別 紙 仕 様 書 1 件名 平成28年度山谷地域越年

別 紙
仕
1
様
書
件名
平成28年度山谷地域越年対策宿泊援護業務委託
2 履行期間及び入所期間
(1)履行期間
平成28年12月26日から平成29年1月5日まで
(2)入所期間
平成28年12月29日から平成29年1月4日まで
なお、12月26日から28日までは、必要な器材の搬入等受託者の運営準備期間
とする。
また、平成29年1月5日は、機材や廃棄物の搬出、建物清掃にあてるものとする。
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履行場所
東京都大田区東海三丁目4番2号
なぎさ寮
入所予定人員
66人(延入所予定人員462人)
5 受託者の責務
(1)事業の目的を十分理解するとともに、各職員にその主旨を徹底し、円滑な施設
運営を図ること。
(2)施設長を定め、必要な職員数を確保すること。
(3)あらかじめ、各職員の役割を明確にすること。
(4)管轄の消防署へ消防計画を提出するとともに避難訓練等を実施すること。
6 委託業務の内容及び留意点
(1)宿泊者の入所
ア 入所時の移送バス添乗
委託者の指示するところにより、委託者の相談所からなぎさ寮までの宿泊者移送
バスに添乗すること。
イ 入所委託書等の確認
委託者の発行した入所委託書(別記第1号様式)及び入所委託者名簿(別記第2
号様式)により、氏名等を確認し、宿泊証(別記第3号様式)を発行し、宿所等の
提供を行うこと。
ウ 宿泊者心得、日課等を伝達すること。
エ 宿泊室を割当て、宿泊者名簿に記載すること。
(2)宿泊者の退所
ア 氏名等を確認し、宿泊者名簿を整理すること。
イ 貸与品等を返還させること。
ウ あらかじめ用意する乗車券を退所者に交付すること。
なお、乗車券の管理は、法人の責任で行うこと。
エ 宿泊者が退所する際、なぎさ寮からJR品川駅まで宿泊者を移送することとし、
移送に係る経費は、受託者の負担とすること。
オ 移送は、乗合旅客自動車の利用者及び近隣住民に影響のない方法で行うこととし、
貸切旅客自動車を雇い上げることを原則とする。
カ 貸切旅客自動車の雇上げ等に当たっては、道路交通法等法令を遵守すること。
キ 移送の時刻等は、宿泊者の需用・利便に充分配慮して行うこと。
(3)宿所等の提供
ア 清潔かつ防寒に十分な寝具を提供すること。
イ 1日につき1回以上の入浴を保障すること。
ウ 毎日、宿泊者が洗濯機を使用できることとし、必要な洗剤を支給すること。
エ 上記入所予定人員の1.1倍の入所に即応できる体制をとること。
(4)給食の提供(入所開始日の昼食から退所日の朝食までを原則とする。)
成人男子が1日につき必要とされる以上の熱量を有し、かつ栄養上バランスのとれ
た食事を、朝、昼、晩の3回に分けて提供すること。ただし、宿泊者の到着、出発時
刻に応じ、適宜、変更することができる。
(5)日用品等の提供
チリ紙、タオル、石鹸、歯ブラシ、髭剃り、湯飲み、スリッパ及び下着(上下)を入
所時に支給又は貸与すること。
また、嗜好品を宿泊者に提供すること。その他、必要に応じ物品を支給又は貸与す
ること。
(6)生活指導及び健康管理
指導員による宿泊者に対する生活指導及び健康管理等を行うこと。
ア 宿泊者の健康状況を給食時等に把握すること。
イ 東京都(以下「都」)という。)の行う巡回診療に協力するとともに、その
受診結果を活用し、医療機関での受診援助及び健康管理を行うこと。
ウ 入通院患者の把握及び対応について、迅速に医療機関との連絡調整を行い、
職員が同行の上、受診させること。
なお、入院する場合は、あらかじめ用意する「入院セット」を交付すること。
エ
入通院を要する要保護者については、保護申請の補助を行い、管轄の福祉事
務所及び関係機関に連絡すること。
また、東京都福祉保健局生活福祉部生活支援課山谷対策担当(以下「山谷対
策担当」という。)の指示するところにより、要保護者(他の施設を含む。)
の名簿を整理すること。
オ 寮内の保健衛生管理に努めること。
(7)建物設備の管理
建物・設備に故障等が生じ、緊急に修理しなければ施設運営に支障を生じる場合又
は委託者が指示した場合は、次の措置をとること。
ア 委託者が借入れた建物・設備については、あらかじめ指示した緊急連絡先に連絡
し、修理させること。
イ 委託者が所有する建物・設備については、別に定めるところにより処理すること。
(8)備品等の撤去
廃棄物及び受託者が搬入した物品等は、履行期間終了時までに搬出すること。
なお、廃棄物の運搬処分等については、適法な処理を行うこと。
(9)その他の業務
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都備品の使用
なぎさ寮にあらかじめ設置してある都の備品を無償にて受託者に貸付け、これを
使用させる。(根拠条例:財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例第9条)
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公官署等との連絡
管轄消防署へ「消防計画」、「防火管理者届」等の各種届出、管轄警察署へ「避
難訓練の実施」等の連絡等を行うこと。
9 連絡報告
(1)原則として毎日、入退所者数、現在数及び寮内の状況を山谷対策担当へ連絡す
ること。
(2)宿泊者名簿を日々整理し、入退所者数及び現在数を明示すること。
(3)医療関係業務については、山谷対策担当の指示に従うこと。
(4)緊急事態が発生した場合は、直ちに山谷対策担当へ連絡すること。
また、事態に応じ消防署及び警察署に連絡するとともに初期的措置を行うこと。
10 室内取締り
(1)定時及び随時、寮の内外を巡回すること。
(2)宿泊者心得を必要個所に掲示する等、その徹底を図ること。
(3)施設内外の諸設備の安全確認に留意すること。
(4)火災、盗難等事故の防止に努めること。
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帳簿類
受託者は、次の帳簿類を備え、山谷対策担当の要求に応じ、点検を受けること。
(1)職員名簿
(2)宿泊者名簿
(3)業務日誌
(4)室内取締簿(防火等安全確認の点検表を含む。)
(5)入所委託書及び入所委託者名簿の綴り
(6)献立表の綴り
(7)その他、必要な帳簿
12 委託経費(契約金額)
(1)委託経費の基準額
次の基準額の範囲内とする。
2,941,364円(消費税等含む。) 規模 延462人
なお、この委託経費には公共料金等の受託団体負担分も含まれる。
また、契約金額は、提案した契約希望金額に基づいて算定する。
(2)委託経費の算定
契約額に0.7247(予定)を乗じて得た額を確定額として実入所人員にか
かわらず、その全額を支払い、契約額に0.2753(予定)を乗じて得た額を
実人員で算定する額とし、その額は実入所人員(延)をもって算定すること。
(3)費用負担
光熱水費(※)、電話料(3回線予定)、寝具(貸布団等)、支給物品、廃棄
物処理費等運営に必要な一切の経費を受託費で賄うこと。
ただし、建物設備補修費及び退所時に宿泊者に交付するJR切符を除く。
なお、受託者が支払った料金に委託者の負担すべき料金が含まれる場合は、受託者
の請求に基づき、委託者が別途支払う。
(※)電気2契約(49kVA及び臨時電灯20KVA予定)、ガス(2系統)、上下水道
(75mm)などの料金
(4)委託経費の支払い方法
委託業務完了後、都が履行を確認したとき、契約金額の全額を支払う。
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個人情報の保護
受託者は、委託業務を遂行するに当たり、知り得た事項を第三者に漏らしてはな
らない。
なお、「個人情報の取扱いに関する特記事項」については、別紙に定めるところによ
る。
その他
上記の外、詳細については委託者の指示を仰ぎ、適切な業務遂行及び施設運営を図る
こと。
別紙
個人情報の取扱いに関する特記事項
(個人情報の保護に係る受託者の責務)
第1
受託者は、この契約の履行に当たって、個人情報を取り扱う場合は、以下の事項を
遵守し、個人情報の漏えい、滅失、き損の防止その他個人情報の適正な管理のために必
要な措置を講じなければならない。
(再委託)
第2
受託者は、個人情報の適正な安全管理が図られていることを都が確認し、都の許諾
を得た場合に限り、再委託を行うことができる。再委託を受けた者が更に再委託を行う
場合も同様とする。
2
前項において、受託者は、再委託の相手方に対しその履行を管理監督するとともに、
都の求めに応じて、その状況等を都に報告しなければならない。再委託を受けた者が更
に再委託を行う場合も同様とする。
(秘密の保持)
第3
受託者は、第2第1項により再委託を行う場合を除き、委託業務の内容を第三者に
漏らしてはならない。なお、この契約終了後も同様とする。
2
第2第1項により再委託を行う場合の再委託先の秘密保持については、受託者の責任
において管理するものとする。
(目的外使用の禁止)
第4
受託者は、この契約の履行に必要な委託業務の内容を他の用途に使用してはならな
い。また、第2第1項により都が再委託を許諾した部分を除き、契約の履行により知り
得た内容を第三者に提供してはならない。
(複写複製の禁止)
第5 受託者は、この契約に基づく業務を処理するため、都から引き渡された原票、資料、
貸与品等(以下「原票等」という。
)がある場合は、都の承認なくして複写又は複製をし
てはならない。
(個人情報の管理)
第6
受託者は、都から提供された原票等のうち、個人情報に係るもの及び受託者が契約
履行のために作成したそれらの記録媒体については、施錠できる保管庫又は施錠、入退
管理の可能な保管室に保管するなど適正に管理しなければならない。
2
受託者は、前項の個人情報の管理に当たっては、管理責任者を定め、内部における責
任体制を確保しなければならない。
(受託者の安全対策と管理体制資料の提出)
第7
受託者は、委託業務の適正かつ円滑な履行を図るとともに個人情報保護に万全を期
するため、委託業務の実施に当たって使用する受託者の管理下の施設において、以下の
事項について安全管理上必要な措置を講じなければならない。
(1) 委託業務を処理する施設等の入退室管理
(2) 都から提供された原票等の使用保管管理
(3) 契約目的物、契約目的物の仕掛品及び契約履行過程で発生した成果物(出力帳票及
び磁気テープ、フロッピィ等の電磁的記録を含む。
)の作成、使用、保管管理
(4) その他仕様等で指定したもの
2
都は、前項の措置について確認するため、受託者に対して、個人情報の管理を含めた
受託者の安全管理体制全般に係る資料の提出を求めることができる。
(都の検査監督権)
第8
都は、必要があると認める場合には、受託者の作業現場の実地調査を含めた受託者
の個人情報の管理状況に対する検査監督及び作業の実施に係る指示を行うことができる。
2
受託者は、都から前項に基づく検査実施要求又は作業の実施に係る指示があった場合
には、それらの要求又は指示に従わなければならない。
(資料等の返還)
第9
受託者は、この契約による業務を処理するため都から引き渡された原票等を、委託
業務完了後速やかに都に返還しなければならない。
2
前項の規定による返還時に、個人情報に係るものについては、第7第1項各号に係る
個人情報の管理記録を併せて提出し報告しなければならない。
(記録媒体上の情報の消去)
第 10 受託者は、契約目的物の作成のために、受託者の保有する記録媒体(磁気ディスク、
磁気テープ、パンチカード、紙等の媒体)上に保有する、委託処理に係る一切の情報に
ついて、契約目的物に対する都の検査終了後、すべて消去しなければならない。
2
前項の消去結果について、受託者は、記録媒体ごとに、消去した情報項目、数量、消
去方法、消去日等を明示した文書で都に報告しなければならない。
3
第2第1項により都が許諾した再委託先がある場合には、再委託先の情報の消去につ
いて受託者の責任において行うとともに、その状況を前項の報告とともに都に報告しな
ければならない。
(事故発生の通知)
第 11 受託者は、契約目的物の納入前に事故が生じたときには、速やかにその状況を書面
により都に通知しなければならない。
2
前項の事故が、個人情報の漏えい、滅失、き損等の場合には、漏えい、滅失、き損し
た個人情報の項目、内容、数量、事故の発生場所、発生状況等を詳細に記載した書面に
より、速やかに都に報告し、都の指示に従わなければならない。
(都の解除権)
第 12 都は、受託者がこの特記事項に定める事項に違反した場合又はその他個人情報の保
護に関する事項について問題があると認める場合はこの契約を解除をすることができる。
(疑義についての協議)
第 13 この特記事項の各項目若しくは仕様書で規定する個人情報の管理方法等について疑
義等が生じたとき又はこの特記事項若しくは仕様書に定めのない事項については、両者
協議の上定める。