群馬県感染症発生動向調査情報 (週 報) 2016 年 第 35 週 ( 8月29日 ~ 9月4日 ) 平成28年9月6日 ■第35週の注目疾病 ( )内の数値: 定点当たり報告数 (定点当たり報告数) 県内で多くの報告があった感染症及び地域は、次のとおりです。 ●ヘルパンギーナ:富岡地域(7.00)、太田地域(3.50)、高崎市(3.22) ●RSウイルス感染症:高崎市(4.56)、前橋市(3.89)、渋川地域(2.75) ●流行性耳下腺炎:伊勢崎地域(1.86)、渋川地域(1.75)、利根沼田地域(1.75) ●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:桐生地域(7.40)、富岡地域(6.50) ●伝染性紅斑:富岡地域(2.50) 県内のヘルパンギーナは警報継続中です。また、RSウイルス感染症が急増して います。手洗い・咳エチケットなど、感染予防対策を心がけましょう。 ヘルパンギーナ 8 定 点 当 た り 報 告 数 6 警報値(基準値6) 4 2 0 1.5 定 1.2 点 当0.9 た り 0.6 報0.3 告 数0.0 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 週 2016 2015 2014 全国2016 第34週 第35週 ヘルパンギーナ 1.95 2.17 RSウイルス感染症 0.57 1.69 流行性耳下腺炎 0.90 0.69 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.07 1.66 伝染性紅斑 0.17 0.19 RSウイルス感染症 4.0 定 点3.0 当 た2.0 り 報1.0 告 数0.0 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 週 2016 2015 2014 全国2016 流行性耳下腺炎 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 週 2016 2015 2014 全国2016 伝染性紅斑 6.0 定 点 当4.0 た り 2.0 報 告 数0.0 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 週 2016 2015 2014 全国2016 腸管出血性大腸菌感染症 40 警報値(基準値2) 2014 N=104 2015 N=99 2016 N=59 30 報告数 2.5 定2.0 点 当1.5 た り 1.0 報0.5 告 数0.0 警報終息値(基準値2) 疾 病 名 20 10 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 週 2016 2015 2014 全国2016 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 月 ■全数報告情報 (診断日を基準に集計) ○第35週の報告 結核 二類 結核 二類 腸管出血性大腸菌感染症 三類 腸管出血性大腸菌感染症 三類 腸管出血性大腸菌感染症 三類 レジオネラ症 四類 レジオネラ症 四類 70歳以上 30歳代 10歳未満 20歳代 60歳代 40歳代 70歳以上 女 女 男 女 男 男 男 前橋市 渋川 前橋市 高崎市 館林 富岡 太田 保健所 保健所 保健所 保健所 保健所 保健所 保健所 全数把握類型別報告数 (2016年群馬県累計) 二類 結核 累計 174 ※174例のうち、50例は潜在性結核感染症です。 ※「潜在性結核感染症」は、届出基準における 「無症状病原体保有者」を意味します。 三類 細菌性赤痢 腸管出血性大腸菌感染症 累計 2 59 五類 アメーバ赤痢 ウイルス性肝炎 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 急性脳炎 クロイツフェルト・ヤコブ病 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 【お問い合わせ先】 群馬県衛生環境研究所感染制御センター 電話: 027-232-4881 メールアドレス: [email protected] 四類 E型肝炎 A型肝炎 回帰熱 つつが虫病 デング熱 ライム病 レジオネラ症 累計 13 1 1 1 1 1 27 後天性免疫不全症候群 ジアルジア症 侵襲性インフルエンザ菌感染症 侵襲性肺炎球菌感染症 水痘(入院例) 梅毒 播種性クリプトコックス症 破傷風 バンコマイシン耐性腸球菌感染症 風しん 麻しん 累計 8 2 7 10 1 1 11 1 2 36 2 19 1 2 1 1 1
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