仕様書 - 熊本市ホームページ

熊本市立必由館高等学校教職員用パソコンネットワークシステム機器賃貸借仕様書
熊本市立必由館高等学校
1 導入の目的
本調達は、教育現場の業務においては情報機器の必要性がますます高まってきている。具体的には、
各種報告書類の作成、Web 上での入力、教材作成をはじめとするインターネット検索、各研究部会等の
情報共有化に伴うネットワークの必要性、インターネットメールでの各種添付ファイルの送受信、成績
処理システムの構築・運用、職員業務連絡と多岐にわたっている。
本校職員に対しては、平成 17 年に「情報機器の充実」
・
「ネットワークによる情報の収集、共有化」
・
「学
校業務の効率化」を目指し、教職員用パソコンネットワークシステムの導入を行っており、既存の機器
等を更新して賃貸借契約を行うものである。
2 基本構想
(1) 設置場所
教職員用パソコンネットワークシステム配置図のとおり
(2) 利用グループの設定
生徒実習用グループとは物理的に切り離し、教職員用パソコンネットワークの独自性を持たせ、安
全性を確保する。
(3) 利用目的
学校教育目標を達成するために、わかりやすい授業、社会状況の変化への対応、生徒理解が必要で
ある。これらを、効率よく円滑に進めるために、情報機器を活用する。具体的には、教材研究、教材
作成、各種報告書作成、成績処理、生徒配布書類作成、生徒情報保管、職員連絡、情報検索、情報収
集、データ蓄積、各種試験や生徒調査項目の集計・分析・レポート作成に活用する。
3 機種選定の条件
(1) クライアントの OS は Windows7 Professional 日本語版(Windows10Pro ライセンスからのダウン
グレード)とする。
(2) ネットワークハードディスクを用い、全職員のデータ保存スペース、共有スペースを確保し、
Windows 機能を活用した、利用簡便性かつ安全性に優れていること。
(3) 個人情報保護の目的から、
セキュリティ対策を強化するため以下のソフトウェアを指定し導入を行
う。
ソフトウェア名:HardLockey 職員室(必由館版)
(4) 職員間の情報交換が容易であり、学校業務を効率化するために有益であり、かつ操作性において
短期間にマスターできること。
(5) 運用性、保守性に優れ、予算内での台数確保ができること。
(6) 導入される機器については、熊本市が定める導入指針を踏まえ、環境に配慮した機器であること。
また、すべての機材は、納入時において現行最新機種であること。
O「グリーン購入法」に適合した製品
O「省エネ法」に適合した製品
O「PCグリーンラベル制度」の審査基準を満たしている製品
O「グリーン製品」の基準に適合した製品
O「国際エネルギースタープログラム」の基準に適合した製品
4 賃貸借機器
サーバー 2 台
クライアント PC 33 台
プリンタ(カラーレーザー) 1 台
プリンタ(白黒レーザー) 21 台
セキュリティ 1 式
ソフトウェア
※詳細は別紙本校が要望する教職員用パソコンネットワークシステムの基本仕様書及び付帯条件(以
下「基本仕様書」という。
)のとおり
5 考慮事項
(1) 契約後、導入・運用を速やかに行い、職員研修計画を学校担当職員と相談し計画すること。
(2) 設置及び調整
ア 機器設置については、学校担当職員の指示に従うこと。
イ 機器設置時において既設機器その他の物件に損害を与えた場合は、学校担当職員に報告すると
ともに納入業者の負担において速やかに原状復旧すること。
ウ 電源コンセント及びLANケーブル接続については最短で合理的な設置をすること。既設利用
が困難な場合は、本契約の範囲内で実施すること。
エ 機器設置後、学校担当職員立ち会いのうえ、今回導入した機器については総合作動試験を行う
こと。
オ 機器の保守及び作業上必要な取扱いにあたっては、事前に学校担当職員に説明し、許可を受け
ること。
カ 導入作業にあたっての留意事項
(ア)
基本仕様書にある機器の運搬、搬入、据付、配線、電源の延長、機器接続ケーブル、ソフ
トウェアインストール、調整作業は、全ての費用を含めるものとする。
(イ)
システムの構成機器は設置作業前に新機種提供の場合、学校側の了解のもと新機種納入を
原則とする。
(納入する機器の一覧を学校側へ提出し、承認を受けること。
)
(ウ)
電源接続は原則既設コンセントを利用するが、必要に応じてコンセントからの延長は本契
約に含むものとする。なお、事前に学校側と相談すること。電気容量等に不足がある場合は、
学校側と協議を行うこと。
(エ)
パソコンと接続されるLANケーブルは安全性を考慮し施工すること。
また、これらはすべて本契約に含むものとする。
(オ)
配線については、教職員の動線に考慮すること。
(カ)
各室のレイアウトについては、学校担当職員の指示に応えること。
(キ)
学校担当職員と導入日程の調整を行い、工程表を提出すると共に、機器搬入の際は事前に
学校担当職員に連絡すること。
(ク)
導入するハード、ソフトウェアについては、それぞれメーカー保証があるもので最新版と
する。導入機種及びソフトウェアのマニュアルは全て添付すること。マニュアルが英語版の
場合は日本語で解説した資料を合わせて添付すること。
(ケ)
導入作業に際しては、教職員の仕事の妨げにならないように配慮すること。
作業の安全性には十分留意し、特に生徒等、第三者への安全を確保すること。
また、作業従事者の証として入校許可証を見える位置に掲示すること。
(コ)
機器シールの取り付けについて
導入した機器には、機器シールを取り付けること。機器シールの取り付けに係る費用につい
ては、契約業者負担のこと。機器シールには機種名、設置場所、導入年月日を表示すること。
また、機器搬入及び導入作業にあたって発生する空き箱、塵等は契約業者によって処理する
こと。
(サ)
ソフトウェアインストール及び現場設定に係る費用については契約業者負担のこと。
(シ)
ウィルス対策については、契約業者が責任をもって本構成該当機器の更新及び運用をシス
テム保守内において保証すること。
キ 現地調整にあたっての留意事項
(ア)
ハードウェアは、ケーブル・配線等の接続後、全ての機器個々の設定・動作確認と
学校内ネットワークシステムの構築を行うこと。
(イ)
ソフトウェアは、インストール作業・設定・動作確認まで行うこと。
(3) 保守管理
ア 契約期間中は、常時正常な状態で稼働するよう年1回の保守点検、動作確認点検を学校と打ち
合わせの上、実施すること。
イ ソフトウェアやシステムの保守を本契約に含むものとする。
ウ 導入した機器に異常が発生した場合は、速やかに対応すること。
(原則として当日中に対応する
こと。
)
エ 保守管理のため熊本市内の営業所または代理店に技術社員を常駐すること。
オ 保守にあたっての留意事項
(ア) 修理依頼及びシステム内機器の取扱いに関する相談については電話・メール等により受付け
るものとする。
(平日 9:00~17:00、土・日曜日・祝日等除く)
、契約業者は学校側から依頼
があった場合は、速やかに対応する。原則として、連絡を受けた当日若しくは翌日までに現
地にて着手する。ソフトウェアの異常発生についても、学校担当職員の指示に従い初期のイ
ンス卜-ル状態まで復旧を行うこと。
(イ) 保守点検、修理依頼、またシステム内機器の取扱いに関する相談においては、納入されたハ
ードウェア・ソフトウェアのメーカーに関わらず一元的に受付し、回復連絡までの作業を一貫
して行うことができるサービス体制を契約業者側が整えること。
(ウ) 基本仕様書内「保守管理費」については、保守点検並びに機器修理、障害切り分け、ネット
ワークの復元等に伴う人件費・出張費・技術費・部品費とし、本契約に含むものとする。
(エ) 機器の搬出を伴う修理を行う場合には、事前に学校担当職員に連絡する。また、機器の搬出
が長期(1週間以上)にわたる場合には、学校担当職員と協議の上、代替機を無償で用意するこ
と。
(オ) 保守の際の体制図を学校側に提出すること。
(カ) 賃貸借期間中にOSの更新(Windows7 から Windows10 へ更新・33 台分)を予定しているた
め、更新にかかる費用は本契約に含むものとする。
(キ) その他基本仕様書にあわせて保守を行うこと。
(4) 契 約
ア 契約期間は契約締結日より平成 33 年 12 月 31 日とする。
イ 賃貸借期間は平成 29 年 1 月 1 日から平成 33 年 12 月 31 日までの 60 か月間のリース契約とする。
ウ 契約日より賃貸借期間開始までの間に、運用可能にすること。
エ 賃貸借期間においては、導入機器に対して動産総合保険に加入すること。
(5) その他
ア その他留意事項
(ア) 賃貸借期間満了後は、直ちに賃貸借物件を回収すること。
回収の際に必要となる梱包料、送料、処分料は契約業者負担とする。
(イ) 回収後は、データ消去を行い、証明書を提出すること。
以 上