多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術 -大垣徳洲会病院では、先進医療を実施しております- 多焦点(遠近両用)眼内レンズとは 多焦点眼内レンズは、遠くと近くの 2 箇所に焦点が合うように設計されています。 白内障手術後になるべく老眼鏡を使いたくない、という方におすすめです。 単焦点レンズのイメージ 単焦点レンズは焦点調節が出来ないので、老眼鏡等のメガネを 使用する事が一般的です。 多焦点レンズのイメージ 多焦点眼内レンズは、遠方と近方(約 30~40cm)の両方 に焦点が合います。 先進医療とは 国民の安全性を確保し、患者負担の増大を防止するといった観点も踏まえつつ、国民 の選択肢を拡げ、利便性を向上するという観点から、保険診療との併用を認めることとし た制度です。 「多焦点眼内レンズを使用した水晶体再健術」もその 1 つです。術前・術後の検査や各 種投薬については従来どおりの保険診療が適応され、手術と眼内レンズの費用を患者さ んに全額ご負担頂く制度です。 先進医療給付金について 民間の医療保険の中には、「先進医療」にかかる費用をカバーする特約やプランを設けて いる保険があります。多焦点眼内レンズの先進医療費(自費負担)の全額が給付対象となり、 無料で先進医療を受けることができます。 現在、医療保険に加入されている場合は、保険会社へ「先進医療」が保障の対象か否か、 予めご確認ください。契約プランや加入時期によっても、保障内容が異なります。 なお、通常、先進医療を受ける直前に加入するということはできません。 生命保険の手術給付金について 契約されている方は、手術給付金が支給されるケースがあります。加入されている保険会 社や契約内容によって異なりますので、予め保険会社へお問合せください。 医療費控除について 昨年 1 年間に支払った医療費(本人および家族が支払った金額)の合計が 10 万円を超え た場合、確定申告をすると税金が減額もしくは還付金が受けられます。なお、申告の際、領収 書が必要となりますので失くさないよう、大切に保管しておいてください。 費用 先進医療に係る費用 片眼 360,000 円 両眼 720,000 円 ※ 多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は先進医療に指定されているため、 先進医療実 施医療機関に承認されている当院にて同手術を行った場合、手術代金以外の検査代、薬の処 方代などが“健康保険適用”になります。 ※多焦点眼内レンズの手術費用(自費)は、高額療養費の対象にはなりません。 ※希望されても目の状態などで挿入できない事もあります。 ※詳しくは医師・スタッフまでお気軽にご相談下さい。
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