プロポーザル実施要項 - 熊本市ホームページ

平成 28 年 10 月 6 日
熊本市経済観光局観光交流部熊本城総合事務所
「熊本城復旧基本計画策定支援業務委託」
公募型プロポーザル実施要項
1.業務概要
(1) 業務名
熊本城復旧基本計画策定支援業務委託
(2) 目的
本業務は、熊本地震により甚大な被害を受けた熊本城の早期復旧に向
けて、天守閣の優先復旧や文化財的価値を損なわない丁寧な復旧、観光
資源としての早期再生のための復旧過程の段階的公開など、熊本城復旧
の基本的な考え方等に基づき「熊本城復旧基本計画」を策定するにあた
って、被災した石垣・建造物等について、それぞれの被害状況や段階的
公開エリアの設定、それらに付随する技術的課題並びにその他勘案すべ
き事項を整理・調整し、熊本城を効率的かつ計画的に早期復旧していく
ための手順等の立案を行うことを目的とする。
(3) 業務内容
別紙「参考仕様書」のとおり
(4)
履行期間
契約締結日から平成30年3月31日まで
(5)
業務規模
49,000千円(消費税及び地方消費税相当額を含む。)以下とする。
2.担当課
〒860-0804 熊本市中央区辛島町 8 番 23 号桜ビル辛島町 4F
熊本市経済観光局観光交流部熊本城総合事務所(熊本城復旧復元プロ
ジェクト)
電話
096-325-8360(直通)
FAX
096-356-5655
電子メール [email protected]
3.プロポーザル実施要項及び関係書類の配布
(1) 配布方法
1
熊本市ホームページを通して配布する。希望する場合は2の担当課に
おいて配布する。郵送、ファックス、電子メール等による配布は行わな
い。
(2) 配布期間(担当課)
平成28年10月6日(木)から平成28年10月20日(木)まで
の間の開庁日(土日祝日を除く)における午前8時30分から午後5時
までとする。
4.選定方針
本プロポーザルの審査は、二段階審査方式で行う。
第一次審査は、「参加表明書(様式第1号)」の提出者(以下「応募者」
という。)による「配置予定技術者一覧(様式第3号)」により、配置予定
技術者の資格と経験を評価し、原則として、上位5者に「第二次審査参加
資格通知書」を通知する。(第二次審査参加資格決定の通知を受けた者を、
以下「提案者」という。)
第二次審査は、提案者を対象として、技術提案書及びヒアリングにより
評価し、第一次審査の評価点と第二次審査の評価点の合計点が最も高い提
案者(以下「最高得点者」という。)を契約相手方候補者として特定する。
5.プロポーザルに関するスケジュール
平成28年10月6日(木)
公示、ホームページ公開
10月6日(木)
関係書類等の配布(10月20日まで)
10月6日(木)
第一次審査に係る質問書の受付開始
10月13日(木)
第一次審査に係る質問書提出期限
10月18日(火)迄
第一次審査に係る質問への回答
10月21日(金)
参加表明書等提出期限
10月21日以降
第一次審査(書類審査)
10月27日(木)迄
第二次審査参加資格決定通知
10月27日(木)
第二次審査に係る質問書の受付開始
11月1日(火)
現場説明会
11月7日(月)
第二次審査に係る質問書提出期限
11月11日(金)迄
第二次審査に係る質問への回答
11月17日(木)
技術提案書提出期限
2
11月下旬予定
第二次審査(ヒアリング及び審査委員会)
11月下旬予定
第二次審査結果通知
6.参加資格要件
(1)単体企業として参加する場合
次に掲げる条件をすべて満たす者であること。
①熊本市業務委託契約等に係る競争入札等参加資格審査申請書を提出し、
熊本市業務委託契約等に係る競争入札参加者等の資格等に関する要綱
(平成 20 年告示第 731 号)第 5 条に規定する入札参加資格者名簿に登
録されている者。
②地方自治法施行令第167条の4第1項の規定に該当しない者である
こと。
③会社更生法(平成14年法律第154号)第17条又は民事再生法(平
成11年法律第225号)第21条の規定による更生手続又は再生手
続の開始の申立てがなされた場合は、更生計画の認可決定又は再生計
画の認可決定がなされていること。
④熊本市が締結する契約等からの暴力団等の排除措置要綱(平成18年
告示第105号)第3条第1号の規定に該当しないこと。
⑤熊本市から「熊本市物品購入契約及び業務委託契約等に係る指名停止
等の措置要綱」(平成 21 年告示第 199 号)又は「熊本市工事請負及び
委託契約に係る指名停止等の措置要綱」
(平成7年告示第108号)に
基づく指名停止を受けている期間中でないこと。
⑥消費税及び地方消費税並びに熊本市税の滞納がないこと。
⑦業として当該プロポーザルに付する契約に係る業務を営んでいること。
⑧九州内に本店又は支店、営業所等を有する者であること。
(2)共同企業体として参加する場合
構成者が(1)による条件をすべて満たしていることを条件とする。
7.参加表明書及び第一次審査書類の提出
参加を希望する場合は、以下のとおり「参加表明書」他必要書類を提出
すること。
(1) 提出書類
次の書類を提出すること。
ア 参加表明書(様式第1号)
1部
イ 参加資格審査調書(様式第2号)
1部
ウ 配置予定技術者一覧(様式第3号) 1部
(2) 提出期限
3
平成28年10月21日(金)午後5時まで
(3) 提出先
2の担当課
(4) 提出方法
持参又は郵送とする。
ア 持参の場合は開庁日(土日祝日を除く)の午前8時30分から午
後5時まで
イ 郵送の場合は簡易書留郵便にて上記提出期限までに必着(不慮の
事故による紛失又は遅配については考慮しない。)
(5) 辞退
参加表明書を提出した後に辞退を申し出る場合は、その旨を書面で提
出すること。
8.参加資格審査結果及び第一次審査結果通知
参加表明書を提出したすべての者に対して、参加資格の審査結果及び
第一次審査結果を平成28年10月27日(木)までに通知する。
(1) 第一次審査
担当課において、「配置技術者一覧(様式第3号)」をもとに応募者の
評価を行い、原則として上位5者を提案者として選定する。
(2) 審査項目、配点及び審査基準
別紙「審査項目、配点及び審査基準」のとおり。
(3) 参加資格がないと判断した者に対する理由の説明
ア 参加資格がない旨の通知を受けた者は、通知をした日の翌日から
起算して7日(休日を含まない。)以内に、熊本市長に対してプロポ
ーザルの参加資格がないと判断した理由について、書面(様式は任
意)により説明を求めることができる。
イ 熊本市長は、説明を求められたときは、説明を求めることができ
る最終日の翌日から起算して5日(休日を含まない。)以内に、説明
を求めた者に対し書面により回答する。
(4) 第一次審査結果に対する異議申し立ては一切受付けない。
9.技術提案書の提出
第二次審査参加資格決定の通知を受けた提案者のみが提出できる。技術
提案書及び関係書類は次の要領で提出すること。
(1) 提出書類
ア 技術提案書提出書(様式第4号) 1部
イ 技術提案書表紙(様式第5号)及び技術提案書 原本1部、
写し20部
・特定テーマ
4
(テーマ1)「本業務の実施体制」
本業務を確実に実施するために必要な体制、必要な技術者・責
任者の構成・配置・業務遂行における役割分担、提供が必要な資
料の分類・精度、甲及び甲が別途契約する事業者との連携など、
総合的な実施体制・連携体制等について記載すること。
(テーマ2)「復旧手順の立案」
熊本城全体の復旧に向けて、計画区域内で錯綜する施設等個別
の復旧工事の技術的課題及び仮設計画を含めた整理・調整をはじ
め、次テーマの復旧過程の段階的公開に係る所要の工程との整合
を図った効率的かつ計画的な復旧手順の立案について、過去に行
った業務実績を踏まえてどのように立案していくのかを記載する
こと。
(テーマ3)「復旧過程の段階的公開」
熊本城復旧の中で、復旧過程の段階的公開を行う趣旨、公開が
与える様々な社会的・経済的効果を勘案したうえで、単なる修復
過程の公開に留まらない提案並びに公開方法等について記載する
こと。
ウ
業務実施体制書(様式第6の1号、6の2号)原本1部、
写し20部
エ 管理技術者経歴書(様式第7号)原本1部、
写し20部
オ 担当技術者経歴書(様式第8号)原本1部、
写し20部
カ 見積書(内訳記載、様式任意)原本1部、写し20部
(注)見積書の金額は、税込みで1.業務概要(5)業務規模に定め
る金額以内とすること。この金額を超えて見積書を提出した
者は失格とする。
(2)
技術提案書作成の留意事項
技術提案書は次の事項に留意して作成し、確実に実施することができ
る内容で、かつ本業務目的の達成に十分に寄与できる内容とすること。
ア テーマ1、テーマ2、テーマ3についてはそれぞれA3(横置き)
:
2枚以内で記載すること。
イ 文章を補完するためのイメージスケッチ、写真等は使用してよい。
ウ 技術提案書の文字の大きさは10ポイント以上とする。
エ 提出後の技術提案書の訂正、追加及び再提出は認めない。
(3)
提出書類の規格・部数
ア 各書類の用紙規格はA版とする。
イ (1)ア~カ(原本)は綴じずに提出すること。
5
(1)イ~カの各写し20部については、会社名を空欄にするなど会
社名を特定できないよう処理したうえで、技術提案書表紙(参加者
記号を記載すること)、業務実施体制書、管理技術者経歴書、担当技
術者経歴書、見積書、技術提案書の順に一冊にまとめて20部提出
すること。
(4) 提出期限
平成28年11月17日(木)午後5時まで
(5) 提出先
2の担当課
(6) 提出方法
持参又は郵送とする。
ア 持参の場合は開庁日(土日祝日を除く)の午前8時30分から午
後5時まで
イ 郵送の場合は簡易書留郵便にて上記提出期限までに必着(不慮の
事故による紛失又は遅配については考慮しない。)
ウ
(7)
辞退
技術提案書を提出した後に、辞退を申し出る場合は、その旨を書面で
提出すること。
10.質問書の提出手続等
技術提案書の作成及び提出に関し質問がある場合は、質問書(様式第9
号)を提出すること。
(1) 提出期間
第一次審査に係る質問書:平成28年10月6日(木)から10月13
日(木)午後5時まで
第二次審査に係る質問書:平成28年10月27日(木)から11月7
日(月)午後5時まで
(2) 提出先
2の担当課
(3) 提出方法
電子メール(送信後、必ず電話で担当課が受信していることを確認する
こと。)
(4) 回答方法
第一次審査に係る質問の回答:平成28年10月18日(火)まで
第二次審査に係る質問の回答:平成28年11月11日(金)まで
に電子メールにより回答する。
11.本プロポーザルに関する現場説明会
6
本プロポーザルに関する現場説明会を以下の通り開催する。提案者におい
て現場説明会に参加する場合は、平成28年10月31日(月)午後5時ま
でに熊本城総合事務所への参加申込みを行うこと。
(1)日
時
平成28年11月1日(火)14時00分から
(2)集合場所
市民会館シアーズホーム夢ホール入口付近
(3)参加人数
1者につき2名まで
(4)申込方法
現場説明会参加申込書(様式第10号)をFAXにより次の
あて先に送信すること。
※FAX送信後に、必ず電話により着信の確認を行うこと。
〔あて先〕熊本市経済観光局観光交流部熊本城総合事務所(熊本城復旧復元
プロジェクト)
FAX
096-325-8360
TEL
096-356-5655
12.第二次審査及び契約の相手方候補者の選定
第二次審査は熊本市が設置する「熊本城復旧基本計画策定業務に関する
審査委員会」
(以下「審査委員会」という。)において行う。なお、審査
及びヒアリングは非公開とする。
(1)
第二次審査に伴うヒアリングの実施
ア 平成28年11月下旬を予定しており、詳細については別途提案
者に通知する。なお、ヒアリングの順番は、技術提案書の受付順と
する。
イ 出席者は5名以内、本業務の配置予定者とし、代理出席は認めら
れない。
ウ ヒアリングに参加しない場合は、受託意思がないものとみなし、
選定しない。ただし、交通機関の事故等やむをえない事情により出
席できない場合はこの限りでないので、その旨を書面にて提出する
こと。
エ ヒアリング実施日より前に、提案者に対し、技術提案書の内容に
ついて、個別に説明を求める場合があるので、留意すること。
(2) 審査項目、配点及び審査基準
7
別紙「審査項目、配点及び審査基準」のとおり。
(3) 契約相手方候補者の選定
ア 提案者の中から、審査委員会による第二次審査により、契約の相
手方候補者を選定する。ただし、最高得点者が複数いる場合は、審
査委員会で協議し決定するものとする。
イ 最高得点者が辞退その他の理由で契約交渉ができない場合は、次
点の者を契約の相手方候補者とする。
ウ 提案者が1者であっても、審査を行い、契約の相手方候補者の選
定を行う。
エ ア、イ、ウのいずれの場合においても、評価点が6割に満たない
者は、契約の相手方候補者として選定しない。
オ 第二次審査結果については、全提案者に対し郵送により通知する。
なお、結果についての異議申し立ては一切受け付けない。
13.提案者の失格
次のいずれかに該当する場合は失格とする。
(1) 提出期限を過ぎて技術提案書が提出された場合。
(2) 提出書類に虚偽の記載があった場合。
(3) 著しく信義に反する行為を起こした場合。
(4) 会社更生法の適用を申請する等、契約を履行することが困難と認めら
れる状態に至った場合。
(5) 審査の公平性に影響を与える行為があった場合。
(6) 他の提案者の協力者であった場合。
(7) 1.業務概要(5)業務規模に定める金額を超えて見積書を提出した場合。
14.その他
(1) 技術提案書の作成やヒアリング参加等の費用は、提案者の負担とする。
(2) 提出された書類は、保管する部数を除き、シュレッダーにかけ破棄す
る。返却はしない。また、提出された書類は、参加要件の確認及び契約
の相手方候補者の選定以外には使用しない。
(3) 本業務の実施にあたって、提出書類に記載された管理技術者等の配置
予定者は、原則として変更できないものとする。ただし、退職等のやむ
をえない理由がある場合は、同等以上の業務遂行能力を持っていると熊
本市が認めた者に限り変更できる。
(4) 提案時に提出された見積金額は、本業務の業務規模以内で業務実施可
能かどうかを判断するためのものであり、契約額を決めるものではない。
(5) 参考仕様書は本業務のあらましを示すものであり、業務内容の詳細に
ついては、契約の相手方候補者と協議し、本業務の仕様書を作成するも
8
のとする。
(6) 手続きにおいて使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨に限
る。
(参考)関係書類
プロポーザル実施要項
参考仕様書
審査項目、配点及び審査基準
(別紙1)「計画対象区域図」
(別紙2)「主要被害箇所」
(別紙3)「熊本城復旧の基本的な考え方」
参加表明書(様式第1号)
参加資格審査調書(様式第2号)
配置予定技術者一覧(様式第3号)
技術提案書提出書(様式第4号)
技術提案書表紙(様式第5号)
業務実施体制書(様式第6の1号、6の2号)
管理技術者経歴書(様式第7号)
担当技術者経歴書(様式第8号)
質問書(様式第9号)
現場説明会参加申込書(様式第10号)
秘密保持に関する誓約書(様式第11号)
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