西予市 森林ICTプラットフォーム構築業務委託 仕様書

西予市
森林ICT
森林ICTプラットフォーム
ICTプラットフォーム構築
プラットフォーム構築業務
構築業務委託
業務委託
仕様書
平成2
平成28年10月
10月
愛媛県西予市
産業建設部
産業建設部 林業課
西予市森林
西予市森林ICT
森林ICTプラットフォーム
ICTプラットフォーム構築
プラットフォーム構築業務
構築業務委託
業務委託仕様書
委託仕様書
1. 委託業務の
委託業務の名称
西予市森林ICTプラットフォーム構築業務
2. 業務の
業務の目的
本市は、豊富な木材資源に恵まれた環境を活かし、林業の振興による地方創生を目指しており、
平成 28 年 3 月に策定された「西予市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の林業分野の中で、
「林業
事業体育成支援」
・
「林業環境基盤整備」
・
「森林除間伐促進」
・
「市産材等活用促進」各事業の実施を
含めた林業による地域活性化を推進しているところである。
今回本市に導入する「森林 ICT プラットフォーム」は、上記のうち「林業環境基盤整備事業」の
一環として行うものであり、森林管理の効率化・高度化、並びに木材需要者が求める木材供給情報
の提供を通じて、集約化の推進、森林施業面積・木材生産量の増大を目指すものである。
本業務は、総務省が平成 24 年度補正予算、平成 25 年度補正予算 ICT 街づくり推進事業並びに平
成 26 年度補正予算 ICT まち・ひと・しごと創生推進事業を通じて実証・構築された成果「森林 ICT
プラットフォーム」を基にし、本市の地域特性や独自の森林管理手法が盛り込まれた西予市版森林
ICT プラットフォームを構築することを目的とする。
3. 履行区域
履行区域は、西予市全域とする。
4. 履行期間
契約締結日から平成 29 年 2 月 28 日(火)までとする。
5. 業務内容
本事業では、平成 26 年度補正予算 ICT まち・ひと・しごと創生推進事業(総務省)において実
証・構築された森林ICTプラットフォームのソフトウェア資産を活用する。
先行導入地域とは異なる状況を調査・検討を行い、森林ICTプラットフォームを地域に導入可
能なモデルとして構築するため、 以下の事項を基本方針として必要なソフトウェアの構築及び危
機を導入する。
(1) 森林ICT
森林ICTプラットフォーム
ICTプラットフォーム構築
プラットフォーム構築
ア. 西予市及び西予市森林組合、連携林業事業体、西予市林業活性化センターにおいて、共通の
プラットフォームで運用できる環境を構築する。運用管理する項目は、ヒアリング及び資料
調査を実施の上最終決定する事とするが、下記業務内容を含むものとする。
対象
主な機能
西予市・西予市林業活性化センター
森林現況、所有者情報管理(地番現況図等)の森林
保全業務の効率化・高度化に関わる機能。
路網情報管理、保安林申請、分収林管理、治山台帳、
砂防台帳等の防災対策関係機能。
森林施業履歴管理、外部作成データ取込機能。
西予市森林組合・連携林業事業体
森林施業履歴管理、作業道管理等、森林の施業効率
化・高度化に関わる機能。
測量データ及び外部作成データの取込機能
等
また、関係各所と協議の上、導入・運用可能なものは設定する。
地番現況図(地籍図)、基盤地図情報、森林計画図、森林簿、砂防指定地台帳、治山台帳、国
立公園・国定公園指定区域、林道台帳、保安林台帳、その他森林現況を示す情報
イ.「森林ICTプラットフォーム構築・普及展開プロジェクト」
(総務省)において構築した森
林林業クラウド同様に、林野庁で実施している森林クラウド標準化事業・実証事業の成果を
随時反映すること。
ウ.西予市及び西予市林業活性化センター、西予市森林組合、連携林業事業体において複数台
の利用を想定した形式で提供すること。
エ.情報セキュリティー対策として、システムへのログインは、IDとパスワードの入力により
行うこと。さらに、通信に関するセキュリティーとして、発注者に提案を行い、了承を得た
環境にて実施すること。
(2) 運用機器関連
運用上不都合が発生するリスクを回避するため、原則として、西予市の既存のネットワーク・
機器の利用はしない新規ネットワーク環境の設定を行うこと。また、西予市以外の対象(西予市
森林組合、連携林業事業体)においては、原則既存の機器を最大限利用する。必要最小限導入す
る機器については、原則としてリース契約による導入を行うこととし、発注者と協議の上、新規
ネットワークで運用可能なスペック及び設定を行うこと。
また、運用データはデータセンターの活用を予定している。
(3) 航空写真撮影及び
空写真撮影及び森林解析
発注者が管理する森林機能管理区域内において、航空写真の撮影を行い、森林現況の解析を行
う。撮影仕様等については「西予市森林現況に関する基礎データ収集業務特記仕様書」を参照の
こと。また、撮影範囲は、西予市内全域を予定している。
(4)
運用保守
ア.本システムの運用期間中は、総合的な保守サービスを受けることが出来るものとし、システ
ムの操作方法に対する問い合わせは、メール・電話で対応を行うこと。
イ.本システムで使用している端末及びソフトウェアに対する脆弱性が発見された場合は、原則
的に修正を行うこと。
ウ.障害が発生した場合は、速やかに担当技術者が現地に到着し、原因究明の上復旧することと
し、再セットアップが必要な場合についても迅速な対応を取る事とする。
エ.システムの定期的なバージョンアップ等を保守費用に含むこと。
(5)
職員研修
ア.操作説明書については、必要部数作成するとともに、森林ICTプラットフォーム内からも、
PDF等のデータにより閲覧できるようにすること。
イ.操作研修会等を2回以上実施し、システム使用者の操作・運用指導を行うこと。
6. 成果品
業務の成果品は以下のとおりとする。
○森林ICTプラットフォーム構築
○「森林現況に関する基礎データ収集業務特記仕様書」に記載する成果品
○システム設計書
○データベース設計書
○その他、発注者と協議において必要と認めた資料
7. 資料の
資料の貸与
業務の遂行に必要な資料については貸与する。また、貸与した資料について、破損紛失等重大
な過失が生じた場合には、受注者がその責任を負うものとする。
8. 機密の
機密の厳守
受注者は、本業務に関して発注者から貸与された情報、その他知り得た情報を外部に漏らし、
または他の目的に使用してはならない。
9. その他
その他
(1) 委託費には、林業事業体等住民参加に係る諸費用、印刷に係る費用を含むものとする。
(2) 本業務で調査した内容やデータ整理等に使用した原資料は、全て成果品の一部として提出す
ること。
(3) 本仕様書に定めがない事項について疑義が生じたとき、及び別に定める必要が生じたときは、
協議の上定めるものとする。
(4) 提案上限額は、以下のとおりとする。
調 達 額
23,996,000円(消費税込)以内
(5) 森林ICTプラットフォームに関する概要資料については、下記 URL 等を参照のこと
【参照】
平成 28 年度予算「ICTまち・ひと・しごと創生推進事業」に係る採択候補の決定
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http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin01_02000189.html
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