群馬県感染症発生動向調査情報 (週 報) 2016 年 第 39 週 ( 9月26日 ~ 10月2日 ) 平成28年10月4日 ■第39週の注目疾病 ( )内の数値: 定点当たり報告数 県内で多くの報告があった感染症及び地域は、次のとおりです。 ●RSウイルス感染症:太田地域(4.67)、前橋市(4.22)、高崎市(4.22)、 渋川地域(3.25)、伊勢崎地域(2.71)、藤岡地域(2.00) ●ヘルパンギーナ:富岡地域(6.50)、高崎市(2.56)、藤岡地域(2.00) ●流行性耳下腺炎:渋川地域(3.00)、利根沼田地域(2.75) ●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:富岡地域(11.50)、桐生地域(5.60) ●インフルエンザ:藤岡地域(2.67) (定点当たり報告数) 疾 病 名 RSウイルス感染症の患者報告数が増加しており、特に1歳以下の患者が多く 報告されています。手洗いを徹底し、子どもが日常的に触れるおもちゃなどは こまめな洗浄や消毒を心がけましょう。 4.0 定 点3.0 当 た2.0 り 報1.0 告 数0.0 RSウイルス感染症 6 0 2.69 ヘルパンギーナ 1.02 1.28 流行性耳下腺炎 0.79 0.95 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.21 1.91 4人以上 2人~4人未満 0.5人~2人未満 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 週 2016 2015 2014 全国2016 ヘルパンギーナ 警報値(基準値6) 警報終息値(基準値2) 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 週 2016 2015 2014 全国2016 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 流行性耳下腺炎 1.5 定 1.2 点 当0.9 た り 0.6 報0.3 告 数0.0 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 週 2016 2015 2014 全国2016 腸管出血性大腸菌感染症 40 2014 N=104 2015 N=99 2016 N=66 30 報告数 6.0 定 点 当4.0 た り 2.0 報 告 数0.0 1.69 ● RSウイルス感染症 地域別 4 2 RSウイルス感染症 定点当たり患者報告状況 8 定 点 当 た り 報 告 数 第38週 第39週 20 10 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 週 2016 2015 2014 全国2016 ■全数報告情報 (診断日を基準に集計) 二類 三類 三類 三類 五類 五類 結核 (潜在性結核感染症) 腸管出血性大腸菌感染症 腸管出血性大腸菌感染症 腸管出血性大腸菌感染症 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 梅毒 ○第39週の報告 30歳代 20歳代 70歳以上 50歳代 70歳以上 40歳代 0 1 2 女 女 男 女 男 女 3 4 前橋市 高崎市 高崎市 藤岡 利根沼田 館林 5 6 7 8 9 10 11 12 月 保健所 保健所 保健所 保健所 保健所 保健所 全数把握類型別報告数 (2016年群馬県累計) 二類 結核 累計 186 ※186例のうち、53例は潜在性結核感染症です。 ※「潜在性結核感染症」は、届出基準における 「無症状病原体保有者」を意味します。 三類 細菌性赤痢 腸管出血性大腸菌感染症 累計 2 66 五類 アメーバ赤痢 ウイルス性肝炎 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 急性脳炎 クロイツフェルト・ヤコブ病 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 【お問い合わせ先】 群馬県衛生環境研究所感染制御センター 電話: 027-232-4881 メールアドレス: [email protected] 四類 E型肝炎 A型肝炎 回帰熱 つつが虫病 デング熱 ライム病 レジオネラ症 累計 14 2 1 1 1 1 29 後天性免疫不全症候群 ジアルジア症 侵襲性インフルエンザ菌感染症 侵襲性肺炎球菌感染症 水痘(入院例) 梅毒 播種性クリプトコックス症 破傷風 バンコマイシン耐性腸球菌感染症 風しん 麻しん 累計 8 2 9 11 2 2 12 1 2 36 2 23 1 2 1 1 1
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