ひ ろ み う え の 自分に向きあう時間 ~ 不登校について考える ~ 環境 ( 家庭 ) ⎔ቃ㸦ᐙᗞ㸧 かんきょう 【子どもの問題表現の成り立ち】 28 ◆ わたしのまちの地域部会開催のお知らせ ◆ 場所:高平ふるさと交流センター 多目的ホール 内容:講演会 「『学ぶ』ということ 」 講師:櫻井 克典さん ( 尼崎市立成良中学校琴城分校教諭 ) さくらい かつのり 日時:10 月 30 日 ( 日 ) 13 時~ 30 㒔ྜ 㒔ྜ % 1 子ども Ꮚࡶ ᚰ⌮ⓗ࡞ၥ㢟 Ⓨ㐩ⓗ࡞ၥ㢟࡞ ၥ㢟⾜ື ࣭Ⓩᰯ ࣭㠀⾜ ࣭࠸ࡌࡵ࡞ ※上記の3つの環境の みではなく、その他さ まざまな環境との関係 性が、子どもたちに影 響を与えます。 そら く ぼ た 人権に関する総合相談窓口 ・・・ 月~金曜 ( 祝日除く ) 9時~ 17 時 (559-5062 FAX 559-5063) 女性のための相談 ・・・ 問い合わせは、まちづくり協働センター男女共同参画担当 (563-8000 FAX 563-8001) そ し き てき 平成 年4月から三田市内で もあります。学校へは組織的に SSWとして、どのような気 たずさ う支援し、必 子どもたちの支援に携わってい 動いてもらえるいよ りょう ふ く し 持ちを大切にしながら支援を まつもと ち よ り るSSWの松本 千代理さんにお 要があれば、医療機関や福祉関 係の専門機関などへもつないで されていますか。 話をうかがいました。 いきます。 つね だれ 常に誰のための支援かを考え、 やくわり SSWの具体的な役割、解決 き せ き き せ き 当 事 者 である 子 ど も た ち が ど う 軌 「 跡は奇跡をおこす と 」 松本 への流れを教えてください。 さんはおっしゃっています が、 いう思いを持っているかを聞き、 受け止めることが大切であると それはどういうことですか? かか 問題を抱えている子どもに対 考えています。 する支援は、 ケース会議 を中 子どもたちは、本来自分を信 「 」 軌 をおこす と 「 跡 は 奇わた跡 」 い じる力を持っています。しかし、 心 に 進 め て い ま す。 ケ ー ス 会 し 「 ほ ご し ゃ う言葉は、私が以前に参加した 議 と けんしゅうかい さまざまな環 境の中で、その力 」 は、先 生や 保 護 者、時に 研 修 会 で 教 え て い た だ い た 言 葉 は外部の専門家などを交えなが が 低 下 し て し ま う こ と が ありま ど ら、チームとして子どもの支援 です。周囲の方々の関わりの結 す。自 信を取り戻もす ために、自 果は、数年の間には表れないか が ん ば いっしょ の方法を考える会議です。 分の頑 張りを一緒に喜んでくれ げ 始 め に、 子 ど も と 子 ど も を もしれません。しかし、その関 たり励はま して く れ た り す る 人 や ば し ょ 取りまく環境との関係について わりによって子 どもたちは 自 「 居い場 所を求めています。周りか じょうほう しゅうしゅう 情報を収集し、問題行動に至っ 分 は一人では ない と 」 いうこと ら愛され、自分を信じてくれる し はいけい たきっかけや原因、背景をしっ を身に染みて感じることができ ぶんせき 人がいる、自分を全面 的に受け かり分析します 見( 立て 。次 ) に、 るようになります。 止めてくれる人や居場所がある その見立てをもとに、解決に向 子どもたちは、それぞれ自分 ち い き こ ということで、子 どもたちは自 けて、家庭や学校、地域、その で問題を乗り越える力を持って 分を信じる力を取り戻し、前 向 他の場所で子どもと関わってい い ま す。 周 囲 の 方 々 の きに頑張ることができるのです。 る人たちと共に問題への対応方 関わりの積み重ねによっ 子 ど も た ち に そ う いう 安 心 で き 法を考えます 手( 立て 。そ ) して、 て、子どものたちはその力 る環境・居場 所をつくることが大 その手立てを実行した後、ふり を大きく伸ばしていくこ 切であると思っています。 かえりをします。実行してみて、 とができるのです。 子どもがどうかわったか、何が できるようになったかだけでな く、できた理由、できなかった けんしょう 理由をも検証し、次の手立てを く 練りなおします。これを繰り返 していきます。ケース会議は決 たいしょ して対処法のみを考える場では ないのです。 やくわり SSWの役割は、学校の先生 や支援に関係するさまざまな人 き たちの意見を聴き、子どもを取 ほうかつてき とら りまく環境全体を包括的に捉 え、しっかりと見立てをし、み ぶんたん んなで役割分担をしながら手立 じっせん てを実践していく上での調整を することです。また、SSW自 よ そ 身が本人に寄り添って気持ちを 聞いたり働きかけたりすること ◆ 高平地域部会 36 26 ⎔ቃ 㸦ᆅᇦ♫࡞㸧 㒔ྜ 参加 無料 ~どなたでも参加できます~ % 環境 ( 地域社会など ) 不 登 校 に つ い て、 文 部 環境との関係が極めて大き 科 学 省 では 何 「 らかの心理 いと考えられています。 じょうちょてき 的、 情 緒 的、 身 体 的 あ る これまでも不登校や問題 しゃかいてきよういん はいけい いは社会的要因・背景によ 行動の対応として学校にス り、登校しない、あるいは クールカウンセラーが配置 ほ ご し ゃ じょうきょう し た く と も で き な い 状 況 され、子どもたちや保護者 にあるため、年間 日以上 か ら の 相 談 を 受 け な が ら、 欠席した者のうち、病気や 子どもたちの心理的なケア けいざいてき のぞ 経済的な理由による者を除 を行い、不登校や問題行動 きんきゅうじ て い ぎ いた もの と 」 定 義していま などの早期発見や緊急時の たいおう ちょうさ す。文部科学省の調査によ 対 応を行ってきました。し ひんこん ると、平成 年度の全国の か し、 近 年 で は、 貧 困 な 不登校の子どもたちの割合 ど 子 ど も た ち の 置 か れ て 環 境 や 状 況 が 多 様 化・ は、小学生は0.39 約 ( いふる くざつか むずか 256人に1人 、)中学生は 複雑化し、より問題が難し るた め、こ 2.76 約 ( 人に 人 )く なってきてい せんもんてき し え ん れまで以上に専門的な支援 となっています。 ふ いた 不 登 校 に 至 ら な い に し を必要とするケースが増え ほけんしつ ても、保健室や相談室にな てきました。学 校 内のみで かいけつ ら 登 校 で き る と い う 状 況 は解決が難しいケースが発 の 保 「 健 室 登 校 」相 「 談 室 生した場合、関係機関との ークを活用し、問 登校 の 」 子どもも少なくな ネットかワ か い 状 況 が あ り ま す。 保 ( 健 題を抱える子どもたちへの 室登校・相談室登校の子ど 支援を行う、スクールソー もの数は、右記の調査の中 シ ャ ル ワ ー カ ー 以 (下 S 「 ふく SW 」が に配置され には含まれません。 ) ) 全国的 げんざい 子 ど も の 不 登 校 や 問 題 始めました。現 在、全国で げんいん 行動などの原因はさまざま 2200人、三田 市でも2 ですが、子どもを取りまく 名が配置されています。 ⎔ቃ㸦Ꮫᰯ㸧 環境 ( 学校 ) 久保田 空さん 「 妹の誕生日♪」 人権さんだは、みなさんに人権に関する気づきや情報などをお届けします。新たな 発見や共感したことなどを含めてご意見、ご感想を人権推進課までお寄せください。 問い合わせ=市民生活部市民文化室人権推進課 (559-5148 FAX 563-7776 e メールアドレス jin k e n _u@c ity. sa n d a . l g . jp ) ᖹᡂᖺᗘ ୕⏣ᕷேᶒᶆㄒධ㈹సရ 平成 27 年度 三同教人権フォトコンテスト入賞作品 NO.451 4 平成 28 年 10 月 15 日 広報 LINE より 顔見て 目を見て 話そうよ 弥生地域部会 上野 裕巳さん ◆ 狭間地域部会 日時:11 月 12 日 ( 土 ) 10 時~ 場所:狭間小学校 体育館 内容:人権ポスター標語の展示、表彰など 講演会 「 高齢者とのつきあい方 ( 仮題 ) 」 講師:吉田 忠義さん ( 兵庫県人権啓発協会 ) よ し だ ただよし ◆ 志手原地域部会 日時:11 月 13 日 ( 日 ) 10 時~ 場所:志手原小学校 体育館 ひら 内容:講演会 「 心の窓を少し拓いて 」 ~好感・共感・親近感が人権力を育む~ 講師:明石 一朗さん ( 関西外国語大学教授 ) あ か し いちろう ◆ 本庄地域部会 日時:11 月 13 日 ( 日 ) 13 時~ 場所:本庄小学校 体育館 内容:講演会 ヤン ス リョン 講師: ¥ ኖ k さん
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