墨田区文化・スポーツ地区建築条例(素案) 平成28年10月 墨田区都市計画部都市計画課 (仮称)総合運動場等の整備については、墨田区都市計画マスタープランに おいて「文化・スポーツ拠点」として「鐘淵・堤通地区」を位置づけ、あわせ てスポーツ機能等の充実・整備等を図る地区として、特別用途地区「文化・ス ポーツ地区」を都市計画により定めていきます。この特別用途地区を定めるに 当たり、建築条例を新設する予定です。 特別用途地区とは、用途地域が定められている一定の地区において、地区の 特性にふさわしい土地利用の増進や環境の保護など特別の目的の実現を図るた めに、用途地域を補完して定めるものです。特別用途地区の区域内では、地方 公共団体の条例により、建築物の制限内容を強化することや、国土交通大臣の 承認を得ることにより、用途を緩和することができます。 条例(素案)の概要は以下のとおりです。 墨田区文化・スポーツ地区建築条例(素案)の概要 趣旨 ○ この条例は、建築基準法(昭和25年法律第201号)の規定に基づき、都市計 画法(昭和43年法律第100号)で規定する特別用途地区として定められる「文 化・スポーツ地区」内の建築物の建築の制限の緩和に関して必要な事項を定めるも のです。 用語の意義 ○ この条例で使用する用語の意義は、建築基準法及び建築基準法施行令(昭和25 年政令第338号)において使用する用語の例によります。 適用区域 ○ この条例は、都市計画法の規定による文化・スポーツ地区に係る都市計画の決定 の告示があった区域について適用します。 文化・スポーツ地区内の建築制限の緩和 ○ 文化・スポーツ地区内においては、建築基準法による用途地域の制限の規定にか かわらず、次に掲げる建築物を建築することができます。 ・観覧場(競技場その他の運動施設に付帯するものに限る。)で客席の部分の床面 積の合計が500平方メートル以内のもの。
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