ありがとう - 熊本県教育情報システム

ありがとう
がんばってるよ
本校には、正門、南門、北門の3つの門があ
ります。そのうちの南門に、夏休み前頃から、
写真のとおりの手作り看板が掲示してありま
す。本校は、児童生徒の安全確保のため、車両
は「南門から入り、正門から出る」という「熊
本支援の一方通行ルール」があります。そのた
め、多くの職員や保護者のみなさんが南門を毎
日、通ります。また、南門は市道と校内敷地と
の境にあるため、出水南小学校の児童や地域の
みなさんの目にも触れる場所です。南門付近の
花壇には、年間をとおして、本校生徒と職員が
心を込めて育てた季節の花々が咲いています。
この看板を制作したのは、中学部の女子生徒と担任の先生です。生徒が「あ
りがとう がんばってるよ」と力強い文字を書き、担任の先生がルフィーをは
じめワンピースのキャラクターたちを模写しました。
この看板の「ありがとう
がんばってるよ」の言葉どおり、本校児童生徒そ
して職員、保護者は、熊本地震に際して、全国各地から寄せられた激励や支援
に感謝するとともに、一丸となって、5月10日の授業再開後、地震からの復
旧に向けて「がんばって」きました。
また、例年より10日余り短い夏休み期間中も、本校の先生たちは、専門性
を向上させるために、研修に励みました。一部の研修には、それぞれ50~7
0人の地域の小中学校や高等学校の先生たちも参加していただき、「共に学び
合う」ことができました。
研修の内容も、自立活動、各教科の指導、発達障がい、望ましい行動を促す
指導等についての特別支援教育に関する内容のほか、人権教育、情報教育、い
じめ防止、食育、アレルギー対応、不適正経理、メンタルヘルスなど多岐にわ
たりました。併せて、来年2月4日に本校で開催する文部科学省指定研究
公
開授業研究会(《研究主題》「育てたい資質・能力と指導目標・内容の構造化
~日々の授業改善を教育課程の改善につなげる効果的なカリキュラム・マネジ
メントの在り方~」)に向けて、グループごとの研究会も積極的に取り組みま
した。
そんな先生たちを励ましてくれたのが、小学部中庭の「ひまわり」です。連
日の猛暑の中、すくすくと伸びたのは、小学部5・6年生が1学期間、一日も
水やりを忘れず、大事に育ててくれたからです。
私たち教師も子供たちがこのひまわりのように、すくすくと成長するよう、
今夏の研修で学んだことを子供たちへの教育に生かしていきたいと思います。
9月1日から始まる2学期は、11月の「ゆうし祭」を初め、地域の方々と
本校児童生徒がふれあう学校行事を予定しています。多くの方々のご来校をお
待ちしております。