体(以下「共同企業体」という。 )の者とし、かつ、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整 備支援機構(以下「機構」という。 )鉄道建設本部大阪支社長による当該工事に係る競争 参加資格確認の結果、資格があると認められた者とする。 (1) 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構契約事務規程(平成 15 年 10 月機構 規程第 78 号)第4条又は第5条の規定に該当しない者であること。 (2) 「平成 27・28 年度工事競争参加資格確認者」のうち「機構鉄道建設本部大阪支社 管内(北陸)土木」(以下「土木」という。)及び「機構鉄道建設本部大阪支社管内 (北陸)プレストレストコンクリート」に係る競争参加資格の認定を受けている者 で構成する3者または4者を構成員とする共同企業体とし、組合せ等は次のとおり 2 とする。 (注)会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づき更生手続開始の申立てがなさ れている者又は民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づき再生手続開始 の申立てがなされている者については、手続開始の決定後、機構鉄道建設本部 大阪支社が別に定める手続きに基づく競争参加資格の再認定を受けているこ と。 ア 構成員3者の場合 構成員のうち代表者は、「土木」に係る競争参加資格の認定の際に客観的事項(共 通事項)及び主観的事項について算定した点数(以下「総合点数」という。 )が 1,800 点以上の者であること。出資比率が第2位の構成員は、総合点数が 1,200 点以上の 者であること。出資比率が最下位の構成員は、総合点数 1,000 点以上 1,200 点未満 の者であることとするが、石川県に本社を置く者については総合点数 950 点以上 1,200 点未満の者とする。 イ 構成員4者の場合 構成員のうち代表者は、総合点数が 1,800 点以上の者であること。出資比率が第2 位の構成員は総合点数が 1,200 点以上の者であること。出資比率が第3位の構成員 は総合点数が 1,000 点以上の者であること。出資比率が最下位の構成員は、総合点 数が 1,000 点以上 1,200 点未満の者であることとするが、石川県に本社を置く者に ついては総合点数 950 点以上 1,200 点未満の者とする。 ウ なお、プレストレストコンクリートについては競争参加資格の認定を受けている ものとし、総合点数は問わない。 (3) 共同企業体の構成員の技術的要件 共同企業体の構成員は次に掲げる要件を満たすものとする。 構成員のうち代表者は、次の工事のうち、(ア)及び(キ)の施工実績を有すること とし、その他の構成員は、(ア)から(カ)のいずれかの施工実績を有すること。また、 代表者又は出資比率が第2位の構成員のいずれかは、(ウ)及び(オ)の施工実績を有 すること。 (ア) 鉄道ラーメン高架橋新設工事 (イ) 橋りょう新設工事 (ウ) 鉄道土路盤新設工事 (エ) 土路盤新設工事 (オ) 鉄道 PC 上部工新設工事 (カ) PC 上部工新設工事 (キ) 鉄道営業線近接工事 (注)鉄道営業線近接工事とは、列車が運転されている線路内又は線路近くで行 なわれる工事で、一般社団法人日本鉄道施設協会が交付する「工事管理者(在来線) 資格認定証」又は「工事管理者(新幹線)資格認定証」あるいは関係する鉄道事業 3 者の定める同様の資格を有する管理者を配置して施工する工事をいう。 なお、上記の施工実績は、平成 13 年度以降に元請として完工し引渡し済みのも のに限るが、当該工事が機構鉄道建設本部の発注工事にあっては、以下の要件を満 たしていること。 ① 工事成績評定点がある場合は、65 点以上であること。 ② 共同企業体構成員としての実績は、代表者は出資比率が構成員中最大、その他の 構成員は出資比率が 10%以上のものであること。 ③ 一部しゅん功の場合、当該工事の主たる目的物を引き渡していること。 (4) 機構鉄道建設本部の施工実績がある場合は、当該工事種類における平成 26 年度及 び平成 27 年度の機構鉄道建設本部の工事成績が、2年連続で平均が 60 点未満でない こと。 (5) 工事全般に係る施工計画が適正であること。 (6) すべての構成員は、次に掲げる基準を満たす配置予定技術者を当該工事に専任で配 置できること。また、共同企業体の代表者は、配置予定技術者のほかに専任補助者(当 該配置予定技術者と同一の構成員の専任補助者に限る。なお、現場代理人及び専門技 術者との兼務は認める。 )を配置することができる。専任補助者数は配置予定技術者 1名につき、それ以上とし、専任補助者は次に掲げるア、イ、エの基準を満たす者と する。 なお、専任補助者を配置する場合にあたっては、その配置方について、配置予定技 術者と同様に「監理技術者制度運用マニュアル(平成 16 年3月1日国土交通省総合 政策局建設業課) 」によるものとする。 ア 1級土木施工管理技士又はこれと同等以上の資格を有する者であること。 イ 共同企業体の配置予定技術者の技術的要件について 構成員のうち代表者は、次の工事のうち、(ア)の施工経験を有することとし、 その他の構成員は、次の工事のうち、(ア)から(カ)のいずれかの施工経験を有する こと。また、代表者又は出資比率が第2位の構成員のいずれかは、(エ)及び(カ) の施工経験を有することとし、構成員のいずれかは、次の工事のうち、(キ)の施 工経験を有すること。 出資比率が最下位の構成員(最下位の構成員が同率で複数の場合には、そのう ちの1者に限る。)の配置予定技術者については、施工経験を必ずしも必要とし ない。 (ア) 鉄道ラーメン高架橋新設工事 (イ) 橋りょう新設工事 (ウ) 鉄道土路盤新設工事 (エ) 土路盤新設工事 (オ) 鉄道 PC 上部工新設工事 (カ) PC 上部工新設工事 4 (キ) 鉄道営業線近接工事 なお、上記の施工経験は、平成 13 年度以降に元請として完工し引渡し済みの ものに限るが、当該工事が機構鉄道建設本部の発注工事にあっては、以下の要件 を満たしていること。 ①工事成績評定点がある場合は、65 点以上であること。 ②共同企業体構成員としての経験は、出資比率が 10%以上のものであること。 ③一部しゅん功の場合、当該工事の主たる目的物を引き渡していること。 また、(6)に掲げる工事の施工経験を1名の配置予定技術者で条件を満たすこと ができない場合は、複数の技術者の組合せとすることができ、専任補助者につい ても同様とする。 配置予定技術者は、各担当の施工期間中のみの専任配置でよいが、契約期間中 はもれなく配置予定技術者を専任配置すること。ただし、配置予定技術者が2人 以上配置される期間については、代表となる配置予定技術者を定め、その代表者 が工事全体を管理すること。 専任補助者について、共同企業体の代表者が配置予定技術者を複数配置する場 合は、それに対応する専任補助者を配置できるものとし、専任期間についても配 置予定技術者と同様とする。ただし、専任補助者数は、配置予定技術者1名につ き、それ以上とする。 ウ 共同企業体の代表者が専任補助者を配置する場合は、 (6)に掲げる工事のうち、 上記イの施工経験に代えて下記の代要件の施工経験を有する配置予定技術者を 配置できる。 配置予定技術者の経験 要件 代要件 (ア)鉄道ラーメン高架橋新設工事 (ア)橋りょう新設工事 エ 監理技術者(監理技術者の専任補助者を含む。)にあっては、監理技術者資格者証 及び監理技術者講習修了証を有する者であること。 (7) 申請書及び資料の提出期限の日から開札の時までの期間に、機構鉄道建設本部大阪 支社長から独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構の工事等請負契約に係る 指名停止等措置要綱(平成 15 年 10 月機構規程第 83 号)に基づく指名停止を受けて いないこと。 (8) 1(1)に示した工事に係る設計業務等の受注者又は当該受注者と資本関係若しくは 人的関係のある建設業者でないこと。 (9) 入札に参加しようとする者の間に資本関係又は人的関係がないこと(資本関係又は 人的関係がある者のすべてが共同企業体の代表者以外の構成員である場合を除く。)。 (10) 警察当局から、暴力団員が実質的に経営を支配する者又はこれに準ずるものとして、 機構公共事業等からの排除要請があり、当該状態が継続している者でないこと。 5 (11) 工事目的物の性能、機能の向上及び社会的要請への対応に関する技術提案(以下「技 術提案」という。 )に係わる具体的な施工計画が適正であること。 「技術提案に係わる具体的な施工計画」の提出にあたって、入札説明書の別冊図面 及び別冊示方書に参考として示された図面及び示方書等(以下「標準案」という。) と異なる施工方法(技術提案)で施工する場合の具体的な施工内容を示した施工計画 書を提出すること。 「技術提案に係わる具体的な施工計画」が適正と認められない場 合に、標準案に基づいて施工する意思がある場合には、標準案による施工計画を併せ て提出すること。 また、標準案に基づいて施工しようとする場合には標準案による施工計画を提出す ること。 3 総合評価に関する事項 (1) 入札の評価に関する基準 本工事の総合評価に関する評価項目、評価基準及び得点配分は次のとおりとする。 ア 品質確保の実効性及び施工体制確保の確実性を評価する。 イ 工事全般の具体的な施工計画に関する技術提案について評価する。 ウ 工事目的物の性能、機能の向上に関する技術提案について評価する。 エ 社会的要請への対応に関する技術提案について評価する。 オ 企業の施工能力を評価する。 カ 配置予定技術者の能力を評価する。 なお、評価にあたってはその内容をヒアリングすることがある。 6 ア 品質確保の実効性及び施工体制の確実性の評価について 評価項目 評価基準 得点 配点 工事の品質確保のための適切な施工 品質確保の実効性 (品質確保に対する懸念 について、ヒアリング、資 料により、その実効性を評 価する。 ) 体制が十分確保され、入札説明書等に 記載された要求要件をより確実に実 15.0 現できると認められる場合 15.0 工事の品質確保のための適切な施工 体制が概ね確保され、入札説明書等に 記載された要求要件を確実に実現で 5.0 きると認められる場合 工事の品質確保のための施工体制の ほか、必要な人員及び材料が確保され ていることなどにより、適切な施工体 施工体制確保の確実性 (施工体制確保に対する 懸念について、ヒアリン グ、資料により、その確実 性を評価する。 ) 制が十分確保され、入札説明書等に記 15.0 載された要求要件をより確実に実現 できると認められる場合 15.0 工事の品質確保のための施工体制の ほか、必要な人員及び材料が確保され ていることなどにより、適切な施工体 制が概ね確保され、入札説明書等に記 5.0 載された要求要件を確実に実現でき ると認められる場合 合 計 30.0 イ 工事全般の具体的な施工計画について 評価項目 評価基準 工程確保や安全対策及び 現地の条件(地形、地質、環境、地域 地形・地質の変化に対応で 特性等)を踏まえて適切であり、工夫 きる施工計画 が見られるか。 合 計 得点 5 段階に て評価 5.0 7 配点 5.0 ウ 工事目的物の性能、機能の向上に関する事項について 評価項目 評価基準 得点 配点 RC構造物 (基礎を含む) の施工管理及び品質管理 5 段階に に係わる技術提案及び具 現地の条件(地形、地質、環境、地域 体的な施工計画 特性等)を踏まえて適切であり、工夫 土構造物の施工管理及び が見られるか。 5 段階に 品質管理に係わる技術提 て評価 案及び具体的な施工計画 合 エ 計 5.0 3.0 8.0 社会的要請への対応に関する事項について 評価項目 評価基準 第三者に対して施工上配 現地の条件(地形、地質、環境、地域 慮すべき環境対策及び安 特性等)を踏まえて適切であり、工夫 全対策 が見られるか。 合 オ て評価 得点 5 段階に て評価 計 配点 5.0 5.0 企業の施工能力について 評価項目 評価基準 得点 配点 6.0 6.0 共同企業体の代表者の工 事の施工実績(平成 13 年 共同企業体の代表者に2(3)の工事の 度以降に元請として完工 うち、(ア)の施工実績が 2 件以上ある。 したものに限る。) 粗雑工事での過去1年間 共同企業体の代表者の機 構鉄道建設本部における 指名停止等措置 (申請書提出期限を基準 指名停止 -4.0 警 告 -3.0 注 意 -2.0 日とする。 )の指名停止等 措置状況(共同企業体の 場合は、出資比率が最大 のものに限る。 ) 合 計 -4.0 6.0 8 カ 配置予定技術者の能力について 評価項目 評価基準 得点 配点 2(6)の工事のうち、(ア)の主任(監理) 共同企業体の代表者の 技術者の施工経験の有 無(平成13年度以降に元 請として完工したもの に限る。 ) 技術者又は現場代理人としての施工経 5.0 験が2年以上ある。 2(6)の工事のうち、(ア)の主任(監理) 技術者又は現場代理人としての施工経 5.0 3.0 験が1年以上ある。 2(6)の工事のうち、(ア)の施工経験が 2年以上ある。 3.0 共同企業体の代表者が配置する上記2 共同企業体の代表者の (6)の工事のうち、(ア)の施工経験を有 技術者の鉄道建設工事 する配置予定技術者及び専任補助者 技術講習会(日建連主 (配置する場合に限る。 )がそれぞれ鉄 催)の受講修了の有無 道建設工事技術講習会の受講を修了し 1.0 1.0 ている。 合 計 6.0 (2) 総合評価の方法 価格及び提案に係わる総合評価は、標準点、施工体制評価点及び加算点の合計を当 該入札参加者の入札価格で除して得た数値(以下「評価値」という。)をもって行う。 ア 標準点 (1)に示す評価項目の提案が標準案の要求要件を満足する場合、標準点 100 点を与 える。なお、標準案に基づく入札参加者には、標準点 100 点のみ与える。 イ 施工体制評価点 施工体制評価点は、(1)アに示す評価項目について、最大 30 点を与える。 ウ 加算点 加算点は、(1)イからカまでに示す評価項目について、最大 30 点を与える。 なお、(3)におけるヒアリング結果によっては、加算点を減ずることがある。 エ 共同企業体の代表者が配置予定技術者のほかに専任補助者を配置する場合は、配 置予定技術者の能力に替えて専任補助者の能力をもって評価する。ただし、複数の 専任補助者を候補者として申請した場合の施工経験は、候補となる専任補助者のう ち下位の施工経験をもって評価する。 (3) 施工体制確認のためのヒアリングの実施 施工計画等(施工体制の確認に係る部分に限る。)のヒアリング(書面による確認 を含む。)を実施するとともに、ヒアリングに際して追加資料の提出を求めることが 9 ある。 (4) 落札者の決定方法 ア 次の(ア)から(ウ)までのすべての要件に該当する者のうち、評価値の最も高い者を 落札者とする。 ただし、落札者となるべき者の入札価格によっては、その者により当該契約の内 容に適合した履行がなされないおそれがあると認められるとき、又はその者と契約 を締結することが公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって著しく不適当 であると認められるときは、次の(ア)から(ウ)までのすべての要件に該当する他の入 札参加者のうち、評価値の最も高い者を落札者とすることがある。 (ア) 入札価格が予定価格の制限の範囲内であること。 (イ) (1)に示す評価項目の提案が標準案の要求要件を満足していること。 (ウ) 評価値が、標準点(100 点)を予定価格で除した数値に対して下回らないこと。 イ アにおいて、評価値の最も高い者が2者以上あるときは、これらの者にくじを引 かせて落札者を決定する。 (5) 評価内容の担保 実際の施工に際しては、各種提出様式に記載した施工方法により施工し、入札書に 記載した提案内容を満たす施工を行うものとする。 受注者の責めにより提案内容を満たす施工が行われない場合は、再度の施工を行う。 再度の施工が困難あるいは合理的でない場合は、契約金額の減額を行い、併せて工事 成績評定点を減ずる措置を行う。 4 入札手続等 (1) 担当支社等 〒532-0003 大阪市淀川区宮原三丁目 5 番 36 号(新大阪トラストタワー) 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構 鉄道建設本部 大阪支社 総務部 契約課 電話 06-6394-6029 メールアドレス [email protected] (2) 入札説明書の交付期間、場所及び方法 ア 交付期間 平成 28 年 10 月 12 日(水)から平成 28 年 12 月 12 日(月)までの休日 (行政機関の休日に関する法律(昭和 63 年法律第 91 号)第1条第1項 に規定する行政機関の休日。以下同じ。 )を除く毎日、10 時から 16 時ま で。 イ 交付場所 4(1)に同じ。 ウ 交付方法 上記交付場所で電子媒体により交付する。 (3) 申請書及び資料の提出方法、期間及び場所 ア 提出方法 電子入札システムにより提出書類通知書及び施工計画提出通知書を送信するとと 10 もに、申請書及び資料は提出場所へ郵送(書留郵便等の配達記録が残るものに限る。) 又は持参すること。ただし1(9)により契約担当役から承諾を得て紙入札へ移行した 者は、持参すること。 イ 提出期間 (ア) 郵送による提出期間 平成 28 年 10 月 12 日(水)から平成 28 年 11 月 14 日(月)17 時必着。 (イ) 持参による提出期間 平成 28 年 10 月 12 日(火)から平成 28 年 11 月 14 日(月)までの休日を除く 毎日、10 時から 16 時まで。 ウ 提出場所 4(1)に同じ。 (4) 入札書の提出方法、入札及び開札の日時、場所 ア 入札書の提出方法 入札書は、電子入札システムにより提出すること。ただし、1(9)により契約担当 役から承諾を得て紙入札へ移行した者は持参又は郵送(配達証明付郵便に限る。 )す ること。 イ 入札及び開札の日時、場所 (ア) 電子入札システムによる入札の締切りは、平成 28 年 12 月 9 日(金)15 時まで。 (イ) 持参の場合は、平成 28 年 12 月 9 日(金)15 時までに機構鉄道建設本部大阪支 社総務部契約課に提出すること。 (ウ) 郵送による入札書の提出期限は、平成 28 年 12 月 9 日(金)15 時必着(郵送に よる入札書の提出場所は、機構鉄道建設本部大阪支社総務部契約課) 。 (エ) 開札は、平成 28 年 12 月 13 日(火)10 時 機構鉄道建設本部大阪支社にて行 う。 (5) 工事費内訳書の提出 第1回の入札に際しては、入札書に記載される金額に対応した工事費内訳書を次に より提出すること。 なお、提出された工事費内訳書は、入札書提出期限後直ちに確認するとともに、必 要に応じ公正取引委員会に提出する場合がある。 ア 電子入札システムにより入札書を提出する場合は、入札書に工事費内訳書のファ イルを添付し同時送付すること。ただし、工事費内訳書ファイルの容量が2MB を超 える場合は、別途、郵送又は持参すること。 イ 1(9)により契約担当役から承諾を得て紙入札へ移行した場合は、工事費内訳書を 表封筒と入札書を入れた中封筒の間に入れて、表封筒及び中封筒に各々封緘して郵 送又は持参すること。 (6) 入札執行回数 入札執行回数は、原則として2回を限度とする。 (7) 入札の辞退 11 入札の執行完了に至るまではいつでも入札を辞退することができる。 ただし、辞退者に対し詳細な辞退理由書及びその裏付けとなる客観的な資料の提 出並びにその内容について説明を求める場合があるので、その場合は、辞退者はこれ を拒否することができないものとし、拒否した場合は不誠実な行為とみなして指名停 止等の措置を行うことがある。 なお、入札を辞退した者は、これを理由として、以後の指名等において不利益を 受けることはない。 5 その他 (1) 手続きにおいて使用する言語及び通貨 日本語及び日本国通貨に限る。 (2) 入札保証金及び契約保証金 ア 入札保証金 免除 イ 契約保証金 請負代金額の 10 分の3以上(保証金納付場所 三井住友銀行ベイサイド支店) 。 ただし、銀行又は保証事業会社(公共工事の前払金保証事業に関する法律(昭和 27 年法律第 184 号)第2条第4項に規定する保証事業会社をいう。 )の保証をもって契 約保証金の納付に代えることができる。また、公共工事履行保証証券による保証を 付し、又は履行保証保険契約の締結を行った場合は、契約保証金を免除する。 (3) 入札の無効 以下のいずれかに該当する入札は無効とする。 ア 本公告に示した競争参加資格のない者のした入札 イ 提出した申請書又は資料に虚偽の記載をした者のした入札 ウ 入札に関する条件に違反した入札 エ 工事費内訳書を提出しない者等のした入札 (4) 契約後の技術提案 工事請負契約締結後、受注者は、設計図書に定める工事の目的物の機能、性能等を 低下させることなく請負代金額の低減を可能とする工事内容の変更について、発注者 に提案することができる。提案が適正と認められた場合には、設計図書を変更し、必 要があると認められる場合には請負代金額の変更を行うものとする。詳細は、示方書 等による。 (5) 手続きにおける交渉の有無 (6) 契約書作成の要否 (7) 無 要 当該工事に直接関連する他の工事の請負契約を当該工事の請負契約の相手方との随 意契約により契約する予定の有無 無 (8) 関連情報を入手するための照会窓口 4(1)に同じ。 (9) 競争参加資格の認定を受けていない者の参加 2(2)又は2(6)に掲げる競争参加資格の要件を申請書及び資料提出時において満た 12 せない者も4(3)により申請書及び資料を提出することができるが、競争に参加する ためには、2(2)による場合は資格確認通知日において、2(6)による場合は開札の時 において、当該要件を満たしていなければならない。 (10) 詳細は入札説明書による。 6 契約に係る情報提供の協力依頼 次のいずれにも該当する契約先は、機構から当該契約先への再就職の状況、機構との間 の取引等の状況について情報を公開することとなりましたので、御理解と御協力をお願い いたします。 なお、詳細については、入札説明書を参照して下さい。 (1) 機構において役員を経験した者(役員経験者)が再就職していること又は課長相当 職以上の職を経験した者(課長相当職以上経験者)が役員、顧問等として再就職して いること。 (2) 機構との間の取引高が、総売上高又は事業収入の3分の1以上を占めていること。 13
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