Ⅱ 授業科目の概要と履修上の注意 授業科目の分類 1 科目区分 科目区分の概要 競技スポーツに携わる人間は,自己の理解とともに,他者につ いて理解することも求められます。他者の理解は, コミュニケーショ 総 合 科 目 ンによって達成され,自分自身と向き合い,他者とともに構成する 人類社会を観察し,自然と対話することによって深めることができ ます。このようにしてもたらされた知識は,人文科学,社会科学, 自然科学として蓄えられており, 「教養」として人類社会に受け継 がれています。 総合教育科目 外国語科目 必 修 外 国 語 将来必要となる実践的英語力を身に付け,国際的視野から異文 化を理解し,今日の社会的要請に則した「使える英語」力を強化 するための科目を設置しています。1クラス30人程度の能力別少 選 択 外 国 語 人数クラス構成の実施と,大学 4 年間を通じて語学を継続的に学 目 念・目的である卓越した想像力・判断力・コミュニケーション力を持 修している科目を設置しています。 日本大学で全学的に導入した 1 年次の科目です。本学の教育理 全 学 統 一 科 つ人間力豊かな,自主創造型パーソンを育成するための科目です。 基礎教育科目 各種コンピュータシステムを利用するための基本的な技能・知 コ ン ピ ュ ー タ 科 目 識・マナーを学び,情報検索を含むインターネット,文章作成,表 計算,プレゼンテーション等のソフトについて,基本的な操作が出 来るようになることを目標としています。 「スポーツ実技」では,基礎体力測定を実施し,体力の現状を 理解します。また,様々なスポーツを通して,生涯にわたってスポー 健 康 ・ス ポ ー ツ 科 目 ツを実践する価値を理解していきます。「スポーツ講義」では,ス ポーツと健康に関わる科学的な理論を学修します。 授業を通して, 健康的な生活に対する自覚と認識を持つことができるようになるこ とを目指します。 10 反省的実践家としての能力を養う科目が中心となり,実技能力を 習得するだけでなく,それらの能力がどのようにして習得できたか 実 習 科 目 について,反省的実践家として客観的に把握できるようにするとと 専門教育科目 もに,それらをコーチの立場になった時にどのように理解すればよ いかを実践的に学修します。 競技スポーツ学の中核領域となる授業科目を配置し,他の専門 基 礎 科 目 教育科目を履修していく上で必要となる理論や知識を学修するこ とを目指します。 基礎科目で学修した競技スポーツ学の中核領域に関する理論と 共 通 科 目 サポート科学の基礎理論をさらに深化させ,競技スポーツにおける 諸問題に対し,幅広い知見から対応できる実践的能力を養うことを 目的とします。 アスリート自身が自分の競技力向上に関わる理論を実践と結び つけながら,反省的実践家として運動創発能力の開発を目指して ア ス リ ー ト コ ー ス 学ぶことに特色があります。このような,アスリートの学びは,自 コーチ・指導者としての学びや,制度・行政面からの施策の提言, 競技団体における強化育成事業などのマネジメントを展開できる能 力を身に付けることを目指します。つまり,アスリートという立場で ス ポ ー ツ サ ポ ートコ ー ス の反省的実践家の学びをコーチとしての学びの基底に据えながら, その学びを深化させるとともに,アスリート,コーチをサポートする 立場のトレーナー,栄養サポートあるいは行政的なサポートなどに 関わる学びを深め,アスリートのサポートを総合的かつ重層的に理 解することを目標とします。 「ゼミナールⅠ」では,専門としているスポーツの競技力を構成す る要因について検討し,科学的な分析を行います。「ゼミナールⅡ」 では,研究テーマを設定し,それに沿った研究計画を立案し,それ を基に予備実験・調査などを行い卒業研究,卒業論文に向けての ゼミナ ール・卒 業 研 究・卒 論 論 文 方法論を確立します。「卒業研究」では,ゼミナールでの研究成果 をまとめ,競技スポーツに関する研究をレポート形式もしくはプレ ゼンテーション形式などを用いて発表します。「卒業論文」では4 年間にわたる学修経験を基に,競技スポーツに関する研究の成果 を論文として集約します。 11 授業科目の概要と 履修上の注意 専門教育科目 選 択コース 科 目 身がコーチという立場になった際の立脚点として生きることになり ます。
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