へそ按腹たより - すぎやま按腹鍼灸院

2016 年 10 月号
へそ按腹たより
へそ按腹普及会 日本事務局
【ご挨拶】
湿気の多い残暑が続きましたが、朝晩は急に気温
が下がる日が増えてきました。余分な湿気や夏の冷
えにさらされた体には、この寒暖の差が少なからず
影響を与えます。よく寒暖差アレルギーとも言われ、
風邪っぽい症状なのに熱は出ない、食欲不振、不眠、
イライラする、疲れやすいなどといった症状が出ま
す。また元々アレルギーをお持ちの方は、この気温
差で症状がひどくなることがあります。こうした季
節の変わり目に起こりやすい体調の変化に対して、
抵抗力をつけ恒常性を保つための按腹をご紹介しま
す。普段の生活におきましては、実りの秋を迎え食
べ物が美味しい季節ですが暴飲暴食にならないよう
にお気を付けください。アレルギー症状がある方は、
山菜などのアクの強い物の摂取はひかえましょう。
お風呂にもゆっくりと入り、リズムの良い生活を心
がけてください。
【肝の按腹】
腰骨(骨盤)の上
の脇腹を、大きく
つまんだり、さす
ります。
【最新活動と按腹情報】
症例:耳下の痛み
こめかみから耳下にかけて痛みがあり、腫れて熱
を持ち、大変硬いシコリがありました。側頭部から
首にかけ痛みがひどく寝返りも出来ない状態でした。
内科で診てもらいましたが、大きな病院の細胞診を
受けるよう紹介状が出されていました。検査の前に
来院されたのですが、お腹を見ると典型的なガンの
お腹です。胃土からの邪が外に広がり肋骨の上に張
り付いており、なおかつ深くまで入り込んでいまし
た。境界線を探しながら治療を行うと間もなく、あ
の激しい痛みは治まりました。患部を触診してみる
と、やはり固い小豆ほどの大きさの塊が 4,5 個ある
のが分かりました。翌日、耳下の腫瘍が悪性なのか
調べるため、紹介状を持って病院に行かれたのです
が、あれだけ痛みと腫れが引いてしまい、触診で腫
瘍を見つけるのが困難になっていました。結局細胞
検査は出来なくなり CT を撮ることになったとのこ
とです。触診したところまだ耳下に熱感があり、圧
を加えると痛みがありますが、本人は痛みと腫れが
引き喜んでいます。
ガンのお腹の特徴
上記の症例も合わせ、医療機関の協力を得ながら
多くのガン患者さんを診せていただき、ガンに特徴
的なお腹を見抜くことができました。胃土の硬さが
深く入り込みながら外にも広がり、肝の肋骨上にコ
リが出やすくなるのが特徴です。胃土の硬さが問題
なのですが、その胃土の邪に直接アプローチしても、
ガンのお腹の胃土は緩みません。
共同研究
医師たちとの共同研究がまた新たに始まりました。
今回は癌を患う患者さんとそのご家族を交えて、講
演と治療、そしてご自宅でもできる按腹指導を行い
ました。癌という病に対して東洋と西洋の医学をい
かに融合させて対応できるかが大きなテーマです。
へそ按腹法を続けることにより、抗癌剤の副作用や
薬を使う量が減り、大きな相乗効果が期待できます。
今後こうした医療期間との研究でデータの蓄積をし、
へそ按腹がどのように身体に作用するのか、科学的、
医学的に証明していきます。
元気スイッチ
三焦、いわゆるへその機能を高め、人間が本来持
つ自然治癒力を発揮する元気スイッチ。先月行った
講演会でのキーワードがこの《元気スイッチ》です。
スイッチが ON になった方々は、夜ぐっすり眠れた、
オシッコが沢山でた、朝食が美味しく食べられた、
夜中トイレに起きなかった、肩こりや腰の痛みが和
らいだ、こんな喜びの声があがりました。皆さんも
按腹しながら、ご自分の元気スイッチのありかを探
しましょう。
お腹特集の雑誌に掲載
『日経ヘルス:ベスト版(10 月号臨時増刊)
』に、へ
そ按腹が掲載されました。お腹特集を組み食事や体
操なども掲載されています。長年様々な健康法を取
り上げてきた中で、へそ按腹が選ばれました。皆様
に感謝申し上げます。大きな反響があったようです。
アフリカ進出
前回は観光ビザしか許可されなかった為、3ヶ月
の研修しか出来ませんでした。今回はアフリカの財
団からオファーがあったので長期滞在の手続きが可
能となりました。財団と言っても資金の援助は有り
ませんが、留学生 3 名の保証人がアフリカで立った
わけです。もちろん国が認めた財団ですので信頼性
があります。引き続き皆様のご支援とご協力をお願
いいたします。今度こそは一年程のビザを取り、し
っかり教育したいと思っています。
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