資料2 成年後見制度利用促進基本計画策定に向けた検討の視点(第二一回委員会後加筆) Ⅰ WG での検討を踏まえ、成年後見制度利用促進委員会で検討すべき事項 1.利用促進 ○保佐及び補助の制度の利用を促進する方策の検討 ・後見・保佐・補助の各類型毎の特性を踏まえた制度上・運用上の問題点の整理 ・本人の意思決定支援(本人意思の最大尊重)及び権利擁護支援の観点から、利用者がメリット を実感できる制度とその運用の見直しの検討 ・ 「後見類型」の利用に偏る要因の把握を含めた保佐・補助制度の利用阻害要因の分析、課題の 抽出 ・本人や家族、地域住民に対する成年後見制度の利用に向けた理解の促進及び意識の醸成の施 策等の検討 ・判断能力の低下の初期段階等における福祉サービスと成年後見制度の関係機関における情報 共有・協働・連携の在り方の検討・判断能力の低下の初期段階における保佐・補助制度の利用 ケースの洗い出し、支援策の検討 ○任意後見制度の積極的な活用 ・任意後見の利用阻害要因の分析・課題の抽出 ・本人や家族、地域住民に対する成年後見制度の利用に向けた理解の促進及び意識の醸成の施 策等の検討(再掲) ・任意後見制度利用ケースの洗い出し、支援策の検討 ○国民に対する周知等 ・本人や家族、地域住民に対する成年後見制度の利用に向けた理解の促進及び意識の醸成の施 策等の検討(再掲) ○地域において成年後見人等になる人材の確保 ・地域における市民後見人等の人材確保の現状分析、課題の抽出 ・地方公共団体や実施機関の体制強化とこれを担う人材の育成等の在り方の検討 ・市町村計画に盛り込むべき市民後見人等の育成策の検討 ・都道府県が講じるべき市民後見人等育成のための支援策の検討 ・市民後見人や親族後見人、市民後見人及び専門職後見人等の継続的な支援、資質向上のための 取組、市民後見人の活用方法の検討 ○地域住民の需要に応じた利用の促進 ・地方公共団体における地域住民の成年後見制度の利用状況、利用動機、問題点等の把握 1 ・地域における成年後見制度の利用の必要性が高いと見込まれる方の把握方法の検討 ・成年後見制度の利用につなげる有効な支援策、地方公共団体の取組みに対する支援の検討 ・全国どの地域においても必要な人が成年後見制度を利用できるよう、成年後見人及び各関係機 関(家庭裁判所、地方公共団体(市町村及び都道府県) 、後見実施機関、医療・福祉関係機関、 金融機関、専門職団体等)の相互の継続的な協働と連携を確保する新たな仕組み(社会的ネッ トワーク)の検討 ○成年後見等実施機関の活動に対する支援 ・市民後見人や親族後見人等の継続的な支援、資質向上のための取組、市民後見人の活用方法の 検討(再掲) ・専門職・法人・市民後見人等多様な主体が、利用者の意思を踏まえた重層的な支援を行ってい くための実施機関ごとの役割や活動内容等の整理・検討 ・全国どの地域においても必要な人が成年後見制度を利用できるよう、成年後見人及び各関係機 関(家庭裁判所、地方公共団体(市町村及び都道府県) 、後見実施機関、医療・福祉関係機関、 金融機関、専門職団体等)の相互の継続的な協働と連携を確保する新たな仕組み(社会的ネッ トワーク)の検討(再掲) ・国、都道府県、市町村が実施機関の体制整備や拡充に向けて講ずべき支援策の検討 ○関係機関等における体制の充実強化 ・本人の意思を踏まえ関係機関が連携して適切かつ円滑に家庭裁判所への申立てを行う施策の 検討 ・全国どの地域においても必要な人が成年後見制度を利用できるよう、成年後見人及び各関係機 関(家庭裁判所、地方公共団体(市町村及び都道府県) 、後見実施機関、医療・福祉関係機関 金融機関、専門職団体等)の相互の継続的な協働と連携を確保する新たな仕組み(社会的ネッ トワーク)の検討(再掲) ・家庭裁判所の事務負担増大への対応策及び体制強化の検討 ○関係機関等の相互の緊密な連携の確保 ・全国どの地域においても必要な人が成年後見制度を利用できるよう、成年後見人及び各関係機 関(家庭裁判所、地方公共団体(市町村及び都道府県)、後見実施機関、医療・福祉関係機関、 金融機関、専門職団体等)の相互の継続的な協働と連携を確保する新たな仕組み(社会的ネッ トワーク)の検討(再掲) ○利用促進に関する目標の在り方 ○不正防止との関連性 2.不正防止 ○関係機関等における体制の充実強化 2 ・家庭裁判所の事務負担増大への対応策及び体制強化の検討(再掲) ・後見監督人による監督の役割及び位置付けに関する検討 ・親族後見人への支援の強化及び不正防止策の在り方の検討 ・後見監督における家庭裁判所と関係機関の役割分担の在り方の検討 ・後見制度支援信託を含めた金融機関等との連携による不正防止のための施策の検討 ○関係機関等の相互の緊密な連携の確保 ・全国どの地域においても必要な人が成年後見制度を利用できるよう、成年後見人及び各関係機 関(家庭裁判所、地方公共団体(市町村及び都道府県)、後見実施機関、医療・福祉関係機関、 金融機関、専門職団体等)の相互の継続的な協働と連携を確保する新たな仕組み(社会的ネッ トワーク)の検討(再掲) ・不正防止対策として福祉行政等で取得している情報等を不正の早期発見につなげるための施 策の検討 ○任意後見制度について ・任意後見制度における制度上・運用上の各問題点の整理を踏まえた不正防止対策の検討 ○利用促進との関連性 Ⅱ 成年後見制度利用促進委員会で検討すべき事項 ○成年被後見人等の医療、介護等に係る意思決定が困難な者への支援等の検討 ・医療、介護等に係る意思決定支援の基本的考え方及び具体的な支援方法の検討 ○成年被後見人等の死亡後における成年後見人等の事務の範囲の見直し ・成年後見人の業務の更なる改善のための改正民法及び家事事件手続法施行後の運用状況の把握 ○成年被後見人等の権利制限に係る制度の見直し ・欠格事項の趣旨の整理 ・各制度の資格等の役割・責任及び欠格事項の必要性の整理 ・見直し基準の在り方の検討 3
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