テクニカルミーティング 10月23日(日)13:20∼14:00 医療情報分野 第3会場(4F 研修室) PACSシステムリプレイスに向けて 座長 弘前大学医学部附属病院 大湯 和彦 今年度より座長を承りました弘前大学医学部附属病院の大湯です。よろしくお願いいたします。 現在、画像のディジタル化に伴いPACSを用い画像管理や院内配信によるモニタ読影が行われています。最近 では、マルチスライスCTやMRIの3D撮像かが普及し1検査あたりの画像枚数が数千枚とデータ容量の膨大化 が避けられず、サーバー容量の拡張やインフラの整備に苦慮していることと思われます。また院内で発生する画 像は放射線画像のみならず、超音波や心電図、患者の患部を撮影した画像等多岐にわたりどのように保存・配信 するか病院として考慮する必要があります。 この膨大な医用画像を管理・保存しているPACSでありますが、一般的にハードウェアのエンドサポートは5 ∼6年でありシステムリプレイスは避けて通れません。これには莫大な労力と時間を要しますが、その状況は施 設で大きく異なることが予想されます。 今回は状況の異なった3名に講師をお願いしています。 ①同じベンダーにリプレイス 青森県立中央病院 佐藤 兼也 様 船水 憲一 様 田中 由紀 様 ②異なるベンダーリプレイス つがる西北五広域連合 つがる総合病院 ③クラウドサービスにリプレイス ㈶宮城厚生協会 坂総合病院 各状況でのリプレイスに対する準備や、苦労した点、また現状抱えている問題点等ご講演いただき、皆様と一 緒に今後のリプレイスについて考えていきたいと思います。 医療情報に携わっている方はもちろんですが、PACSは皆様が日々使用しているシステムでありますので多く の方にご参加いただき活発なディスカッションをしていただければと思います。
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