Page 1 広島県立保健福祉大学誌 人間と科学 4(1) 2004 まず、大会の

広島県立保健福祉大学誌
大
A.
後
Z三
人間と科学
4(
1
) 2004
記
広島県立保健福祉大学放射線学科
小山
矩
まず,大会の開催に御尽力いただいた方々に深く感謝の辞を述べたい。
広島保健福祉学会は
広島県立保健福祉大学教職員の研究・教育の一環として毎年学術大会を開催してきた。
今回は,シンポジウムと特別講演 2題であった。
シンポジウムでは,災害時に何が我々にできるのかを考えるヒントを得る目的で企画した。本学の前身である
短期大学開学の年に関西大震災があり, しかも教員予定者を集めて説明会が催された翌日朝に大災害が起こり強
い印象を我々に与えた。それ以後
災害時には何ができるのか自問してきた。
今回,地震をはじめ,広島で避けて通れない放射線災害,災害時の病態,総括の意味で行政の取り組みをお話
していただいた。シンポジストの皆様に個々の御立場から,災害に対する御考えをご披露して頂き,時間の都合
で討論が出来なかったが頂いたヒントから次に何が我々に出来るかを探りたい。
特別講演で谷川攻ー先生に災害時の救急医学を,柳津信夫先生にまったく予想できない化学物質災害をお話し
ていただいた。個々のご講演は,我々にとって,大変貴重なものとなると確信している。そして今後,何時起こ
るかも知れない災害に備えたい。
この学術大会を教職員が自らのものとして,今後積極的に参加されることを切に望みたい。
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