第3期「協力」を迎えて かけがわ教育の日に行こう

平成28年度後期始まり号
「高天神のおひざ元」
重点目標「かがやく子
掛川市立土方小学校
かがやく仲間」
第3期「協力」を迎えて
4連休が終わり、2学期制の本校では、後期の
100日間がスタートしました。1時間目に行った
始業式では、全員が静かに整列し、代表がていね
いなお辞儀と、はっきりとした声で目標を発表し
ました。それぞれの発表からは、自分をより伸ば
したいという気持ちが力強く伝わってきました。
その中で、3年生と4年生は今月28日(金)に開催
<後期始業式>はっきりとした声で発表
される、キラリふれあいコンサートに向けて、心
度で発表
を合わせることやパートの違いに気を配るなど、
仲間とともに向上しようとする発表がされまし
た。6年生からは委員会で手本となるとともに、
友だちと声を掛け合って進めていくという発表
がされました。
学校生活は、集団で互いに切磋琢磨し、互いの
良さを認め、時に手本にしながら、自分を伸ばし
ていきます。第3期(10月12日~12月22日)は、一
人ではできない『協力』を、生活の中に位置づけ
ながら、友だちともに行うことで成果を実感でき
る期間をつくっていきます。
この期間は、4年生の音楽発表の他に、6年生
の市内陸上大会(10/19)、修学旅行(12/1・2)、5
上;3,4 年生 音楽練習/下;6年生 陸上練習
年生の自然教室(12/9・10)、2年生の掛川城・図書館見学、1年生の生活科公園探検など
の集団としての活動がありますが、毎日の授業の中で、目的をはっきりさせた交流をつ
くっていくことを特に意識していきます。
わたしたちは、普段からの皆さんの来校を待っています。子どもたちや職員が学習し
ている姿を、是非見に来てください。地域の皆様も、学校前を通る際は是非立ち寄って
ください。そして子どもたちに声を掛けてやってください。
かけがわ教育の日に行こう
例年行われている、教育を考える『かけがわ教育の日』
が、今年は右記のとおり開催されます。特に講演では、
日時:11 月 19 日(土)
9:00~ 12:00
会場;生涯学習センター
ノーベル物理学賞受賞の天野浩 氏が講師です。どんなお話を聞けるでしょうか。近くで
聞ける機会はなかなかありません。皆さんどうですか。チラシでは直接会場に、と書か
れていますが、もしよければ、事前に学校に声をかけてください。
個人的には、伊村監督の「」言葉と○○の言葉が記憶に残りました
人間は引っ張られたほうが変わりやすい。その引っ張り役が教師であり、コーチであり、
会社の上司であるわけです。その人の熱意や情熱のによって「できるかな」から「でき
るみたい」に変っていくんです
指導者は、人を育てるとき、ゴールが見えているかどうかが大事です。ゴールが見えて
もいないのに、がんばろうよなんていったい何をがんばるんやって
健康が一番と呼びかけて入った夏休みですが、健康に過ごした子どもたちが登校してき
て、うれしい朝を迎えました。休み中のお子さんはどうでしたか
先日、ポケモンゴーをやりながら運転をして事故を起こしたというニュースが流れまし
た。こんな勝手な理由で被害を受ける歩行者は怒りきれないです。歩行者(子どもたち)
は、より意識しなくては行けません。授業再開にあたり、①必ず歩道を歩き、できるだ
け外側を歩く。②横断するときは必ず止まって左右を見る。③車が止まってから横断す
る。運転者がしっかりとこちらを確認できていることを確認して渡る。④マナーとして、
挨拶をする。をあらためて毎日子どもたちに伝えていきます。子どもたち自身で守らな
くてはいけない登下校の安全です。
6月は、児童会で AKT(あったか言葉を使おう)活動を企画してくれました。その中
で、「(校長先生)いつも朝のあいさつありがとう」「ハイタッチまたやろうね」
などと手紙をもらいました。特別なことをしているつもりではないのですが、「あ
りがとう」という言葉には、何とも言えない気持ちよさを感じます。
3年生の男児に、さり気ない言葉かけができる子がいます。高鉄棒に届かない
とき、手助けしてくれた高学年に「ありがとう」。友だち同士が向かい合って話
しているところを通るときに「ちょっとごめん」。その言葉はさり気なく、ごく
普通に出てくるという感じなのです。その『普通』というのがとても心地よいの
です。きっと、この子の御家庭では、このようなあったかな言葉が自然に交わさ
れているのでしょうね。
学校では、「あいさつをしよう」と呼びかけ、「迷惑を掛けたら謝る」と言う
ことをことあるごとに伝えていますが、なかなか当たり前の言葉にはなりません。
普通になるためにも、ちょっと意識して、大人も子どもも関係なく、その場で言
い合っていきましょう。一番いいのは「ありがとう」のあとに「どういたしまし
て」、「ごめんね」のあとに「いいよ」などと、一言返すようにしていくことで
しょうか。
地域の皆さんの子どもへの関心に感謝
本年度、5回のクラブ活動は地域の皆さんが講師となって教えてくださってい
ます。高天神コシヒカリの会の皆さんがすすめてくださる5年生のかかし作りは、
小学校前の風物詩となろうとしています。まちづくり交通防犯部の皆さんが、登
校指導あいさつ運動を計画してくださっています。毎朝、子どもの登校について
きてくださる方、交差点で安全指導をしてくださる方。気軽に相談に乗ってくだ
さる主任児童委員・民生委員の皆さん。見かねて草刈りをしてくださるスポ少の
コーチ。その他にも多くの方や団体が、あたたかなまなざしで指導・支援をして
くださっています。
今後も学校、保護者・家庭、地域の皆様で輪を作って、子どもの名前で話がで
きることをめざして、機会づくりをお願いしていきます。