群馬県感染症発生動向調査情報 (週 報) 2016 年 第 32 週 ( 8月8日 ~ 8月14日 ) 平成28年8月16日 ■第32週の注目疾病 ( )内の数値: 定点当たり報告数 (定点当たり報告数) 県内で多くの報告があった感染症及び地域は、次のとおりです。 ●ヘルパンギーナ:富岡地域(15.00)、伊勢崎地域(6.00)、高崎市(4.67)、 前橋市(3.78)、利根沼田地域(3.75) ●流行性耳下腺炎:利根沼田地域(4.25) ●伝染性紅斑:安中地域(1.50) ●百日咳:吾妻地域(1.50) 疾 病 名 ★県内でヘルパンギーナの警報が発令中です。飛沫・接触・糞口により 感染するため、手洗いを徹底し、排泄物は適切に処理しましょう。 ★お盆休みの影響により、第32週の患者報告の動向は参考値となります。 ヘルパンギーナ 8 定 点 当 た り 報 告 数 6 0 1.5 定 1.2 点 当0.9 た り 0.6 報 告0.3 数0.0 5.09 3.71 流行性耳下腺炎 0.98 0.80 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.78 1.23 伝染性紅斑 0.33 0.18 百日咳 0.02 0.09 定点当たり患者報告状況 警報値(基準値6) 6人以上 3人~6人未満 2人~3人未満 警報終息値(基準値2) ※赤色(6人以上)は、 警報値以上の地域 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 週 2016 2015 2014 全国2016 流行性耳下腺炎 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 週 2016 2015 2014 全国2016 伝染性紅斑 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 6.0 定 点 当4.0 た り 2.0 報 告 数0.0 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 週 2016 2015 2014 全国2016 腸管出血性大腸菌感染症 40 警報値(基準値2) 2014 N=104 30 2015 N=99 報告数 2.5 定 2.0 点 当1.5 た り 1.0 報 0.5 告 数0.0 ヘルパンギーナ ● ヘルパンギーナ 地域別 4 2 第31週 第32週 2016 N=51 20 10 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 週 2016 2015 2014 全国2016 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 月 ■全数報告情報 (診断日を基準に集計) ○第32週の報告 結核 二類 二類 結核 (潜在性結核感染症) 腸管出血性大腸菌感染症 三類 腸管出血性大腸菌感染症 三類 腸管出血性大腸菌感染症 三類 腸管出血性大腸菌感染症 三類 腸管出血性大腸菌感染症 三類 70歳以上 20歳代 10歳代 60歳代 20歳代 20歳代 50歳代 男 女 女 女 女 男 女 前橋市 前橋市 高崎市 高崎市 高崎市 利根沼田 太田 保健所 保健所 保健所 保健所 保健所 保健所 保健所 全数把握類型別報告数 (2016年群馬県累計) 二類 結核 累計 161 ※161例のうち、46例は潜在性結核感染症です。 ※「潜在性結核感染症」は、届出基準における 「無症状病原体保有者」を意味します。 三類 細菌性赤痢 腸管出血性大腸菌感染症 累計 2 51 五類 アメーバ赤痢 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 急性脳炎 クロイツフェルト・ヤコブ病 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 【お問い合わせ先】 群馬県衛生環境研究所感染制御センター 電話: 027-232-4881 メールアドレス: [email protected] 四類 E型肝炎 A型肝炎 回帰熱 つつが虫病 デング熱 ライム病 レジオネラ症 累計 13 1 1 1 1 1 25 後天性免疫不全症候群 ジアルジア症 侵襲性インフルエンザ菌感染症 侵襲性肺炎球菌感染症 水痘(入院例) 梅毒 播種性クリプトコックス症 破傷風 バンコマイシン耐性腸球菌感染症 風しん 麻しん 累計 8 7 9 1 1 11 1 2 35 2 16 1 2 1 1 1
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