声 明 文

声 明 文
昨年1月末以降、繰り返し発生している被差別部落を誹謗中傷する差別ビラ
事象は、人権を全く無視するものであり、このような度重なる行為に対し、非常
に強い怒りを覚えるとともに、断じて許すことはできません。
今回の差別ビラ事象は、何度も繰り返し、他人の名前をかたり、被差別部落に
対する誤った認識を世間に知らしめるという、非常に悪質な行為であります。
先月末からは、市内において差別ビラが撒かれる場所の範囲が拡大しており、
市は人権啓発推進本部において全庁体制で早朝パトロールを行っており、警察
へも協力を求めています。
桑名市は、
「桑名市における部落差別撤廃及びあらゆる差別撤廃に関する条例」
を制定し「人権尊重都市宣言」を行っている自治体であり、差別のない明るい都
市の実現を阻害するこのような行為に対し厳しい姿勢で臨みます。
平成28年10月5日
桑名市長
伊
藤
徳
宇