広報 平成 28 年 10 月 15 日 5 30 人 権 擁 護 委 員 に よ る 定 例 人 権 相 談・・・10 月 27 日 ( 木 ) 問い合わせ・相談希望者は、人権推進課へ (559-5148 FAX 563-7776) い ば し ょ N じょうほうこうかん じょうほうしゅうしゅう 市の、不登校の子どもたちの居場所づくり、 けいけん いけん いう思いから色々な方に相談しました 経け験 ほ ご し ゃ じょうほうこうかん 学 か ら 約 3 年 間 不 登 校 を 経 験 し、 今、不登校で苦しんでいる人たちへ を活かし、目標に向かって 保護者の情報交換ができる場づくりの取り組 げ中 んざい ふくしかんけい しょくば かつやく い が 、 しょうかい 現在は福祉関係の職場で活躍されてい 「 つになったら行けるようになる は みを紹介します。 さん 昔から大学に進学したいという さん 学校に行けていないことを恥ず のか このトンネルからはいつ出られ る さんとそのお母さんにお話をうか 」 「 かしいと思ったり、必要以上に ダ 思いを持っていました。高校3年生に トゥモロウ 不登校の子を持つ親の会 るの? と 「メ がうことができました。 」 いう思いになりがちでした。 なこと と なって 同 級 生 が 将 来 の こ と を 語 り 始 ごろ そ ん な 時、あ る 方 に お 」 自分を責めないでほしいで 「 母 さんが 活動日 毎月第3木曜 時 分~ 時頃 さそ す。その時間が必要だと考えてほしい。 め、大学のオープンキャンパスに誘わ 学 校に行けない… 心 配 し て も 仕 方 が な い。あ な た が で 活動場所 まちづくり協働センター6階会議室 学校に行けない時に、無理に行こうと れたりする中で、大学進学への決意を き る こ と は、 息 子 さ とちゅう あせ 相談・問い合わせ さん 中学1年生の途中から少しずつ したり、焦ったりしても良い結果は得 固 め ま し た 。 んのために毎日 おい e-mail [email protected] 学 校 に 行 く こ と が し ん ど く な っ て き て られません。それよりも、自分がした 福祉関係の大学に進学しようと思っ しいご飯 を作ること 結成のきっかけは あすなろ教室 ※ の いました。しかし、部活動に参加した いこと、自分ができることを見つける 「 ( ) 」 た き っ か け は 、 不 登 校 を 経 験 し た 私 わ よ。 と じゅぎょう 」 言 われました。 保護者会です。我が子が不登校になった時、 りかい ことが重要なことだと思います。 くて、何とか学校の授業にも出られて かか 解 で き る こ と が あ る の で だ か ら こ そ 理 その言 葉は、とても心 ひとりでは抱えきれなくて、身近に仲間がほ ひび いました。中学 年生の夏で部活動 お母さん 今でも子どもに対していろい はないかという気持ちがあったからで に響きました。 しゅうりょう しかった、そんな思いから三田で生まれたグ ふく 了 し た 後 、 学 校 に 行 く 意 味 が 見 が 終 ろ言ってしまいますが、本人がしんど す。不登校を含め、弱い立場の人たち ぎゃくこうか ば、子ども ループです。 親 だれ 「 が元気になれこれ 出せなくなり、行けなくなりました。 い時には逆効果になってしまうことが 高校進学 ~大きな一歩の始まり~ どくかん よ り も の 側 に 立 っ て 考 え る の は 他 の 誰 も元気に! 子どもは、親の孤独感を感じ取 ささ 」 あ る と 思 い ま す。 親 が 思 う よ り、子 なや お母さん 公共交通機関を使って通学し できると思います。今度は私が人を支 しんけん さん 高校へは進学する気持ちがあっ り、親を悩ませていることにも苦しみます。 いっしょ どもは自分のことを真剣に考えていま かいけつ さが ていましたが、他の方々と一緒 に乗 えられる側になりたいと思いました。 悩みを解決することはできないけれど、 一「人 たので、親と一緒に学校を探しました。 せんたく す 。焦らず子どものことを信じ、 ちょっ り 物 に 乗 る こ と が し ん ど く な り 、 学 自分で選択したことなので、進学して で悩まないで。共感することはできるよ。 と 私が通った高校は、不登校の学生も多 」 と したことで思い悩まないように心が ぜんりょうせい 校に行けなくなっていました。初め からは特に不安を持つことなく自分を 伝え続けていきたいです。 く 受 け 入 れ ている 全 寮 制 の 高 校 で し わたし け、子どもから何かしたいと発信して こうそく せいふく きょうし は私が車で無理やり学校まで送って 信じて前に進むことができました。 不登校に関しては、いろいろな情報があり、 た。校歌や校則、制服もなく、教師の き た時にそっと後押しできればいいな こ こ ちが あいしょう いくこともありましたが、学 校に着 個々に考え方、対応の仕方も違っていて当然 お母さん 息子は学校に行けていない時 ス こ と を と思います。 「 タッフ と 」 呼 ん だ り 愛 称で よ いても学 校に入って行くのがとても です。親や学校、子どもたちがもっと気軽に 期が長かったので、大学への進学は考 呼び合ったりするような、上下関係の つら 辛そうだったので、無理に登校させ 不登校について話し合える場があればと思い えてもいませんでした。大学に進学し な い 自 由 な 校 風 で し た 。 自 由 に 自 分 の しゅう こ う き へ ん いっしょうけんめい せんたく ることはしなくなりました。 ます。 てからは、一生懸命に勉強し、毎日通っ 編 集 後 記 学びたいことを選択し、自分で動き始 すがた ※市の適応指導教室。学校に行きにくい小 中 ・ ている姿を見ながらも、また行けなく めたことに対してスタッフはアドバイ 自分に向き合う時間 お う え ん し え ん 学生が安心して通える教室。 なるのではないかという不安も出てき 不登校の子どもたちの抱える問題が スをし、応援するという支援方法だっ と ふくざつか て心配した時もありました。でも、無 さん 朝起きて家族と一緒に朝食を摂 多 様 化・ 複 雑 化 す る 中、 当 事 者 や そ たのが、私には合っていたと思います。 しょくぎょう つ ふだん お そら 事に卒業し、希望の職業に就くことが り、ゲームをしたりしながら普段と の 家 族 だ け が 悩 む の で は な く、 学 校 何 かを 押 し付 けられる 支 援の方 法 な ぱそこんスペース宙 うれ す ぎょうせい でき、とても嬉しく思っています。 変わらない過ごし方をしていました。 や 行 政、 活 動 グ ル ー プ、 ま た は 周 り ら、私は反発して何も始められなかっ 活動日 毎週月曜 時~ 時 学校には行きませんし、勉強も特に ふ の人々に相談 することで、情 報 収 集・ た と 思 い ま す 。 不登校の時期を振り返って 活動場所 まちづくり協働センター6階 していませんでしたが、母 親は 学 入学当初は週1~2日ほどしか行け 情報交換ができ、このことが子どもた 「 問い合わせ 電話 050 5- 880 8- 77 6 む だ 校に行きなさい。 ということもなく ちの明るい未来への第一歩につながり ず に い た の が 、 高 校 2 年 生 か ら は 週 4 さん 他の人から見れば無駄な時間を 」 ふつう せっ ふ e-mail [email protected] 普通に接してくれていたので、私も 日以上行けるようになり、友人も増え 過ごしたと思われるかもしれませんが、 ます。 むすめ と 活 動のきっかけは、娘 と友 達が不 登 校に 自分の部屋だけに閉じこもることな 不登校の時期は、子どもたちにとっ て い き ま し た 。 私 に と っ て は 意 味 の あ る 時 間 だ っ た と なったことです。子どもたちの中には、学校 く過 ごせていたと思います。私のこ て自 分と向きあう時 間であると同 時 思っています。自分のことを見つめな お 母 さ ん こ の 学 校 に は 保 護 者 会 が あ り に行けないことに対して自分を責めたり、不 いだ と を 心 配 し て い る の だ ろ う と い う こ に 、親にとってもまた自分と向きあう お す 時 間 が た く さ ん あ り 、 そ の 時 間 が ま し た 。 学 校 の ス タ ッ フ と 保 護 者 同 士 安感を抱く子もいます。そんな子どもたちに、 とは感じていましたが、とにかく自 意味のある時間だということが分かり あったからこそ今の自分があると思っ が 交 流 を す る 場 で す 。 毎 月 1 回 あ り 、 自分らしくあってもらいたい。そこで、得意 せいいっぱい かんしゃ ひとばんじゅう ぎじゅつ 一 杯 で 、 親 へ の 感 謝 と 分 の こ と で 精 ました。不登校の問題は、当事者とそ て い ま す 。 私 が し ん ど か っ た 時 期 に そ っ 晩 中 語 り 明 か し ま し た 。 1 回 目 の 一 なパソコンの技術を活かせる場として、 ぱ 「 なみだ いう感 覚 すら持つことができなかっ の家族だけの問題ではなく、社会全体 と 見 守 り 、 支 え 、 毎 日 お い し い ご 飯 を を 流 し な が ら 保 護 者 会 は 、 み ん な が 涙 上げました。自分 そこんスペース宙 を 」 立すち つね あた ひょうげん なお たように思います。 で考えていく問題です。周り 作ってくれ、常に安心感を与えてくれ の 会 で し た が 、 語 り を 重 ね る 中 で 、 親 を表現でき、気持ちを素直に話せ、自由を楽 の 人 た ち が、 不 校 で た親にはとても感謝しています。 お母さん 今、 学校に行きなさい。 と しめる場として、人とつながるきっかけの場 自身が自分の楽しむ時間を持つことの 「 そ登 」あ 「 」 んざい みと じょうきょう る 子 ど も た ちの 存 在 を 認 め、 いったところで行 ける状況ではない として、利用していただければと思います。 大切さを知り、子どもたちの不登校に お母さん 不登校の時期は先が見えなく かくご また、不登校の子どもとその家族に、何もし と感じていたので、 言いませんでした。 対して向きあう覚悟ができるようにな て、とてもしん どかったです。でも、 受け入れ、あたたかく見守る い ご こ ち ことで、子どもたちが自分ら なくても居心地がよい、ゆるくて、まったり、 不登校になってからは、毎日ピリ り ま し た。保 護 者 会 に 参 加 す るこ と その時があったからこそ、自分の将来 ずいぶん 落ち着ける場として不登校の居場所ゆるみ し く安心して過ごせるまちづ ピ リ と し て い る 息 子 で し た 。 私 自 身 分 と 心 が 救 わ れ た よ う に 思 い ま で 、 随 に つ い て の 目 標 を 見 つ け 、 今 の 仕 事 に じつけん しょうらい がんば ば 毎月第4金曜 時~ 時、まちづくり協 くりが実現するのではないで 来 に つ い て 思 い 悩 ん だ り は 息 子 の 将 ( す 。 今 で も そ こ で 知 り 合 っ た 方 と 交 流 就き頑張ることができていると思うの もう 働センター6階 を もしました。どうにかしなければと ) 設けています。気が向い を持っています。 で、意味があった3年間だと思います。 しょうか。 たら気軽に遊びにきてください。 10 15 14 18 17 13 N N N N N 3 N
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